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「朱蒙」全81話ネタバレあらすじを最終話結末まで簡潔にまとめました

韓国ドラマ/朱蒙

高句麗を建国した実在の朱蒙をもとに製作。扶余のひ弱な王子だった朱蒙が徐々にたくましくなり扶余を離れてタムル軍を率いて高句麗を建国するまでの生涯を描いた歴史ドラマ

 

見所

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扶余の王子である朱蒙は側室ユファの子でクムア王に甘やかされて育つが正室の子である兄達から命を狙われる。追い出された事で逞しくなるが流民を率いて漢に抵抗した英雄ヘモスが実の父親だと知り意志を継ぐため扶余を離れる。
そして扶余の支配下にあった5部族をまとめ卒本を統一し高句麗を建国して初代王となる。
最初はだらしない朱蒙ですが逞しくなっていく姿は本当にかっこいい。
召西奴が主役だという見方もできます。朱蒙が宮殿を追い出され辿りついたのが卒本の大君長ヨンタバルがいた卦婁であり、その娘がソソノです。後の百済の建国者はソソノの息子オンジュです。

 

朱蒙のキャスト・重要人物

朱蒙チュモン(ソン・イルグク)
扶余の王子。流民を率いて漢と戦った父親であるヘモスの意志を継ぎ高句麗を建国した英雄

召西奴ソソノ(ハン・ヘジン)
卒本の中の部族である卦婁(ケル)で大商団ヨンタバルの娘。壁にぶち当たる度にチュモンを助ける。後の初代高句麗王妃となるがチュモンの妻が生きていたため王子の争いに息子を巻き込まなせないために王妃の座を譲り南下する。後に息子のオンジュが百済を建国。高句麗、建国の際には経済面で活躍し宮殿を建てる。

ヘモス(ホ・ジュノ)
チュモンの父親。タムル軍の将軍。クムワとは友人関係。

クムワ(チョン・グァンリョル)
扶余の王。王子だった頃ヘモスと結託して漢に立ち向かった。ヘモスの子を産んだユファを側室として守るが愛情の矛先が間違った方へ

ユファ(オ・ヨンス)
ハベク族の娘。負傷したヘモスを匿った事でハベク族は漢に滅ばされる。赤子を抱いてヘモスの親友だった後に王となるクムア大使に助けを求め扶余の側室となる

帯素テソ(キム・スンス)
扶余のクムワ王の長男で正室の息子。クムワ王が側室ユファを可愛がるので寂しがる母親を見て育ってきたためにチュモンを憎む。後の扶余の最後の王。

オイ(ヨ・ホミン)マリ(アン・ジョンフン)ヒョッポ(イム・デホ)
3人はゴロツキであったが扶余に追い出されたチュモンと出会い人生を変えられると思い兄貴と慕って忠誠を尽くす。チュモンが高句麗を建国するまで側近としてずっと支え続ける。

ヤンジョン(ユン・ドンファン)
ヒョント城の太守、扶余を漢の手中に収めるため娘を扶余の第一王子テソと結婚させる。元はクムワの旧友でケマ国族長の王子だが感化され、漢の護衛官からヒョント城の太守まで出世した。

チェサ(チャ・グァンス)ムゴル(ソ・ボムシク)ムッコ(キム・ミンチャン)
チュモンが扶余を離れてから出会う。オイ、マリ、ヒョッポ同様、チュモンに忠誠を誓い高句麗建国には欠かせない3人。

プドゥクプル(イ・ジェヨン)
扶余の大使者(軍師)。ヘブル王、クムワ王、テソ王の3世代で支え漢との友好関係を重んじる。

イエ・ソヤ(ソン・ジヒョ)
ハンベク国族長の娘。クーデターにより族長が殺され治療のため匿っていたチュモンに助けられる。チュモンの妻となりユリを授かるがチュモンが扶余を離れる際に捕まってしまう。後にユリを連れて脱出するが夫の志を邪魔してはいけないと思い平民としてユリを育てる。再会してからはソソノの計らいで第一王妃となりユリは高句麗第2代王となる。

モパルモ(イ・ゲイン)
クムワ王に気に入られ漢が持つ武器よりも強度な武器作りに専念する鍛冶職人だがチュモンが怠けている時から忠誠を尽くす。チュモンが扶余を離れるときは一緒に離れ高句麗建国の後は漢が持つ武器より強度がある武器を完成させる。

ウテ(チョン・ホビン)
ヨンタバル商談の護衛官で武力に優れる。チュモンが死んだと思って落ち込むソソノから結婚を申し込まれる。テソの求婚から逃れるためのものだと認識しながら受入れる。

ソンヤン(パク・チョングァン)
卒本の中の部族である沸流の君長。卒本の権力を握ろうとヨンタバルや君長となったソソノと大いに争い漢とも手を組もうとするがチュモンの人柄に感銘を受け忠誠を誓うようになる。

 

全81話ネタバレあらすじ/朱蒙

 

漢と戦う英雄へモス

紀元前108年、2100年間存続してきた古朝鮮は漢との戦いで滅亡!!漢が楽浪・真番・臨屯・玄菟の4つの郡を置くなか、流民達を率いて漢と闘う英雄ヘモスは罠に嵌り崖から転落する。

へモスの子を身籠っていたハベク族の唯一の生き残りユファはへモスの親友で後に扶余国の王となるクムワの側室として迎えられ、こうして誕生し第三王子として育てられたのが朱蒙です。

 

腹違いの兄に命を狙われる朱蒙

甘やかされて育った朱蒙だがクムワ王がユファを寵愛するあまり王妃から憎まれ、初めて旅に出されるときに1王子テソ&2王子ヨンポに命を狙われる。

偶然通りかかった卒本の中の部族の1つ・卦婁の商団ヨンタバルの娘・召西奴(ソソノ)に助けられます。旅から一人遅れて帰還する朱蒙は兄から命を狙われ、更にタムル弓を折ってしまった事で目的地にたどり着けなかったと偽りを告げるが母ユファには真相を話します。

朱蒙は母に勧められ密かに監獄看守ムソンに基礎武芸を習うが、たまたま収監されていた武芸の達人で盲目の人と出会い急速に上達する、その盲目の男とは実父へモスであった。

 

父の遺志を引き継ぐ

ヨンポの罠に嵌り漢に鉄器工場がバレてしまうとクムワ王の怒りを買い朱蒙は追放されてしまいます。後の側近となるゴロツキ3人組(オイ・マリ・ヒョッポ)に出会い何とか生活を続けるなか師匠がテソたちに殺されてしまう。

朱蒙も刺客に襲われるが返り討ちにするとそれを目撃していたクムワに宮殿に戻るよう言われる。しかし、宮殿にいても甘えて上達しないと気付き自ら外にでると申し出てヨンタバル商団で働かせてもらいながら人材を固めていく。

永遠の塩を扶余にもたらし功績が称えられた朱蒙は特使に任命されると玄菟城に向かい城主ヤンジョンに漢に屈することはないと宣言!!

見違えるような成長に重臣たちが驚く中、王子の武芸大会でも朱蒙は神業を見せて驚かせる。するとへモスを投獄していた事で王からの信頼を失い、また王妃一派に命を狙われヨンタバルのところに逃げてきた神女ヨミウルから謝罪とともに衝撃に真実を知らされる。

武芸を教えてくれた師匠が英雄へモスで、しかも実父だと知るとかつてへモスが率いていたタムル軍の人たちに話を聞いて回る。途中、漢に連行される流民たちを救いながら旅をしていた朱蒙は亡き父の遺志を継ぐことを決しオイ達と兄弟の契りを交わす!

 

流民を救うために扶余を捨てる

宮殿に戻る朱蒙はオイ達を護衛兵にしてモパルモ鉄器職人をヨンタバルがいるゲルへ派遣させ銅鉄剣の開発に専念させる。真番と臨屯に戦を仕掛ければ多くの流民を救えるのでクムワ王に進言すると受け入れられるが王妃一派から強く妨害される。

しかし功績を急ぐテソが漢の使者を招き入れてたことで王妃一派を黙らせることになり、また朱蒙と相思相愛となっていたソソノは戦の軍商として参加することを申し出る。

戦は圧勝で終わるが矢を受けたクムワが危篤状態になり、また太守を追った朱蒙が行方不明となったのでテソが権力を握る。また朱蒙が戦死したと広まりショックを受けるソソノはテソの求婚から逃れるために護衛ウテと結婚します。

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ハンベク族長の娘・イエソヤに助けられていた朱蒙はソルタクによる内乱が起きた事でイエソヤを救い扶余に戻る。クムワ王のために権力を取り戻そうとするが今の扶余はテソの権力に落ちているから時機を待つよう言われ従うふりをする。

戦で損害を与えられた漢は流民と王子を人質として送れと要求。朱蒙は人質とされるがテソから虐げられる2王子ヨンポが謀反を起こしそれを阻止したことでヨンポが人質となる。

テソの信頼を得た朱蒙は自ら仕掛けた戦だから自分で護送すると名乗るが流民を護送する途中で「私は扶余の3王子ではなく、これからはタムル軍大将だ」と告げポンゲ山を拠点とする。

しかし合流するはずだった母ユファと妻イエソヤはテソの妻ヤンソルランに捕まってしまいます。

 

クムワ王の復権と決別

朱蒙は流民を率いてムドゥン谷に潜んでいたチェサ・ムゴル・ムッコたちを従わせ仲間にする。扶余と玄菟の連合軍が何度もポンゲ山に戦を仕掛けてくるが朱蒙たちは地の利を生かして撃退、すると激怒するテソは朱蒙の母と妻の命を盾に呼びつける。

朱蒙は二人を助けるために向かうが母ユファの血文字の文を受け取り流民を守るため建国することを優先する。そんな時、ソソノの側近であるサヨンから扶余宮殿の隠通路を教えられ潜入するとイエソヤには会えたが病気のユファを置いてはいけないと言われたので、これから生まれてくる子といつかの再会を夢見て短剣を折って片方を渡す。

 

朱蒙にやられっぱなしのテソが錯乱状態となり無辜の命まで奪っていくので見兼ねたクムワは王妃一派を制圧し復権する。

扶余に呼ばれた朱蒙はタムル軍を率いて帰還すると、王の座を譲るからタムル軍を解散しろと命じられ耳を疑う。流民を見捨てられないし新建国するのだと断ると投獄されるが最終的にはクムワに見逃され感謝して去る。

クムワはユファとイエソヤを送り届けると約束していたが巨大化していくタムル軍に滅ぼされてしまうと警戒し何かと理由をつけては留めることにする。

 

卒本を統一して漢に勝利

古朝鮮の地図を商人から手に入れた朱蒙はあまりに広い領土に驚きソソノ達と強力して領土を取り戻そうと計画します。

朱蒙は橡那・桓那・沸流・貫那・卦婁の5部族を無血でまとめ卒本を統一すると、警戒するクムワは漢と同盟を結び交易路を塞ぎ包囲します。しかし朱蒙は航海術で南から食糧を運ぶ計画を思い付きプイヨム率いる海賊団を仲間に加える。

またテソの間者ププンノを味方にし自分が死んだと偽りの報告をさせると、油断したテソが勝ちを確信して攻めてきたので奇襲をかけて全滅させる。

そして南方から殻物や薬剤を運んできたソソノと海賊団は招くためにタムル軍は通路を確保し安全を取り戻す。

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朱蒙は扶余に飢えている民が続出していると知り手を差し伸べるが脱出を図った母ユファが殺され妻子(イエソヤ、ユリ)が行方不明だと報告を受ける。

戦の準備を進めていると扶余の3王子がやってきて妻子の身柄を引き渡す条件で玄菟軍への戦を中止し扶余を配下にした後に全権を譲るよう強いられます。本当にヨンポは妻子を匿っていたがマリが確認しに行くと逃げられ罪を恐れた者に襲われた事で、朱蒙はやはり妻子は亡くなっていて罠を仕掛けられたのだと受け止める。

そして怒りをこらえてヨンポを追い出すと敵の裏を読む作戦が見事に的中し、ついに玄菟軍大将ヤンジョンの首を取り、漢が負けた事で扶余の重臣達は驚きます。

 

高句麗を建国

古朝鮮の領土を取り戻す朱蒙だったが内部で権力争いが勃発したために未亡人となっていたソソノと結婚し高句麗を建国します。

この時、ユリを連れてきていたイエソヤだが自分の存在が邪魔になると思い引き返す。

高句麗の領土が着々と拡大するなか、クムワ王がテソに王位を継承したと知ります。犠牲者を出さないためにも同盟を結ぶため招待されていなかったが祝福するために訪ねます。

ヘモスと別れた場所チョンム山を訪れ弔う朱蒙は同盟を阻止したい漢の刺客に襲われるがテソに責任問題を追及し同盟させる。

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ある日、朱蒙は折れた短剣を手にする少年が謁見を願っていると報告を受けるが自分が持つ短剣と折れ目が一致したので早く招くよう指示する。こうして我が子と再会した朱蒙はイエソヤも生きていると知り自ら迎えに行く。

その事を知るソソノは驚くが派閥が起きてはならないと考え息子であるピリュとオンジュに歓迎して迎える事を頼み王妃の座をイエソヤに譲る覚悟を決めます。

しかしヨンチェリョンとヤンタクの謀反を阻止するが大使の座はないとたきつけられたピリュが加担していたので落断する。

 

結末・母の想い

民の話を聞きながら旅をしていたクムワが漢の刺客により命を落とす。「朱蒙と手を組んで漢を倒してほしい」と遺言を受けたテソが訪ねてくると、朱蒙は賢明な判断だと受け入れる。

連合軍は常に優勢に立ち遼東郡は退却を余儀なくする。長安からの援軍が駆け付け士気を取り戻した遼東郡と連合軍は全面争いとなるが、連合軍は一致団結し数で勝る遼東郡を太守の首を朱蒙が取りました。

高句麗  万歳!扶余  万歳!得られた成果を分け合い連合軍は勝利を祝いました。

 

王位争いをして欲しくないと考えるソソノは高句麗を去る決意をします。王子であるピリュやオンジョ、そして側近であるサヨンなどが説得にあたったが、チョルボンの民を連れて南方へ行きピリュとオンジョに新しい国を建国してあげたい母親の決意は固かった。

ソソノの想いに心痛しながらも朱蒙は受けとめ餞別に一番古い付き合いの鉄器頭モパルモをソソノに預けました。

ソソノは新しい国を造り古朝鮮の領土を広げる新たな大業へ向けて出発します。(後に南方に百済ペクチェを建国する)。

流民を救いだし卒本を統一、高句麗を建国し領土を広めた朱蒙はユリに王を譲り40歳で亡くなります(完)