作品情報/キャスト
グーリー・ナーザー&ティミー・シューが共演し視聴率、再生ランキング一位を獲得した宮廷ラブ史劇
唐の第2代皇帝・李世民の時代。天下第一針の称号を持つ刺繍の達人・安氏は弟子に謀られ娘・琉璃を不禄院の孫徳成に預け命を絶つ。琉璃は豆子と名を変え男装して宮中で育ち母の才能を受け継ぎ成長するもそれが災いを呼び宮中を去ることになってしまう。裴行倹に助けられた琉璃は陰謀が渦巻く宮中で母の死の真相を明らかにし無実の罪を晴らそうと決心する。
完全版・全46話で紹介(テレビ放送だと40話)
ネタバレ感想/風起花抄
12話・曹記衣裳店の悪計
玉児(琉璃)に訴えられた裴行倹は安宅を訪ねると留守にしていたが阿霓に寄ってくる男だと勘違いする曹吾に声をかけられます。
玉児に用事があるのだと告げると阿霓でないならと安堵する曹吾から胡商大会だと知らされます。
玉児はいきなり裴行倹から点穴をくらい動けなくなってしまいます。訴えを取り下げるよう言われるが寝ていないから立ったまま寝れると告げると阿霓は財物を返されない限り逃げることはないのだから点穴する必要があるのかと訴えます。
言い争っていると衣を預かると主催者がやってきて手渡すが「あれは胡商ではない、訴えを取り下げれば奪い返してやる」と裴行倹に言われます。
騙されないと言い放ちその場を去るが他の店を確認すると衣を預けている様子はありませんでした。
曹氏と珊瑚は笑みを浮かべていたのであいつらの仕業だと問い詰めようとしたが阿霓に証拠はないと止められます。如意衣装店の番がやってきてしまい諦めかけるがそこに衣を取り返した裴行倹がやってきます。
如意衣装店の衣は着てこそ価値が分かる作品であり玉児が着用して舞を披露すると大絶賛され見事に一等を獲得します。
玉児は裴行倹は本当に財物を盗んでいないのではないかと思い始めます。阿霓は曹氏と珊瑚の怒った顔がいい気味だと笑いが止まらず興奮して寝れません。
玉児は濡れ衣を着せていたとしたら自分は悪人となってしまうと不安にかられると順子と孫徳成は元気だろうかと思います。
そのころ、卓錦娘に拷問を受け続ける順子は豆医官はもう皇宮をでたと口を割ります。
13話・豆医官と玉児
裴行倹は莫坤と共に屋根に潜むと巻紙の中に禁制の品を隠しているのを目にします。こうまでして運んだものは何なのかと考えていると曹王(李明)が姿を現したので後をつけると甲冑だと分かります。
甲冑の闇取引は謀反しか考えられず、濮州からまだ巻紙が届くと知っている莫坤は大理寺に報告すると告げるが改革は多くの権力層の利益に関り多くは曹王の配下であるため陛下に届く前に葬り去られると裴行倹は止めます。
莫坤は濮州に戻って護送について同行を探り、裴行倹は皇太子に伝える方法を考えます。
卓錦娘は豆子逃走の件を内侍院に告げるがそんなに尚服局にくるのが嫌だったのかと困惑します。都尉府の女主人・崔氏は如意衣装店の絵師が辞めたと知ってがっかりするが安四郎や曹氏が何か隠していると察知します。
阿霓と一緒に暮らしていると噂を耳にし訪ねるが、叔母が来たと阿霓に言われた琉璃が男装していたため考えすぎだったかと思い失礼します。
琉璃は豆医官の姿で街に繰り出すが裴行倹に捕まってしまいます。
「こうやって見ると姿形ばかりか性格の悪さも玉児にそっくりだな、玉児は私が中身をすり替えたと言って財物を返せと責め立てる、2人して共謀したな」
玉児は訴えを取り下げさせると告げ帰ろうとするが皇宮に入るための腰牌を貸してほしいと頼まれます。街中に貼られている手配書を見せられるとそこに通報を受けた捕吏たちがやってきます。
腰牌を貸すなら脱出を助けると言われ仕方なく取り引きに応じ奪取するが体に触れられた事で女性だとバレてしまい「玉児だな」と聞かれます。
玉児は仕方なく不禄院に育てられた経緯を話します。
14話・皇宮に自主する豆医官
阿霓は手配書を持って慌てて駆け込むと裴行倹がいたので慌てて隠すが玉児からすべて聞いたから大丈夫だと言われます。
裴行倹から腰牌を貸してくれと言われた玉児は棺に紛れて脱出してきたから実は持っていないのだと謝罪します。今頃、手配書が貼られるなんてどう考えてもおかしいので玉児は孫徳成と順子をこれ以上巻き込めないと思い皇宮に戻ると決意します。
裴行倹と阿霓から捕らわれてしまうと反対され策を講じるから大丈夫だと告げます。なんで腰牌が必要なのかと聞くと裴行倹は詳細は言えないが皇太子に会いたいのだと言います。
魏林から孫徳成が慣例で外に出るので豆子と接触するのではと告げられる卓錦娘は鄧七娘に尾行を命じます。
琉璃は阿霓が心配して監視しているので鼠が出たと騒いで抜け出し孫徳成に会おうとします。裴行倹と阿霓は彼女を捜しに行くと彼女を発見し安堵するが裴行倹は孫徳成を尾行する女性に気付き助けに行きます。
順子に続いて孫徳成まで連行されてしまい玉児はもうこれ以上巻き込めないと決意します。阿霓は心配してそばにいたが朝目覚めると琉璃の姿はなく別れの手紙が残されていました。
琉璃は豆医官となって自首し、門の前で連行される彼女を目にし裴行倹と阿霓は遅かったかと悔やみます。
阿霓は理由は言えないが厳しく追及されるはずと涙すると男装して不禄院で育ったのだからよほどの理由だろうと思うが無理に話す必要はないと告げます。
15話・和解
琉璃(玉児)は豆医官として自首して投獄されると長い間拷問を受けていた順子は釈放されます。傷だらけで戻ってきた順子は見捨てられた思い込み傷の手当てをする孫徳成と口を利きません。
豆医官は面会にやってきた卓錦娘から「裁縫と刺繍の技を誰から習ったのか、奥義書を読んだのか」と聞かれ、刺繍を見て針の運びを考えていたらおのずと刺せるようになったのだと告げます。
天下第一針の安氏を知っているかと聞かれ、逆に弟子だったんでしょうと訴えると「私の才を妬み技を伝えてくれなかった」と喚かれます。その様子を見て卓錦娘が母親の敵ではないかと疑い、だから孫徳成に逃がされたのだと気付きます。
尚服局に来る決心はついたかと卓錦娘が再び面会にやってきたので「幼いころに奇書の類を読んで学んだ事を思い出した」と豆医官は言います。
どこにあるんだと食いついてきたので「妃嬪の遺品で読んだあと柩に戻したから骸と一緒に埋葬された」と告げます。柄や衣の形を覚えているかと聞かれ、記憶をたどれば思い出すかもしれないが腹ペコでやってられないと訴えます。
順子は卓錦娘に唆されて孫徳成から捨てられたと勘違いし、口を割ったから豆子の手配書が出回ったんだと自己嫌悪に陥ります。そんな順子を孫徳成はお前のせいではないと慰めます。
裴行倹と阿霓は玉児を救い出すため卓錦娘の弟子・鄧七娘に目を付けます。曹記衣裳店に顔を出すと知り曹吾を通して紹介してもらうとどんな様子かだけでも探ってほしいとお願いします。