作品情報/キャスト
バイ・ルーとライ・イー共演・相性最悪の2人が事件解決のためにタッグを組むラブ史劇
節度使が統治する地方都市・銀城は万華楼を境に上流階級の住む北城と庶民が暮らす南城に分かれていました。南城の覇権を争う竜竹帮の帮主・竜傲一は北城最大の絹織物商家から貴重な金糸が盗まれ当主の李清流に犯人だと疑われる。濡れ衣を晴らすため新絲路で働くことになり李清流から商売の神髄を学び始める。出生の秘密を知った李清流は竜傲一を残して都に戻る決断をするが、謎の陰謀に巻き込まれた竜傲一はある目的を胸に李清流の側室として宮中に入り込む。
全40話で紹介
ネタバレ感想/万華楼
第33話・
李清流は工部侍郎・劉を呼びかつて天運使だったために官用水路について話を聞きます。
先帝の時代に築かれたが官用水路の図面がどこにあるか分からないので竜傲一に漕運の運構図を出させれば解決策がなかったとしても陛下は喜ぶと言われます。
竜傲一は韓昭容の従兄・魏給事に文を届けるよう小芹に託します。宮中で築いた人脈を頼りに皇帝付きの宦官である魏給事から古い官用水路の図を入手しました。
これで李清流を助けられると思ったが李清流と杜小仙の親密な姿が襖に映っているのを目にし耐えられず苛立って妓楼で行きます。
酒をたらふく飲んでいると偶然にも昭王と出会います。喜ぶ昭王だが彼女の心には李清流しかいないのだと知りショックを受けます。
翌朝、目を覚ます竜傲一は李清流にキスされ小仙は自分に布地を見せに来ただけだと言われます。しかし婚儀用の布地だと知り複雑な心境となって離れると官用水路の図を目にした李清流は民用の水路も経由し融通を利かせれば効率がいいと言います。
区間ごとに専用船を使えばいいのだと気付くが翌日の朝議で昭王が先に思い付いた策を進言していました。
李清流は昭王とまったく同じ意見だったが上奏書を用意していたので皇帝に渡します。しかし白紙を出すとは何事だと投げ返され盗まれたのだと気付きます。
第34話
3年間、独孤皇后が眠る棺を宮中に置いたままにしとくのは陽の気が強すぎて皇后が安らげないと龐は進言します。
皇帝は陵墓は遠いので近場の青竜寺なら移してもいいと受け入れます。
竜傲一はお腹を少しふくらませた衣を着て李清流を喜ばせようとするが小仙にお付きの者がわざと転んで衣に掴んで破りました。
李清流は偽りだったのかと気付き、平然と嘘をつくのは下流の女だと言い放ちます。
竜傲一は均王府を出て行くと小芹や清滝号の仲間は必死で捜すが見つかりません。太妃と会話し懐妊していなくても愛する竜傲一であることに変わりはないと気付かされた李清流は彼女がどこにいるのか心配します。
雷雨の夜、李清流は捜しに出るが行き場を失った竜傲一が均王府の門前で雨宿りをしていたので抱きしめもう二度と離さないと誓います。
青竜寺は太宗の治世に釈迦牟尼の指の舎利が置かれ民や皇族の祈願の地となっていました。
李清流に連れられ向かう竜傲一だったが懐妊している場合、麝香が多く含まれる煙はお腹に良くないという事で入れませんでした。
そこで赤い湿疹が空中にある僧侶を施術する住職を目にし李清流に報告します。
第35話
今年の秋の狩りは南苑にある狩場で行われることが決定し皇太子や李清流、昭王が競うことになります。
小仙が舞を披露し徳妃が喜ぶなか、竜傲一はもっと面白い踊りがあると公主に告げると皆が集まってきます。
林の中になぜか皇太子の矢筒が落ちていたので手にすると見られていることに気付き何者なのか公主に聞くと龐家の身内で宮中を護衛する神策軍だと知らされます。
泥棒が使う鍵針がかかっていたので何者かがすり替えたはずだと疑い李清流のもとに向かうと皇太子が放った矢が向かってきます。
偽装していたお腹に刺さったので慌てて引っこ抜き捨てるが後で捜しに行くと見つかりませんでした。徳妃が皇太子を利用して闇討ちを狙ったはずだと疑うが李清流は証拠がないと言います。
竜傲一は宮中の一角に宦官や女官が気楽に集える場を作ろうとすると徳妃の腹心に邪魔されるが太妃に救われ誰も手出しできなくなるからと印章を貸し与えられます。
太妃からの贈り物の中に御殿桜の錦鯉の簪があり唐が開国した時期の物だと知ります。
宦官の格好をして崇文館に潜入した竜傲一は亡くなった独孤皇后とその娘・華陽公主の遺体に赤黒い痣があったという記述を目にします。錦鯉についてはページが破り取られておりどうゆうことなのかと考えます。
竜傲一は崇文館で調べたことを伝え青竜寺で見かけた僧侶の体にあった痣と同じではないかと告げると李清流は生母の目尻にも痣があったとばあやの言葉を思い出します。
かつて皇后付きの宦官だった住職に徳妃の絵を見せて命を狙われたのかと聞くと脅えながら頷きました。
徳妃は青竜寺の陵墓を崩壊させて李清流の命を狙ったが失敗に終わります。小仙は竜傲一に対抗することは約束したが李清流の命まで狙うとはどうゆう事かと杜長風を責めます。
杜長風は陛下に縁談を撤回してもらおうと思ったが徳妃が現れ逆に疑われるし李清流は知りすぎたのだと言われます。
第36話
徳妃が画仙紙に毒を染み込ませて独孤皇后や華陽公主を殺し皇太子にも同じ手を使って毒殺を試みたと李清流たちは突き止めます。
皇太子府の紙を調べ皇太子の証言が得られれば徳妃は言い逃れできないと思います。
李清流は朝議の場で徳妃を告発しようとすると昭王が先に徳妃が謀反を企てたと告発したので驚きます。
徳妃は多くの命を奪い、その中には独孤皇后に公主、そして李清流の生母も含まれ、明日の君主である皇太子も標的にしたと訴えます。
李清流は徳妃は捨て駒だったのかと気付くと、皇帝に呼ばれた徳妃はすべて事実だと認めました。
丞相から進言され、皇帝は徳妃とその一派の身辺を調査するよう勅命を下し昭王の身分を庶子に落とし大理寺に監禁しました。
竜傲一は錦鯉の玉佩を見せても徳妃は無反応だったので黒幕がいるはずと思います。黒幕である丞相に毒を差し出された徳妃は李清流を倒さねばやられると昭王に言い聞かせ命を落とします。