中国時代劇|後宮の涙
チャオ・リーイン主演による宮廷ラブロマンス!!
懸命な努力と類稀な才能で中国で最初で最後の女性宰相にまで上り詰めたひとりの女官の物語!!
全話鑑賞して見所キャスト、全話ネタバレあらすじを最終回の結末まで感想を交え詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
欲望渦巻く宮廷の中で多くの涙を流しながらも苦難を乗り越え懸命な努力と類まれな才能で宰相にまでのぼりつめていった善良で聡明な女官
北斉の名商・陸家の長女・陸貞は母親を早くに亡くしながらも善良で聡明に育ったが継母の嫉妬を買い父親が殺害されてしまう。皇后に命をねらわれていた高湛(後の武成帝)を助けた事で与えられた玉飾を用いて宮中入りする。
コツコツの昇格を果たし継母を裁判にかけて父の仇を討つが・・・
ネタバレ感想|後宮の涙
3話・命の逃避行
花嫁衣裳のまま逃走する陸貞は偶然にも城内入りを手助けしてあげた高湛と出くわし縛られている縄を切ってもらいます。
高湛は姉・高湘(長公主)の屋敷を訪ねると一人で出かけないで宦官を付けてくれと心配され、これからは慎重に行動すると約束します。
そして長公主の夫である駙馬の徐顕秀と話し合いをすると、報告を受けた皇太后は屋敷周辺に婁家の者を潜伏させるよう命じます。
陸貞は皇帝陛下の側室にお仕えする宮女が募集されているのを知り後宮入りを決意します。官籍は趙夫人が握っているために偽の官籍を作るが遊ばせろと襲われたので反撃して逃走します。
なんとか時間ギリギリに間に合い路珍の名で試験に挑むが蕭貴人の腹心・王璇(尚儀)に偽造がバレて追い出されてしまいます。
徐顕秀との話し合いを終えた高湛は帰路の途中に刺客に襲われ何とか返り討ちにするが怪我を負って倒れます。意識が戻り飛び起きると陸貞の看病を受けており、都から30里も離れた場所で彼女の手が擦り傷に覆われていたので驚きます。
陸貞は医師を呼び行くが自分が殺人未遂犯としてお尋ね者になっていることを知ります。刀が握れなくなった高湛が自害しようとしたので欧治子の剣が泣くし助けたんだから勝手に命を捨てるなと怒ります。
「私は父を殺され義母に結婚を強要されても運命に負けるつもりはない、生きていれば必ず復讐する好機が訪れるはず」
これから後宮入りするのでしょうけど一度偽名を使って追い出されているのでどうするのか?
4話・二人を結ぶ絆
自暴自棄から脱した高湛は、高官な父が亡くなり義母が財産を自分の息子のものにしていたから似た者同士だなと陸貞に告げます。母も亡くなっており諦めない性格も同じだなと告げ自暴自棄になったのは障害ある者は家を継げないという家訓があるからだと教えます。
長公主から贈られた大事な玉佩を預けるが役人が押し掛けてきたので彼女の手を引いて逃げ出します。
しかし、足を滑らせた陸貞が崖から転落しそうになり必死に手を掴んで助けようとするが手を振り払われてしまい彼女は落下してしまいます。
陸貞の捜索を命じていた趙夫人は下流地で花嫁衣裳姿の女の水死体が発見されたと報告を受け満足します。うその報告をさせ捜索を止めさせた陸珠はどうか無事に逃げられますようにと願います。
姉の婚約者だった李誠に嫁ぐよう強いられたにで趙夫人と趙全に不満を募らせ部屋を出て行きます。
崖から転落した陸貞は偶然にも木に引っ掛かってから落下したために助かっていました。
質店へ行き高湛から預かった玉佩を差し出すと貴重すぎて受け取れないと金だけ渡されます。見る目があるなと芝居をうって出て行くが「長公主の物なんか預かったらお咎めを受ける」と耳にし驚きます。
陸貞は宮女になりたいと押し掛けると官籍を偽造した奴じゃないかと王璇(尚儀)に見付かってしまいます。そこに何を騒いでいるのだと婁皇太后の姪・婁青薔(尚侍)が現れたので、これを持って行けば宮女になれると言われたのだと玉佩を見せると採用されます。
王尚儀は官籍を偽造した奴だと訴えるが長公主のものだと言われ引き下がります。陸貞は本名で宮女となるが先が見えない不安が重くのしかかり眠れずにいました。
陸貞は用勤院で一カ月の研修を受けることになるが偽の官籍で受験して追い出された者が何でいるのかと沈碧と陳秋娘に揶揄されます。
宋宮女は陸貞を評価していたが蕭貴妃と似ていて災いに種だと思わないのかと王尚儀に叱咤されます。
長公主がとばっちりを受けなければいいですが・・・!高湛がまた助けてくれるかな?
陸貞は評価されてたし実力を見抜かれていたから出世も早いかなとは思ったが王尚儀に叱咤された宋宮女から嫌がらせを受けそうね・・・
5話・厳しい修業の始まり
陸貞は見習い宮女として研修に励むが宋宮女から執拗な嫌がらせを受けるようになります。それでも聡明な楊宮女が味方でいてくれるので物置で寝る羽目になっても快適だったと前向きに考えます。
しかしまたも嫌がらせを受けたので何で追い出そうとするんだと訴えると上の者の命令だと言われ王尚儀だと察します。
採用してくれたのは婁尚侍なのに邪険にしていいのかと訴えると、引き下がる宋宮女は見習いに脅されてどうするんだと王尚儀に叱責されます。
板挟みに遭う宋宮女は陸貞の身元調査を始め昇級を狙う沈碧と陳秋娘も協力します。しかし長公主の後ろ盾がある以上陸貞に手を出したらマズいと考える沈碧は宋宮女と陳秋娘を使って追い出そうとしていました。
宮中に潜入する罪人だと告発された陸貞は婁尚侍から追及を受けるが似ている者だと誤魔化します。長公主にお聞ききになり本当に罪人なら裁きを受けると訴えると己の推薦で宮女にさせた婁尚侍は外部と私的な連絡を取るのは厳禁だと陳秋娘を責めます。
虚言の罪で棒打ちを命じる婁尚侍は念のため調べるよう命じるとどこを探しても手配者はなかったと報告を受け、私を陥れようとした王尚儀の小細工のようだと結論付けます。
陸貞は告発した陳秋娘が沈碧に見捨てられていたのでお茶を差し出し大丈夫かと優しく声をかけると泣きながら謝罪されます。
婁尚侍は宮女に推薦なさった陸貞をちゃんと面倒見ていると告げるが何のことだと長公主に言われ困惑します。
高湛は訪ねてきた皇太后から弟たちを釈放する条件は何だと聞かれ、私を殺そうとして逮捕されたのに釈放しろというのかと訴えます。暗殺者は魏の者で弟は関係ないと高演に言ってくれれば何でも応じると言われ今後一切私を狙わないよう約束させます。
また国防を口実に徐顯秀を遠ざけたが長公主の帰京はいつでも認めること、政に関わる権限を陛下に返上するよう訴えると皇太后は何も言わず去っていきます。
皇后の任につく蕭貴妃が陛下に誰も会わしていないと知る皇太后は激怒します。高湛は玉佩をある娘に与えたから訪ねてきたら引き止めておくよう願います。
宮女たちは観菊の宴に出席する妃のために靴を作るが陳秋娘が作る靴が宋宮女により汚されてしまいます。陸貞は汚れを活かした刺繍を考えていると何を企んでいるんだと宋宮女に言われ、窮地に陥れられたので起死回生の手を考えているのだと言い放ちます。
高湛は母親を殺したのは婁家であると姉に話していないようだが何も知らせない方が安全かもしれないね。
陸貞さ、下手したら殺されるところだったんだから告発者を庇ってる場合ではないよ。宋宮女は何で陳秋娘の靴に細工したのだろうか・・・