作品情報・キャスト
逆境を乗り越えていくヒロインと記憶を失った溺愛殿下の一途な愛を描くロマンス時代劇
織物業を営む謝家の娘・謝小霓は宮中に生地や衣類を納める商家を決める錦繍大会が開かれると知って張り切が陥れられ家も家族もなくなってしまう。家族の恨みを晴らし商売を再開させようと決意する彼女は霓裳という偽名で技術を学ぶと昔助けた皇子・歐陽子虞と再会する。大ヒット作「花不棄」の制作会社が贈る勇敢なヒロインシリーズ第二弾!!
全40話で紹介します
ネタバレ感想/霓裳
第13話・想い出のつばき
天香楼の夜容から舞姫大会で着る勝負服の注文を受け、霓裳(謝小霓)は独自のデザインで衣装を作り始めます。
染料に出来る花を摘みに足を滑らすが尾行していた蘇文宇に助けられます。花を採ってくれた蘇文宇が怪我をしてしてしまったので応急処置をして蘇氏支店まで送っていくと偶然にも顔文秀と再会してしまい、師匠を殺した者が何のようだと因縁を付けられます。
蘇文宇は良家の娘のくせに大声でデタラメな話をするなと顔文秀を叱咤し何か食べに行こうと霓裳を連れていきます。
洛王(歐陽子虞)は霓裳が美少年と一緒にいたと弟子の小路から報告を受けます。霓裳たちは蘇文宇が買ってくれた御馳走を食べていると対抗心を燃やし始めた洛王からも届いたために食卓が食べきれないほどの豪華な食事で並んでしまいます。
霓裳が作った衣装で夜容が優勝したために店の衣装が知れ渡り注文が入るようになります。
すると顔文秀が訪ねてきて蘇文宇との関係を聞きに来たので霓裳は「優しくて礼儀正しく優雅で教養のある方だから今後もお付き合いは続くだろう」と挑発し帰らせます。
洛王は市場で淮州の生地を買って霓裳に渡し冬衣を作ってくれと頼みます。蘇文宇は霓裳に接近する男が宮市局の監督をする洛王だと知り何で小さな店で衣装を頼むのかと頭を悩ませます。
第14話・どん底からの挽回
顔文秀が方氏仕立店の模倣の件を役人に告げ口したために生地や衣をすべて没収されてしまいます。
報告を受けた蘇文宇は急いで駆け付け実直に商売を続け名声を得ていると止めに入るが蘇家の訴えを知府が受け入れたのだと言われ驚きます。
訴えるために頻繁に来ていたのかと承天は激怒し蘇文宇を殴ります。止めに入る霓裳は自分たちも悪いが蘇家はやりすぎだと言い放ちそこにやってきた顔文秀ともども外に追い出します。
南陽で干ばつが起きたために洛王は救済に行くよう勅命を受け、宮市局の袁道成と高璇は憎き邪魔者がいなくなると喜びます。
蘇文宇は霓裳を心配して訪ね、王院外の還暦祝いで高貴な人が集うからこの機会に衣装の図案を見せてはどうかと告げます。蘇家は不正を働いて謝家に借りがあるから埋め合わせをしたいと訴え図案を渡してもらいます。
方氏仕立店は蘇文宇の力添えもあって客が殺到し、霓裳たちの努力の甲斐もあって新装開店に漕ぎ着けます。
第15話・衣装鑑賞会
方氏仕立店は宣伝のために衣装鑑賞会を催すことを決めます。
霓裳たちは準備を進め近所の娘たちに協力を頼み歩き方に身の翻し方などを教えるが、報告を受けた顔文秀は娘たちを蘇家に招待し邪魔する計画を進めます。
客を案内しお菓子などを用意しておもてなしする霓裳たちだが衣装を着て歩くはずの娘たちが現れず困惑します。
方衡と承天が時間稼ぎをしている間に霓裳たちは解決策を考えるがアイデアが思い浮かばず客からもヤジが飛び出したので中止にするしかないと思います。
しかし蘇文宇が夜容ら天香楼の舞姫たちを連れてきてくれたので心意気に感謝し急いで準備します。
鑑賞会が華麗に行われていると報告を受けた顔文秀は困惑し、招待されていた娘たちは見たいからと全員出て行きます。鑑賞会を見に行く顔文秀はあいつらは舞姫だと暴露するとはしたないと出て行く客もいたが素晴らしい衣装にほとんどの客が拍手喝采していたので悔しがります。
方氏仕立店の皆が蘇文宇に感謝し、訪ねてきたので霓裳と二人にさせようと気遣って離れます。つばきの花を一緒に見に行こうと誘われた霓裳は承諾すると今まで自分が作った衣を全部描いてくれた図案を贈られます。
都に戻る歐陽子虞は洛王府の庭につばきの花を咲かせ霓裳を誘いに行くが蘇文宇と楽しそうに出てきたので尾行します。
顧客を方氏仕立店に奪われる蘇功銘は困惑していると私にお任せをと顔文秀がやってきます。蘇家から招待状が届く霓裳は顔文秀の罠だから行くなと蘇文宇に言われるが向き合うべきと決意し向かいます。
第16話・終わらない闘い
蘇家に呼び出された霓裳は堂々と訪ねて行くと肝が据わっているようだなと蘇功銘に言われます。
昼間っから舞姫を呼んで鑑賞会をするなんて風紀を乱すと言われるが、ただ方氏の衣装を着てもらっただけで恥じることはないと言います。組合の人からグチグチとヤジが飛ぶので天香楼が毎年舞姫大会を行うのは民が見物することを許し徴税するのは合法だと言う証ではないのかと言い放ちます。
そこに蘇文宇がやってきて「霓裳は将来を誓い合い蘇家に嫁ぐものだから責めるのはおやめください」と言います。見物していた顔文秀を驚き組合の人たちもそれなら問題ないと手のひら返します。
霓裳は勝手に決められても困ると出て行くと守るためには仕方なかったと蘇文宇が追いかけてきます。
すると洛王(歐陽子虞)が現れ、衣が出来ていると聞いたから取りに行くところだとウインクされ一緒に戻るが助けてくれたことに感謝すると蘇文宇と婚姻するなら婚礼には呼んでくれと言われ不貞腐れます。
家職が申藍から金を強請られているのを目にした蘇文宇は追いかけるが「お前たちが人を殺めたことをバラしてやろうか」と言われ困惑します。
蘇功銘を追及すると謝家に手をかけたと言われ激しく動揺します。病の父・蘇功権を責め出て行くが危篤だと言われすぐに戻ると蘇功権は顔文秀と結婚し協力して蘇家を頼むと言い残し息を引き取ります。