作品情報とキャストの紹介
フィンランド森林地帯で元ロシア諜報員の父親エリックから数カ国の言葉と銃やナイフを使った暗殺術を徹底して教えられて育った女性ハンナ。
16歳になり父親以上の能力を得たハンナは初めて外の世界に出るが・・・。
ネタバレあらすじ/ハンナ
プラチナブロンドのハンナは父親エリックと供に北極に近いフィンランド森林地帯で人知れず暮らしていました。
ハンナは鹿に向けて矢を放ちます。
「心臓、外しちゃった」
拳銃で仕留めるがナイフで処理している時に背後から拳銃を突きつけられスキを見せたら殺されるとエリックから言われます。
元ロシア諜報員の父親エリックはハンナに数カ国の言葉と銃やナイフを使った暗殺術を徹底的に叩き込みました。
ハンナは16歳になり、父親以上の能力を身に付けた頃エリックから外の世界へ出るためのスイッチを渡されます。
スイッチを押せばCIAマリッサ・ヴィーグラーに居場所がばれるがマリッサを殺さないと自分が殺されると告げられます。
エリックはハンナがスイッチを押したのに気付きベルリンシュテファン通りグリムの家で合流しようと約束して森林地帯を後にします。
触れ合い
山小屋にいるとハンナは突入してきたCIAに拘束されます。
人と会うのも電気を見るのも初めてのハンナは心理分析をされるが「マリッサ・ヴィーグラーに会いたい」と口にします。
やってきた女性に泣きながら抱きつき鎮静剤を射つため別の者がドアを開けた瞬間、ハンナは皆殺しにして施設を脱走します。
なんとか住民がいる街まで逃げてきたハンナは現在地がモロッコだと知ります。
テレビや電話、湯沸かしポットを初めて見たハンナは、やかましい音が嫌になり部屋を抜け出すが旅行中だった同年代のソフィーと出会います。
ソフィーの家族と一緒に車に乗せてもらったハンナは家族の愛情や年頃の女性の遊びなど経験していきます。
ハンナが殺害した女性は偽物でした。
マリッサから追うよう頼まれたアイザックス達は、ハンナがキャンピングカーに乗った監視カメラの映像を見付け行き先がスペインだと調べ付きます。
テントの中でソフィーと寝泊まりしていたハンナに友情が芽生えます。
友達には嘘はつかないものだと言われたハンナはベルリンのグリムの家に行くけど悪い奴らに追われていると話します。
ハンナはソフィーから友達の印だと手渡されたブレスレットを身に付け眠りました。
翌日、アイザックス達が乗る車にずっと追われていると気付いた時、ソフィーの母親が地図を確認するため車を止めてしまいます。
ハンナはソフィーに追いかけないでと頼み追っ手を引きつけアイザックスの部下を皆殺しにします。
しかしソフィーに見られてしまいハンナはそのまま海にダイブしました。
ベルリン・バスターミナルに到着したエリックは監視されているのに気付きます。
簡単に殺り終えたエリックだが無線でマリッサが生きていると知り宿泊するホテルに奇襲をかけるがマリッサは窓から逃走しました。
ソフィーの家族を尋問するマリッサだが両親は巧みな話術には引っかからず何も口にしません。
しかしまだ幼いソフィーの弟が「ベルリンのグリムの家でパパに会いに行くと言っていた」と口を割ってしまいます。
結末
ハンナがグリムの家に到着するとマジシャンの男が迎え入れます。
普通の生活を覚えさせるマジシャンだったがマリッサ達が家にやってきます。
なんとかベッドの下に隠れ助かったハンナだが殺さねばならないマリッサは生きていると知ります。
また「ハンナは父親がエリックだと思っている」と耳にし何がなんだか分からなくなります。
ハンナが生まれたのはポーランドにある研究所だった。
胎児の時に手を加え恐れや哀れみの感情を減らし筋肉を向上させ感覚を鋭くした完璧な兵士を作るための研究だった。
胎児クリニックで20人スカウトしたがハンナが2歳の時に計画を中止したマリッサが胎児まで殺しにかかったためエリックはヨハンナ(母親)とハンナを連れて身を隠したのです。
エリックは、ハンナがマリッサに命を狙われた時に殺られないように訓練していたのです。
ヨハンナを殺したのはマリッサだがエリックは罪を被らされ報道されていました。
その事を知ったハンナは祖母の家で合流したエリックと言い争いとなります。
エリックはハンナを守るため追っ手を引きつけアイザックス等を殺るが背後からマリッサに銃で撃たれ死んでしまいます。
追い詰められたハンナだが袖の中に隠し持っていた矢を放つとマリッサの身体に突き刺さります。
「心臓を外しちゃった」
マリッサが持っていた銃を拾いハンナは仕留めました。終