作品情報/キャスト
陳情令の監督と半妖の司籐姫の原作者が壮大なスケールで放つ、チャン・イーシャン&グアンホンのW主演のファンタジック・ラブロマンス
神仙、幽族、人間、3つの種族が存在する世界。
明国の都・啓封府の捕吏長・展顔たちは奇妙な事件を捜査する中で天上界からの使者・端木翠と出会い幽族の仕業だと教えられる。
種族を越えた愛と友情、異世界をも巻き込んだ陰謀と戦いを描き壮大なスケールで展開していく。
全52話で紹介します
ネタバレ感想/玉昭令
33話・天灯の弔い
高伯蹇は食糧をすべて奪われたので内通者がいるのではないかと江易に報告します。一瞬の隙を突いてくるとは幽族も侮れないと轂閶は告げると、えらい冷静だなと指摘され偽の食糧であることを告げます。
それを目印に敵の食糧庫を捜すのが目的だと告げると、そこにやってきた端木翠は追跡には長けているから役に立てると名乗り出ます。真相を伝えようとした江易だが協力してくれるなら有難いと轂閶に遮られたので任せることにします。
現代、上官策は導かれるように細花流に出向き橋を渡ろうとすると故気に襲われるが司法星君・楊鑑と星君の神獣・小天に助けられます。
展顔と端木翠の話を聞かされ何で忘れていたのかと驚く上官策は故気を消す方法はあるのかと聞くと沈淵にある解毒剤が必要だと教えられます。
轂閶の計画を分析する展顔から戦うならと最適な場所を指摘されるがそれなら二日以内に若男たちが戻ってくるはずだと端木翠は思います。
轂閶のもとに押し掛ける端木翠は計画に裏があるはずと訴えると追跡は口実で真の目的は幽族の食糧庫を焼き払う事だと言われます。若男たちは多勢に無勢で死を免れないじゃないかと責め立て急いで馬を走らせます。
展顔も同行するがそこには悲惨な光景が広がっており、端木翠は全滅状態の中から若男を発見し手を握ると食糧庫は燃やして手柄を立てたが援軍はやってこなかったと言い残し息を引き取ってしまいます。
轂閶の計画に気付かす急いで向かわせてしまった端木翠は己を責め、こんなやり方は到底受け入れられないと轂閶と江易を非難します。
人族と幽族は衝突すると温孤から龍族の急所は首のところにある逆鱗だと聞かされていた端木翠は幽族太子を始末します。一気に安邑城になだれ込み・・・
34話・婚約解消
幽族太子を始末した端木翠は人族の士気を高め一気に安邑城を攻め落とします。
奴隷となっていた人族や彼らを守ったせいで罰を与えられてきた幽族たちは暴政から開放されます。端木翠は皆から跪かれて感謝されるので立つよう命じ人族であれ幽族であれ平等に扱うし種族た階級の別はないと告げます。
太子の亡骸を前に悲しむ幽王は王位を奪う気だと疑っていたことを悔やみます。ただ自分に認めてもらおうと必死だっただけだと今頃気付く幽王は敵討ちをすると名乗り出た魑女に今すぐ行けと命じます。
轂閶から両陣営を統合すれば訓練や指揮がしやすくなると言われ端木翠は拒否します。「過ぎた事だしまだ怒っているのか、やはり感情的すぎる、この件を納得できるまで待つ」と言われ、端木翠は統合も嫁ぐのもお断りだと言い放ちます。
展顔は端木翠は轂閶の配下ではないと訴えると副将は黙っていろと言われるが「自分は端木営の副将だから命じられる筋合いはない」と言い放ちます。
端木翠は兵を家族だと思っているから皆に慕われ鉄の結束を誇り大軍に勝てるのだと教えてやります。
統合についてどう思っているか正直に聞かせてほしいと江易に聞かれる端木翠は統合も結婚も望まないと利害を考えずに正直に告げます。
展顔の考案した戦術があれば統合などせずとも十分戦えると告げます。
江文卿は端木翠が名簿を細かく調べ出したので存在が暴かれてしまうことを恐れこれ以上待てないと思います。
35話・丞相の座を乗っ取り
江文卿は千年前の自分である江易に会いに行くと顔がそっくりなために驚かれます。
信用しない江易に幽族との戦いが終われば神女から授かった蓬莱図で功労者を神仙に冊封できるだろうと告げます。
戦死した端木翠に己の神位を譲ったために千年後の蓬莱は役立たずの能無しばかりで三界は災禍に見舞われたのだと首筋に匕首を突きつけます。
「崇城の決戦は轂閶が戦死し端木翠が許嫁として弔い合戦に出陣し勝利を収めるのに婚約を解消するとは決戦の結末が変わってしまう、私がお前に代わって冊封を執り行い神位を取り戻す」
江文卿は江易の胸に匕首を突き刺し成り代わります。
端木翠は婚約破棄に同意したのに結婚して統合し崇城を攻略しろと江易(江文卿)に命じられ困惑します。先鋒ではなく後方に回れと言われたので展顔は安邑の勝利で端木営の力はお分かりのはずだと反抗します。
楊鑑は全員に指揮官の資質があるのでいっそ武術の試合を行い勝敗を決めてはどうかと意見します。展顔はいつも実力で人を評価するのに提案に何か問題でもあるのかと訴えると悩んでいた江易は言葉が見つからず認めざるを得なくなります。
端木翠が勝てば統合も結婚も取りやめになる事が決まり怪我をする彼女の代わりに展顔は名乗り出ます。
轂閶の側女・露姫は姉・魑女と再会し喜ぶが「早く捜し出せていれば人族の兵営に潜入し指揮官を殺せたのに」と言われ驚きます。
もとは一心同体の籐族であったが幽族に追われた時に魑女は感情と心を露姫に授け喜びも感じない悪となり離れ離れになっていました。ここへ来たのは指揮官を殺すためだから邪魔するなと言われ困惑します。
人族と幽族が良好関係となれるはずと思う露姫は幽族を憎む轂閶を眠らせるが香が効かず捕らわれの身となってしまいます。
展顔は高伯蹇にはあっさり勝利するものの轂閶には残念ながら負けてしまいます。そのとき轂閶は潜入していた魑女に襲われるが牢から抜け出した露姫に助けられます。
36話・愛を知る
温孤の治療で命に別状はないが轂閶との対戦に負けた展顔が昏睡場となります。
自分が怪我を負っていたせいで展顔に無理をさせてしまった端木翠は悔やむと温孤は内心見た事もない症状だと悩みます。
人族の指揮官暗殺を企てた魑女は捕らわれ、端木翠は内通者がいるはずだから調査するべきと訴えます。しかし江易はこれ以上崇城攻めを先延ばしには出来ないと思い自白したならと三日後の処刑を命じます。
轂閶は自分を愛していたから庇ってくれたのだと知り露姫を許すがそばには置けないと告げます。露姫は姉が処刑されると知って面会に行くと殺している時しか生きている実感がないと言われ自分のせいだと思い、入れ代わります。
刑を執行する轂閶は露姫だと気付き「待て」と叫ぶが間に合いませんでした。魑女は一緒に逃げれたのに馬鹿な奴だと思っていたが露姫が亡くなると感情と心が戻ってきたために悲しみ涙します。
一心同体だから妹を返せと押し掛けるが捕らわれてしまい、温孤と紅鸞は面会に行くと幽王の噬心咒で操られていた事を知ります。
「みんな内心は救ってほしいと思っている。幽王に立ち向かい正すのは龍族のあなたしかいない、救えるのはあなたしかいない」と訴えられるが人族が勝利すれば終わりだと告げます。
端木翠は江易は温厚で勢力の均衡を望んでいたのに近頃発言がおかしいと不審に思います。轂閶に改めて処刑を命じていたので酷い仕打ちだと訴えると轂閶は露姫が身代わりとなったならば生かしたいと思っていたが丞相の命、そして多くの人族の命を奪ったことに変わりはないと言います。
展顔は千年後の魑女は愛に苦しみ自ら死を選んだがこの世界でもそうなのかと思います。温孤は救おうとすると龍族のためにその力を使えと言われていたので、端木翠は幽王の息子なのかと剣を突き付けます。
しかし、人族を傷付けた事はないし友であり家族だろうと展顔に言われ剣を下します。千年後に幽族をまいたのは温孤であるため江易は徹底して調べ幽王の息子なら処刑せよと命じます。