浮図縁~乱世に咲く真実の愛~
「蒼蘭訣」のワン・ホーディー&「霜花の姫」のチェン・ユーチー共演、弟の敵討ちを胸に秘める男と殉葬を強いられた女の禁断の中国ラブストーリー。
見所キャスト、全話あらすじ一覧、最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
身分を偽り宮廷に入り込み権力を握るようになっていた肖宮廷の政務を仕切る官吏・肖鐸は福王と宮中の反乱を計画する。
崩御された皇帝への貢物として葬られるはずだった才人・歩音楼は、福王に気に入られ肖鐸に助けられる。
2人は肖府で過ごし想いを寄せていくが想いを胸に秘めなければならない。肖鐸は外国との絹の貿易を監督するために江南に行き音楼は彼に同行して江南の親戚を訪ねる。
福王が帝位につき皇帝の想いを知りながらも2人は恋に落ちる。肖鐸の正体、南苑王の脅威、宮中の皇帝の弾圧など、前途多難な状況であった。2人の恋の行方は?
ネタバレ感想|浮図縁
1話・思いがけぬ縁
かつて封建時代では王子が崩御すると妃嬪や侍女が殉葬される風習があり、殉葬される者たちは朝天女と呼ばれていました。
劉化11年、皇帝が崩御すると皇太子の栄王はまだ幼いために各勢力が栄王を手中に収めるために動きます。
最も畏れられるのは宦官の肖鐸が率いる皇帝直下の特務機関・昭定司であり、肖鐸は崩御から間もないのに内閣に伝わっていたので密偵は命知らずな奴だと思います。
即位の件で話し合いたいから栄安皇后と邵貴妃、栄王を招くよう曹春盎に命じます。
才人の歩音楼は朝天女にされてしまうと恐れ侍女・東雲と共に逃げようとしたが子がいない妃嬪たちと共に捕まってしまいます。
知ってたら後宮になど入らなかったと泣き叫ぶ美人・李萍如の隣でうなだれる歩音楼はせっかく金をかき集めたのだから賄賂を贈るべきだったと悔やみます。
肖鐸は栄王の世話をしてきたからと言って思い通りにはさせないと宰相・周承徳に訴えられ、どうしたいのだと意見を求めると皇太后に奏上し摂政の役を賜り栄王の後見人となるといわれます。
崩御したばかりで摂政の話かと呆れ、私益をむさぼり不正を働いていたので投獄するよう命じます。
婕妤・張毓瑾はいつまでもめそめそする李萍如に煩いと罵り、自身は皇后の姪であるために朝天女から外れます。
肖鐸は皇后に会いに行くと栄王の母である貴妃が毒殺されていたので、陛下亡き後も皇后様を後宮の主としてお守りすると約束したはずと告げます。
栄王が皇帝になれば皇太后となり南苑王が摂政を行うことになるのだから好きにさせてもらうと言われ、宇文良時といつ結託していた訴えます。
やきもちかと手を握れ、西蜀の兵権を握る人だから頼りにできると言われたので私の心には皇后様だけですよと耳打ちします。
皇后に触られた手を洗う肖鐸は皇后と宇文良時の橋渡しをする者を突き止めるため鳳儀宮に出入りしたものを調べるよう曹春盎に命じます。
栄王がいてこそ南苑王は摂政となれるので栄王を手中に収め誘き出して討つと告げます。皇族がもう一人こちら側に付いてくれれば皇后とも渡り合えるのだがと思った矢先、福王・慕容高鞏の使者がやってきます。
会いたいなら会ってやろうと思い皇后によって禁足を命じられていたので紙売りに扮して福王府に潜入します。
すると朝天女に選ばれた歩音楼を助けてほしいと頼まれ条件は一つと告げると確かめもせず承諾したので約束を忘れないよう忠告します。
歩音楼は李萍如と共に毒味されたと偽り逃げ出す魂胆だったが歩夫人が残すよう訴えた事で戻されることになってしまいます。
朝天女になると知って父上は食事も喉を通らないと嘆く嘘くさい芝居をされ、最初から助けようとも思ってもいないくせにと受け流します。
他の家は賄賂を渡して命乞いに来るのに歩夫人はむしろ金を渡し朝天女から除外させては駄目だと遠回しに告げていました。
1話・感想
肖鐸は皇后から寵愛を受けているが、肖鐸は内心敵意を抱いているよね。
それは弟の敵討ちを心に秘めているけど皇后が関与しているのだろうか・・・それにしても殉葬に選ばれた朝天女、多すぎない?
2話・約束の見返り
朝天女に選ばれた歩音楼は浮図塔に入ると何で皇帝が天界に昇るのに女子の命を踏み台にするんだと訴えます。
目の前に白い布が落ちてくると朝天女は次々と首を吊られていき、歩音楼は隠し持っていた破片で必死に切り刻むが吊るされてしまいます。
肖鐸は浮図塔に駆け付けると既に全員が吊るされていたが自力で白布を引きちぎった歩音楼が落下してきます。
連れて行けと命じると人数が決まっているし吉時に殉葬できないとなると規則に反すると閻太監に訴えられ、賄いを受け取り名を入れ換えている者が規則とか言える口かと名簿で叩きます。
貴妃の遺体を運ぶ曹春盎は陛下のお供をしたいと仰せだったと告げ、これで人数は足りるだろうと肖鐸は去ります。
意識が戻る歩音楼は感謝を伝えようとしたが喉をやられて声を出せずにいると侍女を呼び戻したいのかと肖鐸に聞かれます。
頷くと連れ戻してくれるというので感謝するが貞順端妃に封じられたので訳が分からず混乱します。
歩音楼は才人とはいえ皇帝と顔を合わせた事もないので福王に助けを求めたはずだと肖鐸が疑うなか、歩音楼は惚れられてしまったんだと勘違いしお受けできないと跪きます。
誤解だと分かると、へんな噂を流す者を信じたらダメだと東雲を叱責し誤魔化します。
肖鐸は福王府を訪ね歩音楼の簪を渡すと慕容高鞏に感謝されます。ただで助けたわけではないからお礼は要らないと告げ、皇后のもとから栄王を救うよう願います。
皇后は栄王を抱き込み皇族方を軟禁し南苑王・宇文良時と手を組み覇権を握るつもりだと訴えると勝ち目があるわけないと嘆かれます。
生き延びるには自分と手を組むしか道はないし後宮の争いに巻き込まれて惨死された母親と同じ道をたどるつもりかと説得します。
肖鐸は皇后を訪ね尚衣局が喪服の準備に奔走し栄王の採寸が必要らしいと告げるが失敗に終わったので、大葬の夜に皇后は妃嬪たちと先帝に御霊に付き添うのでその隙を狙うしかないと曹春盎に告げます。
そして皇后を上穹宮に足止めしてほしいと歩音楼に頼み、東南の風に乗せて鳳儀宮に向け点灯を飛ばすよう慕容高鞏に告げます。
2話・感想
だけど肖鐸と組むことで徐々に力をつけて行き、結果、歩音楼を我が女にするために権力に溺れる予感満載のキャラよねww
皇后はかなり残忍な方なのね・・・
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1話~
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