風起西州~烈風に舞う花衣~
グーリー・ナーザー×ティミー・シューの再共演でおくる「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」の続編!
夫婦となった琉璃と裴行倹が西州を舞台に次々と巻き起こる戦と政争に立ち向かう。
全話視聴し見所キャスト、全37話あらすじ一覧、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
前作「風 起 花 抄」で母親を死に追いやった仇敵への復讐を果たした琉璃は裴行倹と夫婦となったが皇帝の叔母である裴氏一族の頂点に立つ臨海大長公主が強敵となって現れる。
協力して乗り越えていくが裴行倹が武昭儀の怒りを買い辺境の地・西州に左遷されてしまい、絶え間なく攻め寄せる突厥との戦いと、野望にまみれた政争など、数々の試練に果敢に挑んでいく
ネタバレ感想|風起西州
7話|賢い選択
臨海大長公主は裴行倹が妄言を吐いたため西州に遣わされるようだと報告を受け大いに喜びます。荘園を20万貫で買い取るつもりでいたが武媚娘という後ろ盾をなくし更に準備で忙しく20万貫が揃うのを待つ猶予もないはずだと笑みを浮かべます。
裴行倹は武媚娘の母・楊夫人に呼ばれ向かうと武媚娘の世話になっときながら何で恩を仇で返すのかと責められます。
気の迷いは許すから陛下の御前で発言を撤回し武媚娘が皇后になれるよう手を貸せと訴えられ、私事であるならば大恩をお返しするときだが公義は害せないと謝罪します。
庫狄琉璃は盧夫人がやってきて随分勝手なことを勧めてきたので1万貫でもいいが代金引き渡しの際は中眷裴一族も立ち会わせると告げます。
洛陽の荘園は裴行倹だけの物にしないと誓ったから私欲のための取引と疑われたくはないと告げます。
裴行倹が西州へ遣わされると知った蘇定方は高昌王族の有力者の麴都護の副官になるのかと納得できず、于夫人は庫狄琉璃のことを考えて何で発言しなかったのかと嘆きます。
別れの挨拶をするため蘇州を訪ねていた裴行倹は二人の会話を耳にし庫狄琉璃を長安に残そうと思います。
離縁状と置手紙を目にする庫狄琉璃は荘園の始末について話し合うために臨海大長公主や中眷裴一族を呼びます。
一か所につき1000貫ほどで譲ると告げると協力できるのは私しかいないようねと臨海大長公主は満足気に言い1万貫を持ってこさせます。庫狄琉璃は洛陽の良田をこんなに安く売っては一族に顔向けできないと告げると陸瑾娘が2万貫出すと名乗り出たので激しく動揺する臨海大長公主は武官の妻が大金を一晩で集められるわけないと文句を言います。
得体のしれないコソ泥かもわからない奴に売るわけにはいかないだろうと訴えるが、陰口を叩かれるとは驚いたと楊夫人が姿を現したので驚きます。
庫狄琉璃は洛陽の荘園を売って得た代金は中眷裴の名義で朝廷に献上すると告げると楊夫人は人の窮地に付け込み狙う真似などしないと立ち上がります。武媚娘が庫狄琉璃と裴行倹の国を思う心に感嘆したから私を来させたのであって誰にも知られずに善行を積みたかったが臨海大長公主が裴氏の名声を気にしたために仕方なく姿を現したのだと言います。
臨海大長公主は今まで何一つとして成功してませんよねww
8話|新たな出発
楊夫人は荘園を売りながら臨海大長公主が入手できないようにし武媚娘の評判を上げた庫狄琉璃の手腕を評価します。
それがなかったら裴行倹は許されなかっただろうと告げ馬車の乗り込み、庫狄琉璃は感謝して見送ります。
難題は解決した庫狄琉璃は西州へと向かうと裴行倹にも追いつけると侍女に言われたので、城外で伯父の家の商隊が待っているんだと告げます。裴行倹を追っているのではなく自分たちだけでも生きられるよう西州で商いをするのだと言います。
庫狄琉璃は西州までやたら急ぐので従姉・安三娘に心配されるが、離縁状を残して去った薄情者を話題に出すなと従兄・穆三郎は言います。
裴行倹は西州へ向かう途中に奴婢商人・米大郎から虐待を受ける阿紅を助けます。荒れ地の店に入ると麴崇裕(西州刺史・麴智湛の息子)と王君孟(西州の高昌県令)に目が止まります。
裴行倹は先ほど助けた阿紅がまたも痛めつけられていたので助けると斜面で顔を隠す庫狄琉璃がやってきたので驚きます。
しかし阿成が挨拶すると人違いだと去ってしまったので誤解なんだと安三娘に声を掛けるが気安く呼ぶな、説明などいらんと言われてしまいます。
麴崇裕、最初ただのドラ息子かと思ったけど賢そうですね
9話|北部の間者
裴行倹は庫狄琉璃の部屋を訪ねるが朝早く発ったと店員に知らされます。阿紅をもらうから長安の長興坊にある蘇府の屋敷に送り届け返事の文を受け取り戻って来てくれと米大郎に頼みます。
すると商隊を追うなら金や女に目がない涼州参軍・蘇南瑾が厳しく検問しているから急いだ方がいいと知らされます。
蘇南瑾は臨海大長公主も一派であるため庫狄琉璃を引きとめるために急いで馬を走らせます。
庫狄琉璃が朝早く宿を発ったのは臨海大長公主の息のかかった蘇家に狙われると恐れたからでした。案の定、安家の商隊に北部の間者がいると疑われて涼州の城門で止められると穆三郎は間者の特徴が庫狄琉璃に符合しているので心配します。
調べられている間に庫狄琉璃は男装して先に城門を通るが盗人に出くわし追いかけます。
裴行倹は検問で足止めされる安三娘から庫狄琉璃は男装して先に行ったと知らされるが彼女は官兵に捕らわれ連行されていました。
蘇南瑾は牢にいる女が離縁状を持っていた事で庫狄琉璃だと察し始末します。
裴行倹は自分が間者だと穆三郎に密告させ敢えて捕らわれ牢に入ります。庫狄琉璃は自分と勘違いされて出された盗人はおそらく殺されただろうと申し訳なく思っていると裴行倹が牢にやってきたので駆け寄ります。
阿成は北部の間者と間違えて西州の長史に任命された裴行倹を牢獄するとは何事だと乗り込みます。
報告を受けた蘇南瑾は臨海大長公主の文には庫狄琉璃のことしか書かれていなかったし離縁していたから庫狄琉璃のことで来たわけではないだろうと結論付け、急いで向かい謝罪します。
牢から出るために自ら庫狄琉璃だと名乗ったから自業自得ですねwwまぁ~これで二人は仲直りすることでしょう。