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「大明皇妃」全62話ネタバレあらすじを最終話の結末まで紹介

中国ドラマ/大明皇妃

15世紀に明朝を救った実在の皇后をモデルに中国演技派女優タン・ウェイが主演を務めた中国歴史ドラマで2019年に視聴率1位をたたき出した作品。

 

あらすじ

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14世紀末の明で洪武帝の死をきっかけに「靖難の変」が起こり建文帝から帝位を奪った燕王は旧臣を虐殺して永楽帝になる。
この政変で両親を殺された8歳の若徴は4歳の妹・蔓茵と生き別れになってしまう。
若微は父親の知人である将軍・孫愚の養女になり、蔓茵は燕王の息子・朱高熾と孫・朱瞻基に助けられ宮中で胡善祥として宮中で美しく成長する。
復讐心を秘めた2人は永楽帝の孫でのちの宣徳帝となる朱瞻基と運命の出会いを果たす。
 

キャスト/相関図・タン・ウェイ主演

(公式サイト参照)

若徴(タン・ウェイ)蔓茵/胡善祥(ドン・ジアジア)朱瞻基/宣徳帝(チュウ・ヤーウェン)朱祁鎮/英宗(レイEXO チャン・イーシン)朱棣/永楽帝(ワン・シュエチー)朱高煦(ユー・ハオミン)朱高燧(ルワン・ユエンフイ)安貴妃(チャオ・インズ)朴妃(スン・シャオシャオ)徐浜(チャオ・ジュンユー)張妍(ウー・ユエ)朱高熾(リャン・グァンホア)など

 

全62話ネタバレあらすじ一覧

 

 

1話「引き裂かれた姉妹」

建文4年・「靖難の変」が起こり南京城は火の海となりました。謀反を起こし即位した燕王(朱棣)は永楽に改元すると建文の旧臣殺戮を命じました。

御史大夫を務めていた父親と母親を目の前で殺された8歳の長女・若徴は父親の知人である将軍・孫愚に助けられ養子となり、引き裂かれてしまった4歳の妹・蔓茵は燕王の息子・朱高熾と孫・朱瞻基に助けられ宮中で胡善祥と名を与えられ尚儀様に育てられます。

朱瞻基はなぜこんな惨い事をするのか目を瞑りたくなるが燕王は未来永劫の賊となったと後悔していました。

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10年後、若徴は義父や生き残りの一族と共に都に戻り凱旋する朱棣(永楽帝)を襲撃するが馬車をひっくり返すともぬけの殻となっており読まれていました。守る立場であった皇太子の父親が責められていたので朱瞻基は「凱旋は国を挙げての祝い事ですので城内を捜索しては民を動揺させ慶事が台無しになる」と進言します。

義父に手を引かれ逃げてきた若徴は「捕まった者が吐けば我々の命はない」と言われるが共に育った聶興をほっとく事ができません。

そこに綿衣衛に入り有能な者を選んで調査をするよう命じられた朱瞻基が骨董品店にやってきました。

 

2話「危険な賭け」

男装している若徴は低い声で接し凜々しいお方だと褒め讃えると酒でも飲もうと誘われます。父親が重篤で・・と伝えようとすると「お嬢さん、折れた矢を隠したな」と耳元で言われました。

女性である事も刺客の仲間だという事もバレていたので若徴は従うしかありませんでした。

孫愚(義父)に連れられ秘密アジトに案内された若徴はここで皇帝陛下と呼ばれる者から何かの鍵を授かり都にいられるよう手配されるが孫愚から朱瞻基を始末しろと命じられます。

仲間を手配すると言われた若徴だったが「あの連中は何者なのか」、そして運ばれてきた酒器を見て「どこを回転させれば毒酒が出るのか」と聞かれます。

バレている事に戸惑いながらも「何も知りません。疑うならさっさと殺せ」と強気に出ると「潔白を示すなら飲め」と言われます。震える手で飲もうとすると手を掴まれたので「あなたが殺すはずない。そのつもりなら店で手を下していたはずだ」と訴えます。

笑顔を見せる朱瞻基は若徴の手を掴み二階から船に飛び乗ると1階で睨み合っていた綿衣衛の兵士と刺客は互いに背を向け去って行きました。

 

3話「虎の親子」

永楽帝は解縉が描いた虎の絵を皇太子・朱高熾に授け「心情に合う詩を書きたいが浮かばぬ」と伝えます。

朱高熾は弟の高煦の方が皇太子の任にふさわしいから位を譲りたいと意向を示すと「謀反を企ててるのか、出て行け」と叱咤されます。

朱瞻基は入り口に立つ胡善祥を笑わせ満足するが、皇太子妃・張妍の前で笑うとは何事かと胡善祥は尚儀に頬を叩かれます。朱瞻基は両親が話し込んでいる隙に詩に悩んでいるという虎の絵を持ち帰ります。

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若徴は朱瞻基に頼み盗賊や反逆者が収監される牢獄を案内してもらうが高煦がやってきてしまいす。勝手に中に入れたとなると問題になるため朱瞻基は逃走を図るが外門が開きません。若徴は秘密アジトで授かった鍵を何気なく渡し試して見てと伝えると解除されたので朱瞻基は驚きます。

なんで持っているんだと責められる若徴は1日歩き回ってお腹空いているから先に食べさせてと駄々をこねると邸宅に案内されます。虎の絵を見た若徴は気が合わない親子の虎だとつぶやくと朱瞻基が食いついたので「詩を書くから今は鍵のことは聞かないで欲しい」とお願いしました。

永楽帝は「高煦を斬れ、いなくなれば退位の事なんて考えないだろ」と朱高熾を責め立てます。そこに虎の絵が届くと「虎は百獣の王なり、誰もが彼を恐れている。ただ親子の情あるのみ、一歩進んでは子を顧みる」と書かれてあり涙を見せます。

廃位されず命も救われ高煦も斬らずに済んだ朱高熾は安堵するが道理に反した言い争いをしてしまったので高煦と共に謝罪に向かいます。

 

4話「帰還の日」

孫愚に帰還すると言われた若徴は捕らわれた仲間をまだ救ってもいないと激怒し「私が救う」と言い放つが皇甫雲和にお前では無理だと笑われます。

その頃、芸文館の李文和が公主一行を率いてやってきます。安貴妃は妃として献上された朴妃に「ここは孤独すぎる場所だから私より先に逝くといいわね」と告げます。また永楽帝は謝罪に訪れた朱高熾を高煦や重臣達の前で強引に座らせ「皇太子は決まったから天下は安泰だ」と言い放ちました。

戦いで功績を残してきた第2皇子・高煦は「なんで認められないのだ」と第3皇子・朱高燧に不満を漏らします。雲南行きを命じられれば皇位は遠ざかり皇太子一派の独壇場になってしまうため皇太子の首を刎ね皇位を手に入れた秦王の話をします。

若徴は帰還させられそうになったが運良く朱瞻基に誘われたので馬に乗って付いていきます。弓で遊んだあと再び牢獄を案内してもらうがその中には誰でも白状すると恐れられる天牢が存在していました。

案内をされる若徴は悲鳴が響き渡っていたのですぐに出ようとするが「外門の鍵をなぜ持っていたのだ。陛下を狙った刺客とどんな関係だ」と問われます。

 

5話「不穏な動き」

閉じ込められてしまった若徴だが恵みの雨によってなんとか生き延びます。孫寓は戻らない若徴を心配し刀を手に探しに行こうとするが見回りが厳しく出ることができません。

若徴は目覚めると「疑いが晴れたから治療を施した」と朱瞻基によって解放されていました。鍵をなぜ持っているかは今は言えないから牢に戻すぐらいなら殺せと伝えるが「聶興とゆう者を助けたいのだろう、なんとかしてやる」と朱瞻基に言われます。

若徴は面会させてもらい「逆賊と聞いて驚いた。命が惜しいなら事実を話して」と我慢して言い放ちます。

朱瞻基は聶興を連れて行き「建文はどこだ。永楽帝は和解を望んでいる。協力してくれ」と伝えるが父親や仲間を失い孤独になった聶興はさっさと殺せと言い放ちます。

「ここを出ても若徴に関わるな。お前は逆賊だ、関われば女も犠牲になるぞ」

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朱瞻基は高煦のお見舞いに行くと炉をたいて咳き込んでいるだけだと気付きます。すると高燧がやってきて「皇太子に命じられて様子見に来たのか」と言われます。

高煦が雲南に行きたくないから芝居を打っているのだろうと気付く朱瞻基はやれやれと思いながら二人の話を聞きます。

「あんな体では兵を率いて雲南に行くことは出来ない、陛下にそう伝えよ」と高燧に命じられます。

二人が治療のため温泉に行くと出掛けていったので朱瞻基は「嫌な予感がする」と父親に伝えます。

 

6話「くすぶる火種」

兵を引き連れて夜中に「交代の時間だ、門を開けよ」と高煦は命じるが出迎えたのは御林軍を率いる朱瞻基でした。

「温泉で療養中だというのに兵を引き連れて慌てて戻ってこられるとは。中に入るのは一人でお願いします」

火薬庫に向かった高燧は届けられていた聖旨により足止めされている事を知った高煦は朱瞻基に従い一人で中に入っていきました

高煦と高燧は外で跪きながら「兵の交代の時間だから無実なはず、誤魔化せる」と話し合います。中では陛下が「私が気付かなければお前は首を刎ねられていたぞ」皇太子を叱咤していました。

お人好しの皇太子は「謀反の証拠はないですから」と弟を庇うが「雲南行きを命じたのに高煦は兵部に印も返さず温泉と偽って湯山で兵を動かし、高燧は火薬庫を狙った、これが兵の交代か?」と考えさせます。

「父上の親征に欠かせぬ立派な大将です。私の首より国の将来が大事ですので牢に入れてはなりません」

皇太子の人徳に感動した陛下は二人を解放するが「好機はいつか訪れる」と高煦に反省はありません。

一方、若徴は朱瞻基のおかげで酒に酔った兵と一緒に牢屋に侵入し聶興など仲間を脱獄させる事に成功します。勝手な行動を取ったことで地下組織の陛下に呼ばれるが「仲間を多く失った。罠だと知りながら何故実行させたんだ」と怒りをぶつけます。

若徴は感謝を伝えに行くと「これからは良民になると誓え、返事は急がない」と朱瞻基に言われます。

 

 

7話~18話

7話・8話・9話・10話

建文帝から国を奪い肉親を殺した罪の意識に苦しんでいた永楽帝は肉親を殺さないと息子たちに誓わせる。若徴たちを支援していた陛下の正体が明らかに。朱瞻基と急接近する若徴は10年振りに妹と再会するが・・

11話・12話・13話・14話

仇討ちのチャンスを掴む若徴だったが牢獄されている仲間を救うために盾となって陛下を守る。朱瞻基は孫若微に孫愚たちを捜し出し、遺児たちのためにも靖難の役の間違いを正してやると約束するが・・・

15話・16話・17話・18話

孫若微は永楽帝と建文帝の再会に力を尽くすが何者かが永楽帝を暗殺しようと襲い掛かり刺客を矢で射ると聶興だと気付く。若微と胡善祥は互いに生き別れた姉妹だと気付き抱き合う。

19話~29話まで

19話・20話・21話・22話

孫愚は若徴の幸せを願い経歴を書き換え自ら命を絶つ。科挙の合格者・于謙は泥酔状態で出席し国の政策を批判して不興を買う。朱瞻基は若微と善祥どちらを正室に選ぶか選択を迫られる。

23話・24話・25話・26話

朱瞻基は胡善祥に如意を渡す。永楽帝は朱高熾から財政が逼迫しているから戦を中止するよう進言を受けるが自分の意志を通し出征を命じる。明の軍営にオイラトの首領の孫エセンが来訪し永楽帝は自分の代わりに瞻基を皇帝役に立て会わせるが見抜かれる

27話・28話・29話

天幕が襲撃され于謙は早く逃げるよう伝えるがハシジュスは明の兵たちを斬りつけ正体を明かす。楊士奇、楊溥、楊栄の3人は皇太子の寿命が長くないと知り朱高煦と朱高燧が野心をあらわにすることを恐れ永楽帝に届けるべき診療録を隠蔽する。

30話~40話まで

30話・31話・32話

明軍はエセンの部隊に奇襲され大量の兵を失うが永楽帝は後退を許さず全力で戦えと命じる。決死の訴えを聞いた永楽帝は皇太子の即位を認め他界する。瞻基は高煦と朱高燧に崩御を隠し皇太子の即位を画策するが重病の高熾自身が即位を拒む。

33話・34話・35話・36話

永楽帝の葬儀に参列するため都へ戻った朱高煦と朱高燧は永楽帝の崩御をなぜ隠していたのかと朱高熾を問いただし読み上げた先帝の遺詔は偽物だと言い放つ。皇帝となった瞻基は高煦が率いる反乱軍と対峙する。

37話・38話・39話・40話

胡善祥の禁足を解くよう頼む孫若微は徐浜が鄭和に同行して航海に出たと知る。皇后である胡善祥は宣徳帝の子を懐妊するが孫若微のお腹の子に嫉妬し関係が気まずくなる。朱高燧はオイラトのマフムードや靖難の遺児と高煦の結託の事実を暴くが・・・

41話~52話まで

41話・42話・43話・44話

オイラトが侵攻したとの知らせを受け宣徳帝は自ら出陣しマフムードが率いるオイラトの主力軍との決戦に挑む。皇后を廃された胡善祥は朱祁ギョクとともに尼寺に送られ新しく孫若微が皇后に冊封される。若微は幼い皇帝を補佐し、奏状への対応に追われる日々を過ごすが・・・

45話・46話・47話・48話

張克倹の行なう略奪はオイラトとの衝突を招いており孫若微は回避しようと息子を説得するが朱祁鎮は取り巻きに唆されるまま太宗皇帝や先帝にならって自ら親征したいと考えるようになる。

49話・50話・51話・52話

勝手な行動により正統帝(朱祁鎮)はオイラトの首領エセンに捕らわれる。わが子を切り捨てる覚悟で心を鬼にして孫若微は敵と戦うことを決意しセイ王・朱祁ギョクへ譲位を考えていると告げるが・・・。

53話~62話/最終話まで

53話・54話・55話・56話

皇太后・孫若微は正統帝を廃することを決心し皇太妃・胡善祥の息子の朱祁ギョクを景泰帝として即位させるがオイラトへの砲撃が開始されてしまう。徐浜は敵地に赴き祁鎮のそばで仕えることを申し出て若微は息子の帰還をひたすら祈る。

57話・58話・59話・60話

エセンが北京へ使者を送り明と和睦を結ぶとの知らせが祁鎮たちのもとへ届く。朱祁鎮は北京へ無事に帰還を果たしチムグ達と南宮に住むこととなる。三辞三譲の儀で復位する意思がないことを皆の前で宣言するが・・・

61話・62話(最終回)

景泰帝は祁鎮の復位を祝福する言葉を聞くと丹薬を飲んで自害し于謙は景泰帝が登用していた官吏らとともに詔獄に入れられる。孫若微は于謙の助命を懇願し続けるも聞き入れてもらえず祁鎮と親子の縁を断つことに、自らの生い立ちを祁鎮に打ち明けその場を去る