中国ドラマ「馭鮫記」後編
ディリラバ&アレン・レン共演、ファンタジーラブ史劇
あらすじ
東海の鮫族の王子・長意は狐族と同盟を結んで凌霜台を陥落させると捕らえた万花谷の御霊師・紀雲禾を湖心島の雲苑に軟禁する。
余命わずかの体で囚われの身となった紀雲禾は生死を彷徨う夢の中で仙姫・汝菱にそっくりな女性と出会う。それは以前、仙師・寧清の密室に入った時に見た絵姿の女性でした。
正体が分かった時、紀雲禾は最期の使命を悟り万花谷の御霊師たちと北淵の地仙たちの無益な戦いを止めようとして・・・
キャスト ディリラバ&アレン・レン共演
長意(アレン・レン)
林昊青(シャオ・シュンヤオ)
順徳仙姫(グオ・シャオティン)
雪三月(ファン・ジェン)
離殊(ツーシャー)
青姫(トン・レイ)
卿瑶(ワン・イーフェイ)
寧清(ワン・ドン)など
ネタバレ感想/馭鮫記(後編)
17話・自責の念
寧悉語の力を借りて青姫に会った紀雲禾は朱厭が宿るのは仙師・寧清の指輪の中だと知らされます。
仙師府に乗り込み、寧悉語が葬りたいのは四海八荒(全世界)ではなくあなただと寧清に言い放ちます。
仙師の元神を夢の中に導き寧悉語が説得を試みると、自責の念から逃れるために1000年も自分を欺いてきたことを思い出す寧清は膝から崩れ落ちます。
夢から解かれる寧清は罪を償い指輪を外すと、1000年分の力を蓄えていた朱厭に長意は心血鋳剣で止めを刺します。
汝菱は朱厭の邪悪な霊力を吸い取ると寧清は霊力を使って紀雲禾と長意を逃がします。今まで従ってきたのだから今度は従え、そうすれば命は奪わないと汝菱に言われる寧清だが教え方を間違えたようだと言い死を選びます。
自分は寧悉語の代わりでしかなかったのだと恨みを募らせた汝菱は朱厭の邪悪な霊力を引き継ぎ妖魔と化します。
琉璃心灯の修復をする天君たち、夢の中で祖父上に会う離殊は無量天火は天上の雷海で生まれ、最強の陸吾の末裔のみが蘇りの強みを生かして雷海を越え天火を手にできると言われます。
山猫族の責務として心灯に火を付けねばならないと言われ、雪三月とこれから結ばれる予定なんだと訴え夢から解かれます。
紀雲禾は目を覚ますと長意が空明の必死の治療を受けている事を知り向かうが余命わずかと知って動揺します。
18話・別れの結婚
汝菱からの攻撃を警戒する長意は辺境に結界を張るよう卿瑶に告げます。
長意が余命わずかだと知った紀雲禾は三日後に婚礼を挙げることを洛錦桑たちに告げ衣装を手作りしたり準備を勧めます。
雪三月と結婚する予定の離殊だったが山猫族の責務があるために思い悩みます。
迎えた婚礼当日、紀雲禾は皆に祝福され数多くの天灯が舞うなか、長意と愛を誓いあいます。洛錦桑は元気がなかった空明に理由を聞くとそのばに人間界から戻った雪三月と離殊がやってきます。
洛錦桑は紀雲禾に何かあったようだと察知し向かおうとしたが空明に止められます。長意は初夜は二人で過ごしたいと訴えると別れが迫っているのを知る紀雲禾は涙を流します。
19話・山猫族の責務
万花谷の林昊青は紀雲禾を奪いとる方法を教えてやろうかと汝菱に邪悪な霊力で攻撃を受け乗っ取られます。
長意を失い悲しむ紀雲禾は洛錦桑や雪三月たちから心配されるが、汝菱が大軍を率いて攻めてくると知り防備を隠しに行きます。
天君は琉璃心灯は上古の仙族が仙骨で作ったので欠けた部分は仙骨で補わなければならないと思います。己の仙骨を注ごうとすると今まで支えてくれていた飛廉神君と雷沢神君が身を捧げました。
北淵に向かい琉璃心灯は修復できたが天火できないことを告げると離殊は自分しかいないのだと察します。
朱厭を倒すために長意が命を賭けたように、自分も山猫族の責務を果たすために命と引き換えに心灯に天火をもたらし殞魔陣を開く準備が整えます。
奇妙な雷を目にした雪三月は嫌な予感を抱き離殊を探すと消えかけて行く彼を発見するが間に合いませんでした。
汝菱の大軍が侵攻してきたので紀雲禾たちは応戦するために立ちふさがるが万葉集の御霊師たちが心魂を操られていたので驚きます。
結界が破られ衝突するなか、紀雲禾は決着をつけるために汝菱と一対一の対決を挑みます。窮地に陥るが天君の持っていた菩提果によって鮫尾を取り戻した長意がかつての力を回復し駆け付けます。
いつか分からないが目覚めると知っていた紀雲禾は笑みを浮かべます。
20話/最終話・平和
長意は天君が持つ菩提果によって目覚め鮫尾を取り戻したことでかつての力を回復させます。
空明は惑わされるなと仙族と万花谷の御霊師たちに訴えていたが自分を庇って洛錦桑が亡くなってしまいます。悲しんでいると隙をついて武器が飛んでくるが何とか正気を取り戻す姫成羽が自分を庇い命を落とします。
紀雲禾と長意は皆を操っていた鈴を汝菱から奪い握りつぶすと皆が正気を取り戻します。
雪三月は思語を介抱すると林昊青も来ていることを知るが姿が見えず嫌な予感を抱きます。
長意が汝菱と戦うなか、紀雲禾は天君が危ないと思い駆け付け、心魂を操られた林昊青に立ちふさがります。
紀雲禾は殞魔陣を開いた天君を守りながら戦うが、林昊青はわずかに正気を取り戻した事で紀雲禾が手にする剣を握り己にぶっ刺しました。
長意が汝菱を殞魔陣に捕らえると紀雲禾と天君もその場に駆け付けます。汝菱が最後の力で全世界を道連れにしようとしたので紀雲禾は九尾の狐に姿を変えて体に封印します。
そして心灯が守ってくれるはずなので魔気が消滅したら戻る方法を考えると長意に告げマグマに飛び込みます。
長意は北淵の長の座を卿瑶に託し、紀雲禾の帰りを信じて待ちます。生きていた洛錦桑は仙師になった空明に会いに行き父親になったよとお腹を指さし告げます。
簪を手にする雪三月は山猫にご飯をあげようとすると人間界から万花谷に迷い込んだ離殊を目にし涙をこぼします。
林昊青は二人が出会ったのを見届けると雪三月の弟子にするよう思語に告げます。
大空の下で共に生きよう、長意と紀雲禾は愛を誓い合い手を繋いで海に飛び込むのでした。
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