中国ドラマ「永楽帝 大明天下の輝き」
明の最盛期を築いた第3代皇帝・永楽帝の波瀾万丈の生涯を描いだ作品
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじは?
明朝の太祖・洪武帝の四男・燕王の朱棣は軍略家として成長していたなか、皇帝から寵愛を受ける長男・朱標の息子・朱允炆が皇太孫に指名された。
洪武帝が崩御すると朱允炆は第2代皇帝に即位し建文帝となるが、その地位を固めるために皇族たちの王位を次々と廃止していく。
これに対し燕王・朱棣は北平にて挙兵し首都・南京を陥落させて第3代皇帝・永楽帝として即位する。5度の漠北への親征、安南奪還、永楽大典などの勅撰書の大編成事業などを手掛けたほか、都を北平に遷都し明を全盛期へと導いていく。
キャストは?
全45話あらすじ一覧を最終話まで
1話~4話のネタバレは同じページにジャンプします。
1話~4話
5話~12話
13話~20話
21話~28話
29話~36話
37話~42話
43話~45話/最終話
ネタバレ感想/永楽帝
1話・血塗られた漠北
明朝初期、太祖・朱元璋は北元の残党を駆逐すべく幾度も征討軍を幕北に派遣しました。
燕王・朱棣(四皇子/後の永楽帝)が漠北の地に想いをはせながら都で気ままに暮らしていたころ朱元璋は北元が軍を破って勢いずいたので中書右丞相・徐達を征北大将軍として北伐させれば朝廷の声威を高めることになると進言を受けます。
李文忠(曹国公/字は思本)が敵の奇襲に遭い大敗したので朱元璋は徐達の派遣を決意するが、徐達の長女・徐妙雲を朱棣に嫁がせようとしていたことで反感を買います。
2話・婿殿への洗礼
徐妙雲は父・徐達が遠征に出るので準備に取りかかっていると太祖・朱元璋の4皇子・朱棣と縁組の話を持ち込まれた、娘を担保に差し出す真似はできないと父が怒っていました
朱元璋の長男で皇太子の朱標からしっかり徐達と話し合えと言われた朱棣は返事をすると朱雄英(太子の長子)と朱允炆(太子の次子)が駆け寄ってきたので抱き抱えます。
皇太子の側室・呂氏がやってきたので挨拶すると彼女は皇家の血を引く者なんだから遊んでばかりいてはダメだと朱允炆を叱責します。
太祖は朱棣がいなくなったと知りさっさと捕まえろと命じるが面子を潰すことになってしまうと皇后馬氏に止められます。
宮人に噂話を禁止させ背けば100叩きの刑に処すと告げる朱標は河南では5人以上の公侯が民田の不法占有に関与をしていたと報告します。数年後には二弟・朱樉(秦王)と三弟・朱棡(晋王) が封地で軍を率いるので事が大きくなれば諫官たちが黙ってはおらず糾弾されれば朱棣に北平を任せられないと告げます。
徐妙雲は刺繍をしていると朱棣が逃げたと弟から知らされるが昨夜だと言われ逃げられるわけないと思います。釈明のために徐達を訪ねる朱標だったが最後に会った時間は門が閉ざされてる時間であるため外に出るとしたら兵士に扮するしかないと気付き、手助けした12皇子・朱伯を叱責します。
秦王妃は北元の将軍・擴廓帖木児の妹であり朱棣と徐達が遠征に向かったと報告させます。徐達は朱棣が秦王妃から甲冑などを揃えて貰ったと知り名簿を見て護衛軍百戸・朱四郎を呼ぶよう命じると予想通りその者は朱棣でした。
皇子であろうが40叩きの罰を与え、お許しにならないのなら縁談もなかったことにと陛下に告げます。陛下から北征に加わり凱旋したら徐妙雲を娶るかすぐに皇宮に戻り縁談を破綻にするかどちらか選べと命じられる朱棣は北制に加わるが娶らないと告げます。
3話・公主の密命
包囲され半月が経つ明の武将・耿炳文は食糧や水が底を突いてしまい捕虜の命と引き換えに包囲を解くよう交渉するしかないと思います。
使者として張玉と盛庸が名乗りを上げたので許可を出すが説得できなければ捕虜を始末すると告げます。二人は北元軍の主将である拡廓帖木児の娘・伯雅倫海別から密命を託されており「明が自分を生かすのは大王を脅すためだ。皆が解放されれば命を絶つゆえ即座に明を討ってほしい」と伝言を伝えます。
「捕虜をすべて解放せよ、一人でも少なければ即刻侵攻する」
耿炳文は要求通り従うが伯雅倫海別を救出しに来るはずと読んでおり身代わりを用意させ張玉を捕えます。張玉と伯雅倫海別は盛庸が裏切ったと知って激怒するなか伯雅倫海別を人質に取りながら明軍は脱出します。
耿炳文は包囲が解けていない事に気付くと「公主を放せばこのまま見逃すが少しでも傷付ければ数万の騎兵が金陵に攻め入る」と要求されます。
援軍として漠北に向かっていた朱棣は傅友徳将軍に同行して駆け付け耿炳文に加勢します。徐達は藍玉が負傷していると知り手当てを急ぐよう命じると朱棣は逃げていた伯雅倫海別を捕え戻ってきます。
藍玉を撃った刺客は伯雅倫海別だと耿炳文は告げると始末するべきと皆が賛同するなか朱棣は藍玉が女を辱めたからであり軍律に照らし裁きが済むまで殺してはいけないと庇います。
4話・飴と鞭
太子(朱標)は親軍都尉府左衛指揮副使・朱暹を呼び陛下に謁見する韓国公を屋敷まで送るよう命じます。すると太祖・朱元璋に呼ばれたので韓国公にほだされ藍玉を許せば臣下の前で自分の面子を潰すことになる告げます。
韓国公は老いて分別を失ってるし徐達は大将軍に戻り慣例で中書省の職とは兼任できないので劉伯温はどうかと推薦します。
朱棣は徐達に謁見し傷も癒えたので当直に戻ると告げます。伯雅倫海別を連れてきたが軍に女子は置けないと言われ、朱樉(秦王)のもとに移送し秦王府で二姒上に任せればいいと告げます。
淮西派と呼ばれる開国の功臣たちの増長に対し朱元璋は重臣・李善長を通じて警告を与えるが中書省参知政事の胡惟庸を中書左丞とします。劉伯温は右丞相になれるが御史台は誰に任せればいいのだと太子に告げると外敵に勝つためには朝廷の安定が不可欠だと先生は分かっていると言われます。