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「華政ファジョン」27話~38話ネタバレあらすじを簡潔に纏めて紹介

韓国時代劇/華政ファジョン

イ・ヨニ主演、宣祖王と仁穆王后の間に生まれた貞明公主の波乱万丈な生涯を描いた韓国時代劇。
光海君を演じたチャ・スンウォンは2015MBC演技大賞10大スター賞授賞!
全話鑑賞し、重要人物、見所、時代背景、最終話結末まで簡潔に纏めてネタバレあらすじを紹介します。

 

見所&重要人物

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光海君が王座に付くと弟の永昌大君は殺され仁穆王后は幽閉される。死んだとされた貞明は流れ着いた倭国でファイの名で硫黄職人として育ち朝鮮に戻る機会を待っていました。
復讐心を抱く貞明だがやがて重臣たちの陰謀に気付き始める。
時代は宣祖~光海君~仁祖~高宗。

貞明公主(イ・ヨニ)
宣祖の嫡女。死んだとされるが倭国で硫黄職人として育つ。復讐のため朝鮮に戻るが弟を殺し母親を幽閉したのは光海君ではないと気付き始める。権力は民のために使うものと考える
光海君(チャ・スンウォン)
第15代王。貞明公主の異母兄。側近たちの過ちに気付くが人ではなく王になると決意を固める。他国の顔色を窺うことなく国を守るために密かに火器都監を建設する。
仁祖 綾陽君(キム・ジェウォン)
光海君の甥。莫大な資金力があるカン・ジュソン、そして策士であるキム・ジャジョムの後ろ盾を得て謀反を起こし代16代王となる。判断力や力はなく朝鮮を暗黒の時代にさせてしまう。
ホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)
火器都監の校理。幼い頃に貞明公主と出会っている。倭国に取引に行った際に貞明とは知らず朝鮮へ帰れるように手助けする。後に貞明と婚姻し三人の子を授かる
カン・イヌ(ハン・ジュワン)
ジュウォンとは幼い頃から親友。幼い頃に出会った貞明に恋心を抱く。カン一族の後継者だが父親の悪事に気付く。
カン・ジュソン(チョ・ソンハ)
莫大な資金を持つ。朝鮮を影で操る支配者。力を手に入れる為なら何でもする独裁力。
昭顕世子(ペク・ソンヒョン)
仁祖の長男。間違った政治を正すため密かに貞明と内通している。清の人質になっても捕虜となった朝鮮人を助けるために皇帝と交渉し続けた。朝鮮のために正しい政務を行なっていたが貞明と結託し謀反を起こすと疑われる。
鳳林大君(イ・ミノ)
仁祖の次男。兄と同じように貞明と志を共にする。兄が毒殺され仁祖が病死したあと代17代王(孝宗王)となる。
 
27話~38話

 

ネタバレあらすじ/27話~38話

 

望まぬ婚礼

綾陽君は大妃を唆し大妃の誕生日=宴を開くが、戦で負け大変な時に国を守る重臣たちが何やってるのだと貞明は言い放ちます。

綾陽君ごときが私欲のために開いた宴に過ぎない。

貞明は敵ではあるが王様を守るにはキム尚宮が必要だと考え訪ねるとイヌと結婚すれば反乱を押さえる事ができると進言されます。

またイヌはキム尚宮の助言を得て貞明は綾陽君に味方する事はないから叔父になり王様を操るべきだと言いました。

後金から友好関係を結んでハンを皇帝と呼べと国書が届きます。王様はジュウォンが捕虜の中にいるかもしれないと思い受け入れる事を決めるが重臣達は一斉に反対します。

貞明が国を守るためにイヌとの婚姻を決めジュソンが重臣達を押さえるが王様や火器都監の職人はジュウォンを想う気持ちが分かるため反対します。

ジュソンの後ろ盾を得られれば王の座を守れる光海君だが人として生きる道を選び婚姻を許可せずジュソンをかつてホ・ギュンと共に謀反を企てた罪で投獄しました。

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後金に捕らえられていたジュウォンはジャギョンによって助けられ帰還するがキム・ジャジョムの後ろ盾を得た綾陽君は「観形向背」を手に入れた事で西人派を味方に付け謀反を起こそうとしていました。

貞明はジャジョムと繋がる大殿(王宮殿)の女官ヨジョンに騙され監禁されていたが王命を受けジュウォンに助けられます。

王様は志しを継いでくれる者を守るため職人を火器都監に、またジュウォンと貞明を監禁し王宮に来れないようにしました。

 

新たな王

謀反が成功し仁穆大妃の命を受け綾陽君は第16代王(仁祖)となり、光海君の側近と火器都監の職人を全員捕らえます。

仁穆大妃(大王大妃)と貞明公主は王宮に戻されるが、光海君の意志を継ぎ火器都監を守るため貞明は王宮の外で座り込みを始めます。

「国のために命を懸けて戦った火器都監が罪人なら戦地にいた自分も罪人、死罪にせよ」

新国王が無実の者を苦しめていると噂は広がり、貞明公主を慕う民が次々と集まり座り込みを始めました。

反乱の説得力が薄れることを警戒した仁祖は火器都監の職人を釈放しました。

 

民のため

キム尚宮やイチョムなど側近は斬首刑となり光海君(前王)は流刑となりました。

火器都監は封鎖され別造庁に格下げ、訓錬都監の管理下にされました。

敵がいなくなった仁祖だが光海君や貞明の言葉「王に相応しくない、誰も認めない」に追い詰められ魘されるようようになります。

謀反の密告が何度もあるが左承旨キム・ジャジョムが譏察(逆心を抱く者をあぶりだす)をはじめ仕組んだ事であり政敵を一掃し仲間の西人派の者に功西派の領袖として恐怖を与えます。

貞明公主に広大な宮房田(王室所有の土地)を与えれば挙兵の功労者にも土地を分けられ大義名分が立つと考えます。

貞明は政に関わる決意を固め、宮房田では租税を免除し、たまった税を帳消しにする事を決めます。

各地で公主様のように情けをかけてくれれば生きる道が開けると願い出る者が続出します。

王だけでなく我が身しか考えない権力者を敵にまわすが貞明は「権力とは民に与えるもの」だと知らしめます。

また側室候補となったヨジョン女官の横暴な振舞いが目につき上役である尚宮を引っ叩いた事で貞明公主は王宮のしきたりに従い鞭打ちの刑に罰しました。

 

濡れ衣

ヨジョンから唆された仁祖は逆心を抱いた罪を着せるため謀反を企てた手紙と呪いの品を用意し貞明と別造庁(火器都監)の炊事担当の親子を罠に嵌め捕らえます。

仁穆大妃の側近だった領議政ウォニクが尋問を遅らせるよう時間稼ぎし無実である証拠をジュウォンは必死に探します。

また貞明から自分宛に届くはずだった手紙を捏造されたミョンギル(遅川)は手柄を立てたいと芝居をうって貞明の尋問係となりジュウォン達の意向を伝えます。

御用商店の総括権と明との貿易権を持つジュソンだが三南の年貢米を運ぶ権利と菅需品を調達する権利を与えるとジャジョムから言われ王の敵である貞明を始末するため手を組みます。

ジュソンは宮房田の米はどこの町でも引き取らないよう命じ、税金を払いながら働く民に宮房田にて騒動を起こさせました。

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炊事担当の親子の拷問が始まり貞明は無実の者を守るため自分が指示した事だと認めてしまいます。

しかし仁祖は死罪を逃れる事は不可能だと言い放ちました。

別造庁の職人は土取り係として侵入しヨジョンが送った書簡を見付けるがイヌに捕らわれてしまいます。

しかしジュウォンから貞明が認めたと知らされ職人を調べる事なく返しました。

ジュウォンとミョンギルは承政院(王命を管理する秘書機関)の下の朝報所(新聞を作る部署)を動かし号外を出させます。役所を通して配られるため「貞明は謀反の罪を着せられた」と都中に行き渡りました。

またホン提調の説得により捕盗庁の武官が証言した事で仁祖は貞明や職人を釈放せざるおえなくなります。

 

結婚の申し入れ

ミョンギルは清西派(西人派の中で反乱に加担しなかった勢力)の領袖キム・サンホンを訪ね貞明の後楯になるよう説得しに向かいました。

ジャジョムはヨジョンの書簡を受け取った捕盗大将に罪を着せようとします。

貞明公主は王様を訪ね「良き王になりたかった」と言う言葉が本心なら危機でなく機会であり光海君のようにならぬよう好機を逃すべきではないと訴えました。

仁祖は聖君として名を残すために貞明と手を組みジャジョムとヨジョンを追い出すべきか悩みます。

 

仁烈王妃はヨジョンを厳罰に処す前に大妃の前に跪かせ謝罪させます。大妃は謝罪の涙ではなく悔し涙だと見抜き涙を流した分だけ刃を向けてくると感じます。

またジュウォンから貞明公主との婚姻を申し込まれ願っていた事でもあり喜ぶが婚姻の日、すべての罪を着せられそうになった捕盗大将が反乱を起こした事で中止となります。

仁祖は別造庁の火薬を使う選択をとっていたがジャジョムやヨジョンに唆され重臣たちと共に都と民、王宮を捨て逃げてしまいます。

 

都の反乱

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貞明公主は王宮に残ってくれた大妃やウォニク達に見守られジュウォンとの婚姻をあげました。

そして、翌日、反乱軍は一気に押し寄せ王宮を占拠したのです。

国境守備隊の反乱軍が動員した事で後金の軍隊が国境に移動していました。

民心が欲しいイ・グァルは反乱を支持すると宣言し大妃の命令書を入手すれば残っている者の命は助けると言います。

反乱軍に皆殺しにされるのを阻止するため提案を受け入れようとしたが貞明は反乱軍と戦う決意を固めます。

反乱軍と後金に国を奪われるのを阻止するため、今まで明との関係で稼ぎ家紋を守ってきたカン・ジュソンとジャジョムは都で全面戦争するべきだと話し合い王様の許可を得ていました。

仁祖は王宮と民を捨て、そして自ら国の兵と民を殺さねばならない状況に陥り光海君に「取るに足らない存在」と言われた言葉を思い出していました。

 

ジュウォンは別造庁の鳥銃部隊を率いて逃げたと思わせウォニクが信頼するチュンシン武官と共に王宮を奪還するため動くが全面戦争する構えのイヌ率いる官軍と出くわします。

全面戦争をすれば都は取り戻せても朝鮮の未来はなくなるとイヌを説得したジュウォンは鳥銃舞台を率いて反乱軍を誘き出し命懸けで戦います。

退路がこれ以上ないところまで誘き出したジュウォンは狼煙をあげ、チュンシン武官とイヌが手薄になった王宮に攻め込み奪還に成功しました。

反乱軍は戦う気力が失せ、イ・グァルは私欲だけのために反乱を起こした事で周囲の者に首を斬られました。

王宮と民を捨てた王様と重臣たちが戻ってきます。

ジャジョムは責任逃れするため国境ではなく手薄だった都の警備を強化するべきだと論点をすり替えました。

明でも後金でも覇者となる国が望むものを適度に差し出し生き残るべきだと考えるジャジョムに対して、貞明公主は民が権力を握るべきだと言い放ち王宮を出る決意を固めます。

律儀として最後の挨拶をするため王様を訪ねます。

「国の主は王様ではなく朝鮮の民です。己が主であると知る民は、国を王様には渡さないでしょう」

「最終話まで」はこちら

 

 

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