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映画「あやしい彼女」ネタバレあらすじ/73歳のお婆ちゃんが二十歳に若返る、主演多部未華子

 

作品情報・キャスト

「謝罪の王様」などを手掛けた水田伸生が韓国映画「怪しい彼女」をリメイク。

東京下町で暮らす老女カツは奇妙な写真館で写真を撮ると20歳に若返る。神様がくれたチャンスだと考えた老女はオードリー・ヘップバーンと原節子の名前から大鳥節子を名乗り新たな生活を楽しむが・・・・。

◆大鳥節子(多部未華子)◆瀬山カツ(倍賞美津子)◆瀬山幸恵(小林聡美)◆瀬山翼(北村匠海)◆中田次郎(志賀廣太郎)◆相原みどり(金井克子)◆小林拓人(要潤)

 

ネタバレあらすじ/あやしい彼女

 

銭湯でパートする73歳、瀬山カツは神社に行き絵馬に長生きと書きました。

銭湯にやってくる客に雑誌編集長の娘・幸恵とバンド活動している孫・翼の話ばかりするので煙たがられていました。

またカツの唯一の理解者、中田次郎は幼馴染であり、次郎に想いを寄せる相原みどりとは喧嘩ばかりしていた。

オレオレ詐欺に引っかかってしまったカツと雑誌の売り上げが悪く責任をかかえる幸恵が喧嘩になります。

カツはもう好き勝手やらしてもらうと家を飛び出し引き寄せられるようにオードリーヘップバーンの写真が飾ってある小さな写真館に入ります。

 

お婆ちゃんが20歳に若返った

「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」

写真館を出たカツはバイクに乗るひったくり犯を捕まえるがバックミラーを見て驚きます。

ミラーには二十歳の時の自分が映っていました。

カツはしばらく帰らないとメールをして、せっかく若返ったのだから好き勝手やるぞと意気込みます。

大好きなオードリーヘップバーンに変身するが何をしていいか分からずパートする銭湯に向かうと逆上せてしまいました。

名前を聞かれカツは「大鳥節子」と名乗りました。

 

歌唱力

両親を亡くし家が火事になったから行くところがないと説明し次郎の家で世話になる事になりました。

商店街で行われた「のど自慢大会」に飛び入り参加した大鳥は「見上げてごらん夜の星を」を歌いました。

ジョギングしていた音楽プロデューサーの小林拓人は大鳥の声に引き付けられ、たまたまその場にいた翼は惚れ込み聴き入ってしまいます。

翼からバンドのボーカルをやらないかとお願いされ承諾する大鳥だが翼がやっていたロックはただ煩いだけでした。

本物の歌とは何十年も人の心で生き続けるんだと説明した大鳥は「真赤な太陽」を路上で歌い上げるとそこそこ金が集まりました。

 

恋かしら

カツがいなくなり心配する次郎は警察からお金を引き出す動画を見せられ、急に現れた大鳥を疑い捕まえるが逆に拘束されてしまいます。

しかし大鳥節子を見て幼馴染の次郎はカツだと気付き幸恵に心配ないからと伝えました。

大鳥節子が歌う映像をネットで発見した拓人は音楽番組に生出演しないかと声を掛けます。

バンド名「あやしい彼女」として「悲しくてやりきれない」を歌い切ると一気に世間に知られる存在になります。

ロックフェスの出演が決まって拓人と「あやしい彼女」はキャンプでお祝いします。

拓人との距離が急接近した大鳥は胸が高鳴るが次郎は若返ったからって調子に乗りやがってと嫉妬します。

しかし拓人は死んだ母の面影を見てるような気になっていたのです。

 

ロックフェスではオリジナルでなくてはならないが翼が作った曲はなかなか通りませんでした。

拓人は作曲を違う人にお願いしようとするが大鳥は反対します。

「ここで踏ん張れ、おまえが1番聴かせたい人は誰なんだ?!」

大鳥に励まされた翼は諦めずに作曲を始めました。

 

結末/あやしい彼女

幸恵は失踪したカツを調べていました。

幸恵は大人になるまで生きられないと言われておりカツは朝から晩まで働き難病に効く壺を必死に売っていたことを知ります。

また昔の写真を見付け大鳥節子がカツだと気付くのです。

ロックフェス当日、翼は事故に遭いながらも血だらけでやってきました。

救急車で運ばれた翼のデビューがかかっているため精一杯心を込めて歌いきった大鳥は病院に駆けつけます。

 

翼の血液はRHマイナスABであり輸血が大至急必要な状態でした。

大鳥節子は婆ちゃんに戻ると分かっていながら自分の血をすべて抜くよう頼みました。

幸恵は私がいたから何も出来なかった人生をやり直してと言います。

自分の息子は自分で守ると言われたカツだが幸恵がいたから母親になれたんだと感謝し何度生まれ変わってもこの人生を選ぶと伝えました。

〜1年後〜

幸恵とカツは新しくボーカルを入れデビューする「あやしい彼女」のリハーサルを見守っていました。

拓人は怪しい彼女の1年前のボーカルの写真を見ようとスマホを取り出すが大鳥節子だけ消えていました。

まさか!と思い振り返るとカツの姿はありませんでした。

その時カツは二十歳の時の次郎と会い笑っていました。

 

 

邦画
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