作品情報/キャスト
グーリー・ナーザー&ティミー・シューが共演し視聴率、再生ランキング一位を獲得した宮廷ラブ史劇
唐の第2代皇帝・李世民の時代。天下第一針の称号を持つ刺繍の達人・安氏は弟子に謀られ娘・琉璃を不禄院の孫徳成に預け命を絶つ。琉璃は豆子と名を変え男装して宮中で育ち母の才能を受け継ぎ成長するもそれが災いを呼び宮中を去ることになってしまう。裴行倹に助けられた琉璃は陰謀が渦巻く宮中で母の死の真相を明らかにし無実の罪を晴らそうと決心する。
完全版・全46話で紹介(テレビ放送だと40話)
ネタバレ感想/風起花抄
35話・奪われた称号
卓錦娘は汚い真似をして豆子(琉璃)との腕比べに勝利します。
内侍総管になった藩秦海は陛下毒殺を曹王に命じられたが失敗が許されずましてや皇帝であるため手を下せずにいました。
計画が失敗し己を責める豆子は寝込んでしまうが卓錦娘が儀式を執り行うと知って駆け付けます。勝利した龍袍を刺繍したのは誰か言ってみろと言い放つと女官たちは「まさか」とヒソヒソ話を始めます。
豆子は龍袍を奪って太妃を欺き天下第一針の称号をだまし取った、それこそ反逆だと言い放ちます。鄧七娘はこれはまずいと東宮にかけつけるとちょうど裴行倹が任務から戻ってきたので豆子が危険だと伝えます。
林尚服は豆子の話には辻褄があるし今までの卓錦娘の刺繍とはまったく違うと指摘します。しかし豆子を庇えば楊妃に目を付けられると卓錦娘に唆され証拠はないから負けを認めるよう言います。
「あんたが天下第一針を名乗ることは何をされようが認めない」と言い放つと板打ちの罰を命じられます。
裴行倹は豆子を助けるために駆け付けるが自分がどうなろうとあなたに関係ないと豆子に言われます。
しかし皇太子の命だと訴えると林尚服は罰をもう終えたと言い、まだ罪を認めていないと訴えてくる卓錦娘に上官にたてつけば豆子と同じ目に遭うと言い放ちます。
不禄院で治療を受ける豆子だが金針を卓錦娘に渡した裴行倹を拒絶し孫徳成の看病を受けます。
36話・霊薬も毒薬
曹王は皇太子の手で皇帝に薬を飲ませることに成功するが潘秦海がおじけづいて毒を入れていなかったので高全の後を追いたいのかと責めます。
時間が経過し毒の効果がないと言い訳をされたので毎日新しい薬を届けるからこれ以上先延ばしするなと迫り藩秦海の父親の指を届け脅します。
皇太子は陛下が危篤状態のいま、やたら曹王が頻繁にやってくるので用心が必要だと裴行倹に告げると高全は転んで頭を打って亡くなったと聞いたが見た者はいないしすぐに楊妃が藩秦海を総管に推挙したのは疑わしいと言われます。
藩秦海に陛下がお目覚めと呼ばれた皇太子はやたら早いなと困惑しながら向かうと曹王に毒殺するよう強いられていると言われ助けを求められます。
証拠もないし陛下から離れ薬にも触れないとなると皇太子は親不孝者だと曹王が非難する口実となるため、写経しているせいで手が震えるので頼むと曹王に薬を渡します。
曹王は受け取るフリしてわざと薬を落とし回避すると楊妃は計画を知られているのではと心配します。
曹王は陛下が崩御したら武力で玄武門を制圧し遺詔を出せばいいと策を講じます。
病床に伏せる豆子を心配する裴行倹は街の名医から薬をもらうと曹王に霊薬を飲まされ続け名医を捜していた蒲巴弩に目撃されます。
37話・禁断症状
裴行倹は街の名医から薬をもらい順子に渡します。ずっと世話になるのを拒んでいた豆子だが順子や孫徳成が悲しむので涙を流し飲めばいいんでしょと告げます。
裴行倹は陛下が皇太子と重臣たちを召集したと莫坤から報告を受け急いで向かうと、あらためて後継者として皇太子が指名されたので笑みを浮かべます。
皇太子は長孫無忌と褚遂良を頼りにして謙虚な気持ちを忘れず諫言にも耳を傾けろ、天下をしっかり守ってくれと言われ拝命します。
詔を発するとは思いもしなかった曹王は皇太子が謀反を企て挙兵したという証拠を掴む以外に即位する方法はないと思います。
かつて陛下は玄武門で皇太子を殺し皇帝を退位させ即位したので皇太子が元部門で挙兵したとなれば陛下は動揺するはず・・・楊妃はそれしかないようねと言います。
蒲巴弩が中毒症状で宮中で暴れ出したので曹王は牢獄せよと命じるが裴行倹の秘密を知っていると言われ薬を与えます。
裴行倹は豆子に必ず治るとお守りを渡すと、あそこは信用できないと拒まれます。
大凶を2回引きかけたのを見て石を投げて戻したら大吉が出たのだと告げると豆子はあの時にいたのかと驚きます。椿の刺繍を矢で射て蘇将軍の弟子になれたし武府で会う前から縁があったのだと告げ願が掛けてあるお守りを渡します。
裴行倹に想人がいると知った曹王と楊妃は蒲巴弩に監視させます。豆子が急に中毒のように薬を欲しがると順子から知らせを受けた裴行倹は急いで向かいます。
38話・秘密を明かすとき
豆子が乱心してしまったので裴行倹は医館に向かうと封鎖されていました。振り返ってみると医官は遠回しに危険だと訴えていたことに気付きます。
街をふらつく蒲巴弩に剣を突き付けると、生きたければ今のところ飲み続けるしかないと言われます。
裴行倹の想人が誰なのか、一向につかめない曹王だが楊妃は不禄院から尚服局に移った豆子が罰を受けたと知り何か関係がありそうだと疑います。
禁断症状に苦しむ豆子は己を傷付けないように縛られていたために簡単に楊妃の手の者に浚われてしまいます。
裁縫の腕があるしどこでも名を上げられるのに何で男装してまで皇宮にきたのだと訴えられます。殺したいならさっさと殺せと言い放つが本来の女性の姿にさせられると武媚娘の妹だと偽った奴かと言われます。
琉璃(豆子)は武媚娘と皇太子が男装させて侵入させたと言われかねないと思い11年前にあんたらが罪を着せて殺した安氏の娘だと明かします。
楊妃は「当時は確かに陛下は自分を皇后にしようとしたが臆病な自分にそんな考えはなかったし卓錦娘と林尚服が勝手に贈ってきた褘衣を陛下に見られた。激怒する陛下に卓錦娘は安氏が作った供述して逃げたようだ」と言います。
裴行倹は皇太子に謁見するがそこにお邪魔をしていた曹王が豆子の巾着を持っているのに気付きます。しかも「絶世の美女の貰った」と訴えてきたので琉璃だと知られたのだと分かります。
皇太子に真実を話すこともできないので曹王が来ていると知って心配で駆け付けただけだと告げます。
捕らわれている琉璃は龍袍を作れば解放してやると楊妃に言われ、謀反を起こし曹王に着せるためかと訴えると皇太子を謀反人とするのだと言われます。
また裴行倹は曹王に会いに行くと配下となれば琉璃の命は救うと条件を出されます。