韓国ドラマ「赤い袖先」
ジュノ/2PMとイ・セヨン共演・第22代王イ・サンと女官の切ない愛を描く歴史ロマンス
あらすじは?
朝鮮王朝21代国王英祖の孫イ・サンは悲劇的な事件で父を失い宮中で孤独に育つ。窮地を救ってくれたドギムに想いを寄せるが再会は叶わず時が流れる。
数年後、成長したドギムは持ち前の聡明さで自分の生き方を模索していたが走っていたところ足を踏み外し近くにいた世孫を巻き込み池に落ちてしまう。
反省文を書くよう命じられ書庫を掃除していると中へ入ってきた世孫を司書と勘違いし無礼な態度で追い返してしまう。怒った世孫は何度も書き直しを命じると次第に距離を縮めていくが勢力争いが激しさを増し命を狙われる
キャストは?
ネタバレ感想/赤い袖先
1話・幼き日の出会い
宮廷に仕える幼い見習い宮女ソン・ドギムは物語を読み聞かせお代を頂戴します。先輩の尚宮たちにバレてしまいます。
嘘を着いたら手を嚙みちぎる獣が入っている箱に手を入れろと命じられ宮女たちはちょっと手を入れて引っ込めます。奥まで手を入れると墨が入っているため手が汚れたドギム以外の宮女は棒叩きを命じられます。
しかしドギムは誘ったのは自分だと白状し、そんな獣がいるならとっくの昔に自分は手を失っていると告げます。
罰として亡くなった暎嬪様のおそばへ行き哀悼を捧げろと提調尚宮から命じられます。
祖母・暎嬪が亡くなった事を知る世孫イ・サンはショックを受けます。危篤の時に面会を願ったが朝鮮王朝21代国王英祖から思悼世子はお前の父親なのかと叱咤され許されませんでした。
父親だと認めたいが口にすると罪人の子として一生過ごさねばならず二度と口にしないと謝罪したが東宮殿を抜け出します。
途中で道に迷うドギムと出会い自分は世孫のお付きの者だと嘘をつき二人で後宮に向かいます。ドギムが堂々と入ろうとしたので許しも得ずに来たんだと白状し塀を乗り越えて侵入します。
サンは祖母の遺骸を前にして最後に会った時に心無い言葉を発してしまったため涙を流し謝罪します。ドギムは心の奥に隠した本心まですべてご存じのはず、風が吹いても灯籠に火は消えなかったから歓迎されていると慰められます。
サンは名前を聞こうとしたが王様が来たので慌てふためくとドギムによって小窓から逃がされます。
ドギムは王様に挨拶し哀悼を捧げにきたと告げると共に暎嬪を見守ろうと言われます。暎嬪も幼いころは宮女であり王の女の証である赤い袖先の上衣を着ているのを見ては心を痛めたと言います。
英祖は側室から生まれた子で王位など望んでなかったが天命を受け王になり暎嬪を娶ったのです。ドギムは出会えたのも何かの縁だと言われ暎嬪が自ら著した貴重な書を贈られます。
ドギムは、どんなに高貴な方でも宮女の最期はむなしく惨めなものだが王の寵愛を受け側室になれば王宮で最期を迎えることができるのだと尚宮から言われます。
サンは禁書とされた史書を読んだのがバレてしまいます。英祖は惠嬪(サンの母)を叱責すると世孫を廃する前に確認するから書を持って来いと命じます。
英祖の側室・淑儀ムン氏が「サンが禁書である史記を読んだから廃する機会を作れ」と言われているのを耳にしたドギムは史書を先に見つけ、英祖はムスリの子だと書かれたページを破り取っていました。
そのため書を確認する英祖から「読むなと命じられていたから守るために破ったのだな」と聞かれたサンは一瞬躊躇するが認めたために許されます。
サンから心当たりはないかと聞かれた忠臣ホン・ドンノはドギムを目撃していたが世孫のために自分が破ったと嘘をつきます。
2話・書庫で始まった関係
数年後、成長した世孫イ・サンは庶民を襲う虎を退治するために狩りにでるが犠牲者が出るだけで姿すら発見できません。
犠牲者は治療の甲斐なく亡くなってしまい全力を挙げて虎を追えと翊衛司(東宮の護衛を担当する官庁)に命じます。
王様には自分から言っておくと告げるが、いきなり足を滑らせたドギムが山から滑り落ちてきて受け止めるとそのまま池に落下してしまいます。
ドギムは刺客ではなく宮女だと必死に訴え謝罪すると反省文を書けと命じられたので、それだけで許してくれるのかと安堵します。
サンは「罪人の子は王になれず」と矢文が放たれたのでホン・ドンノに同徳会を招集せよと命じるが今動けば王様の耳に入ると止められます。
ドギムは書庫の掃除をしながら子供の時に史書を破って世孫を助けた事を思い出します。すると不審な者を見なかったかと突然入ってきた者に偉そうに聞かれ土足で無礼だと言い放ちます。
話す気になったかと金を差し出されたので「世孫の宮女を買収するとは何事だ」とお金を投げ返して世孫とは知らずに追い出します。
提調尚宮から朱子大全の解読筆写を頼まれたドギムは無理だと断るが書の上に高価な飾り物を置かれます。
それを手に書庫に向かうと「金は受け取らないと偉ぶっていたくせに目の前の間者に気付かなかったとは」とサンに詰め寄られます。
いずれ正5品の尚宮になるんだ、見くびるなと訴えるとサンは幼い時に出会った宮女を思い出します。ドギムは提調尚宮に頼まれた仕事をしているだけだと説明し、あなたは世孫様に講義する侍講官だなと言い放つとサンは兼司書ホン・ドンノだと名乗ります。
サンはドギムの朗読会をお忍びで聞きに行くが「私を殺すために生まれた」と父から言われたことを思い出してしまいます。
「小説は心を惑わし好奇心を刺激して興味をそそるための書物だ、聞く者の気持ちなど気にしていないだろう、人前で書を読むな」
ドギムは何様のつもりだと毒づくと兼司書様の文句は言っては駄目だと同僚から注意されます。なんであんな人を皆は気に入っているのかと思いながら歩いていると本物のホン・ドンノと出くわし、とても優しかったので「あのお方が兼司書なら分かるのに」とつぶやきます。
反省文を持ってこさせるサンは筆跡を目にし、そこで初めて山から滑り落ちてきた宮女はドギムだったのかと知ります。
反省文を書きなおせと言われたドギムは書庫に行き、どこが間違っているのかと兼司書だと思っているサンに相談します。何度も何度も書き直しを命じられるドギムが世孫の悪口を言い出したのでサンは詰め寄るが投げられた地図が虎退治に役立つものだったので感謝します。
全17話あらすじ一覧
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3話~8話
9話~14話
15話~17話(最終話)