作品情報/キャスト
チソン主演、正義に対するメッセージを伝える韓国法廷ドラマ
正体不明の疫病が広がり国家的災害事態が2年を経て収束した韓国。政府は国民が直接審判を下す史上初の公開裁判の準備を進めていました。全国民が投票で裁判に参加できるライブ法廷ショーで裁判長として法廷に立つことになったカン・ヨハンは公正な判決を下すことを宣言。正義を具現化し容赦ない追及をすることで知られているヨハンだが最初の裁判を前に怪しい動きを見せ、陪席裁判官のキム・ガオンは疑いを抱き始める。
全16話で紹介
ネタバレ感想/悪魔判事
第3話・地下室の少年
ガオンは盗聴器を回収しに戻ると既にヨハンに気付かれており返されるが爆弾が設置されているのを察知し「危ない」と声をかけます。
ガオンは目を覚ますとヨハンの家にいてゆっくり寝てろと言われます。
判事室で爆破テロが起きたことでマスコミが押し寄せたのでヨハンは応対するために出て行くと公開裁判による脅迫ではと聞かれ何があっても屈せず続けると告げます。
次の被告は誰かと聞かれ権力者の息子で弱者を虐げてきたチュンウォンF&Bのヨンミン副社長だと答えるとテレビを見ていたチャ・ギョンヒ(法務長官)は驚いて立ち上がり帰宅するやいなや息子の頬をひっぱたきます。
スヒョン刑事はヨハンに声をかけ友達のガオンは大丈夫なのかと聞くと無事だが後続テロがあるかもしれないので今いる場所は教えられないと言われます。
その頃、ヨンオク秘書がおぼんを落とした音で目覚めたガオンは大きな屋敷の中をウロウロし書斎に入ると出くわしたヨハンの姪で車イスのエリヤから冷たい態度を取られます。
ヨハンはソナ(財団理事長秘書)に大変な目にあわれましたねと声をかけられ「脅しになる程度に加減されているテロだった」と告げ様子を伺います。
スジョンは判事室の内装業者を訪ねると礼状を持ってこいと言われ退いてしまうが小型の爆弾を見付けたヨハンが問い詰めると権力者に頼まれたのだと命乞いします。
女性と飲みに来ていたヨンミンは店員から車の移動を頼まれたのでキーを渡し勝手に移動しろと告げると自分でやってくれと言われたので暴力を振るいます。
その件について調べていたジンジュ判事は今までは権力者がバックについていた事で示談が成立していたが暴力を振るわれた被害者3人が全員断った事を知ります。そんな中ギョンヒは被害者に圧力をかけます。
被害者3人のうちギョンヒの圧力で二人が示談に応じてしまい残る料理長が出廷します。しかし店が入る建物を業者に買われ店を畳むしかなくなったおばあさんのために訴えないことにすると言い出します。
ヨハンは常習性があると察知し公開裁判で国民に訴えると告げると苦情が殺到したので常習暴行罪として審理すると検察に告訴状の変更を命じます。
ガオンは一室にあった本を手にすると間に挟まっていた自分とそっくりの写真を見つけて驚きます。家政婦ヨンオクがやってきたので誰なのか聞くとヨハンの兄イサク様だと言われます。
この地下室はヨハンの部屋だったが捨て子で虐待されており、いつも庇ってくれていたイサクはなぜなんだと訴えると自分に似ているからだと父親に言われていました。
ガオンはヨハンはどんな子だったのかと聞くと自分に恋する家政婦を2階から飛び降りさせたり会長の愛犬に除草剤を飲ませたりし、会長の他界から一月後に火事でイサクも亡くなったと聞かされます。
第4話・十字架
刑務所に入る事になるのかと動揺するヨンミンは法務部長官の息子だから大丈夫だと父親に慰められます。
法務部長官ギョンヒから呼び出されたヨハンはここまでするのかと詰め寄られ、19年前に有望な政治家を収賄容疑で捜査し冤罪だと知りながら有罪にしたはずだと訴えます。
善良だった政治家は中学生の息子を残して追い詰められて自殺したんだと責めると適正な捜査だったと言い張るので望みは真相を世間に公表する事だけだと言い放ちます。
社会的責任財団と裁判部の一般信頼度が90%を越えギョンヒは困惑します。
ヨハンにパーティー会場に連れた来られたガオンはソナ(社会的責任財団会長の秘書)に挨拶されるとおばさま達に囲まれます。
大統領たちのテーブルに同席するヨハンとガオン。
飲料を注ぎに来た女性店員の様子を目にしたソナはジョンハク財団理事長がセクハラをしたのだと気付き別室に連れて行って殴り踏みつけます。
そしてトイレから出てきたガオンに声をかけイサクは自分たちの財団に全財産を寄付するはずだったが火事が起きて亡くなっていまい奇跡的に助かったヨハンが寄付の約定を覆したんだと言います。
息子のことで世間から冷たくあたられるギョンヒは名誉よりも子を守るべきだと夫に説得され辞任するが厳罰を望みますと会見する彼女を見て野心を優先したなとヨハンはつぶやきます。
裁判ではヨンミンの父親がすべては至らぬ親の責任だと必死に告げ弁護士は大きな家で孤独に育ったのだと訴えます。
ヨハンはある程度同情しながら愛の鞭打ちを受けるべきだと命じるとヨンミンは焦り何度も頭を下げ被害者へ謝罪します。
ヨハンは国民に判断を委ねると70%以上が賛同しており、それを目にしたヨンミンは国民が自分を裁く権利などないと喚くがヨハンは人道的処罰であり国民の選択を尊重し30回の鞭打ちを命じました。
刑執行指示書にサインをしなければならなくなったギョンヒは震える手でサインします。
国民が見ている前で鞭打ちに遭うと映像を見ていた国民は喜ぶがガオンは残酷ではないかと告げ兄イサクを殺したのかとヨハンに聞きます。
ヨハンはガオンの首を掴んでなぎ倒し・・・・
兄イサクは全財産を聖堂で財団に寄付しようとしていたが火災が発生しました。ヨハンは建物の落下で混乱する中から泣き叫ぶエリヤを負傷しながら救出しました。
第5話・宿題
ガオンは10年前の火災事件の事を知り社会的責任財団に対するヨハンの怒りに共感を覚えるが裁判を復讐の材料に使うのはどうかと否定します。
ヨハンは邪魔者は遠慮なく排除するが自分を阻むか自分と行くかしっかり考えるよう告げ、お前といると楽しいから裁判部にまずは復帰しろと命じます。
法務長官ギョンヒは権力を使って牢にいる息子ヨンミンを見に行くと刑を執行され苦しむ姿を目にし涙を流します。
テレビに出演し母親であるまえに正義を司る公職者ですから責任を果たすと告げ休憩に入るとピンチをチャンスに変えるとはさすがだとチョン・ソナに声をかけられます。休憩後、息子の痛々しい写真を目にし涙を流して同情を買うがヨハンは写真は偽物だと気付き誰かの入れ知恵だから調べるよう協力者に命じます。
スヒョン刑事は元刑事の店を訪ね借金と開店資金で10億を超えるのに警察の退職金だけで店を構えられるのかと訴えます。同行していたガオンは財団からいくら貰ったんだと訴えると元刑事は逃走します。
公開裁判に性的暴行罪で起訴された俳優が選ばれます。検事は証拠を手に入れており取調べて否定すれば娘にバレる事になると脅していたため俳優は罪を素直に認めます。
20年の拘束と再犯防止のために除去去勢を訴えられるがヨハンは何かおかしいと思い弁護人の申し立ては次回の裁判にすると告げます。
判事としては去勢などダメだが市民としてはクズだから切って欲しいとジンジュは口にするとガオンは同じ心情だが国が人の体にメスを入れるのはあってはならない事と言います。
裁判で弁護人と検事が激しく口論するなかヨハンは休廷後に去勢はしないが懲役20年に処すと告げます。ただし性犯罪者が集まるアメリカの刑務所で服役するよう命じます。