作品情報/キャスト
陳情令の監督と半妖の司籐姫の原作者が壮大なスケールで放つ、チャン・イーシャン&グアンホンのW主演のファンタジック・ラブロマンス
神仙、幽族、人間、3つの種族が存在する世界。
明国の都・啓封府の捕吏長・展顔たちは奇妙な事件を捜査する中で天上界からの使者・端木翠と出会い幽族の仕業だと教えられる。
種族を越えた愛と友情、異世界をも巻き込んだ陰謀と戦いを描き壮大なスケールで展開していく。
全52話で紹介します
ネタバレ感想/玉昭令
17話・いざ、九獄へ
温孤は気を失っているフリをしていると紅鸞が近付いてきて「長老があなたを傷付けた。必ず解毒剤を探してくる」とつぶやいたので腕を掴みます。
「やはりお前が幽族の使者だったか、端木翠は迷夢に閉じ込められそうになったし蚊の事件では危うく死にかけた。蚕の精の件も幽族の狙いは端木翠だろ」
温孤は詰め寄ると紅鸞は傷付ける気はなく噬心咒をかけられやむを得なかったんだと訴えられるが狙いは蓬莱図だなと気付きます。激高したために毒が回り苦しむと紅鸞は九獄に行って解毒剤を見つけてくると言い去っていきます。
端木翠は紅鸞が幽族の使者だと温孤から聞かされ驚き後を追うと、牢を破ったのは紅鸞だと気付いた展顔と対峙していました。
展顔を守るために紅鸞の攻撃を受け止めると、隙を付かれ見失います。
九獄の入り口は海底にあり端木翠は見送りは結構だと告げ行こうとするとどうしても付いていくと展顔に訴えられ、水や炎から身を守れるうえ姿を隠せる隠身衣を渡します。
九獄は危険であるし紅鸞は細花流の者なので責任がある、自分のために危ない橋を渡る必要はないと結界を作り展顔を動けなくさせます。啓封府のためだと訴えられたので、だったら手柄を奪われたくないからだと思えと告げます。
展顔は一日で自然と結界は破れると聞かされていたのに剣一突きでひびが入ったので法力が制限されているのだと気付きます。
結界を破ってフードを下すと発見されてしまうが「影族の者か」と聞かれたのでそのまま話に乗っかりなり切ります。そして端木翠を捕らえると長老のもとに行くぞと影族に訴えます。
18話・長老の策と親心
解毒剤を探しにきた紅鸞は幽族の長老・越龍門に見つかってしまい捕らわれるが桃の花を目印に残します。九獄に来た端木翠は紅鸞と共に捕らわれ、解毒薬は長老の部屋にあるとつぶやいているのを耳にした影族に扮する展顔は探しに行きます。
部屋の侵入に気付いた長老は他に誰を連れて来たんだと訴え二人を始末するよう命じると端木翠と紅鸞は法力を使って応戦します。
端木翠は解毒剤を手にした展顔と合流し出口の結界を破って九獄を脱出します。しかし紅鸞に扮していた長老は計画通り念願かなって九獄を脱出していました。
端木翠は解毒剤により温孤が復活したので安堵するが幽族を匿った罪で蓬莱が調べにやってきたので温孤を守るために戦います。
法力は制限されているし天兵に勝てないから止めとけと司法星君・楊鑑が現れ蓬莱での説明を要求されます。
頑固者の端木翠は武器を手に戦うことを選ぶと楊鑑が発した盤古幡にやられ地上に落下したところを展顔に受け止められます。
地上に舞い降りる楊鑑は展顔と話を付け調査は啓封府に任せることにします。そして草廬を結界で封印し端木翠の法力も使えなくさせたから真相がわかるまで待てと人間に告げます。
端木翠は出歩くと黒貓が現れ「千年前、お前は私の主の神位を奪った。お前を殺し主の神位を取り戻す」と訴えらえます。
主とは江易のことかと気付くか実は法力を失ってはおらずあっさり捕らえると展顔も姿を現します。蓬莱に上奏できる者は修練して悟りを開いた者か法術ができる幽族だと楊鑑から聞かされていた展顔は啓封の中に悟りを開いた者はいないし毒に侵された者は猫に襲われているので疑っていたのです。
檻を破って逃げ出したので後を追うと啓封府に行き着き、黒貓が父上と呼んでいたので端木翠は江文卿が江易の生まれ変わりなんだと気付きます。
千年も前の話だし黒貓の話が真実だとしても江文卿は心から望んで神位を譲ったはずだしお前は報復のために大罪を犯したなと責めます。親が責任を取らねばと地位を上官策に譲ろうとしていたので端木翠は黒貓を細花流に連れて行けば蓬莱も納得するはずと告げます。
19話・千年前の記憶
心から反省する江墨は再び千年かかっても罪を償い会いに来ると江文卿に告げます。端木翠は蓬莱は九獄に落とすから戻って来れないだろうと告げると殺せば神位を取り戻せると越龍門に言われたのだと知ります。
端木翠は自分を殺しても神位は戻らない、冊封されないと無理だと告げます。長老の目的は蓬莱図だと聞かされるがいきなり幽族の襲撃を受けます。
身を挺して江文卿を守る江墨は江易の生まれ変わりである江文卿に過去のすべてを伝えるために記憶を移します。
人族の丞相・江易は義理の子である端木翠と楊鑑、そして轂閶の3人に支えられていました。幽族との戦いに勝利するが重傷を負った端木翠を救うため神位を譲り自身は人間になる道を選んだのです。
雨の夜、江易は猫を拾って江墨と名付けると虎の心を持って修練を積み道を切り開けと教育しました。
江易の人生を江文卿は思い出すと江墨は猫には9つの命があるから悲しまないでくれと笑みを浮かべ息を引き取ります。
楊鑑は義父上と抱き着くが今の自分は人間にすぎない江文卿だと言われます。しかし人間の時の記憶がない端木翠は何でこんなに感激しているのか分からないでいました。
越龍門の狙いは蓬莱図だと詳しく江文卿から知らされる端木翠は鏡の精からもらった断片が乾坤袋から消えている事に気付きます。楊鑑は蚊のせいで法力が落ちた時に紅鸞に盗まれたのではと疑います。
乾坤袋の中身を全部机に出すと劉喜妹の事件の時に展顔を救った時に手に入れた蚕を思い出します。捜して法力を送ると断片へと姿を変えたが他の断片に反応するのだと気付き越龍門より先に集めてやると決意します。
20話・最後の断片
端木翠は蓬莱図の最後の断片を手に入れるため江文卿に見送られ汶水県に旅立ちます。
縁を切ると告げていた展顔だが上官策に二度と会えなくなると言われ居てもたってもいられず急いで向かいます。彼女は去った後であり肩を落とすと汶水県から捕吏を1人応援に寄越せと依頼されたから行って目の前の物を大事にしろと江文卿に言われます。
汶水県に到着した端木翠はこの街でなにか不思議なことが起こらなかったかと店主に聞くと重病だった王繍が少女のごとく若返ったと聞かされ姿を消して王府に侵入します。
端木翠を追って汶水県にやってきた温孤は病だと聞いていた王繍を訪ねます。夫の梁文祈が幽族だったのを知っているかと聞かれ、幽族ではなかったし妻のために仙薬で救うと頑張っていたから服用したようですねと告げます。
王繍は誤解していたのではと思うが法師の指示に従って骸を焼いてしまっていました。端木翠は法師が王繍の心臓の血を手に入れたがっている事に気付き土壇場で救うが逃げられてしまいます。
追うと越龍門は今度は展顔の姿となって現れたために油断してしまい小人とされてしまいます。
端木翠は新しく事件を調査することになったと本物の展顔がやってきたので声をかけて彼の手の平に立ちます。そして梁文祈は幽族ではなく王繍を救うために蓬莱図を飲ませて妻を救い断片を手に入れたい幽族が狙っているのだと告げます。
そして王繍の恋仲である劉はおそらく偽物で本物はすでに幽族に殺されているだろうと言います。展顔は家柄と財産しか見えていなかった王繍に二度と梁文祈ほど命がけで愛してくれる相手に出会えないだろうと言います。
王繍は年老いて亡くなっても構わないから梁文祈の潔白も証明したいし仙薬を取り出してほしいとお願いされます。