作品情報とキャストの紹介
ロシアの北極圏で謎の地震が観測され崩落した棚氷は1万3千平方キロメートル以上に及んでいました。陸軍アラスカ基地に勤務している地質学者は巨大なクレバスの亀裂から噴出するのは超低温メタンガスだと推測し気化したら恐ろしい事態になると分かる
ネタバレあらすじ
アイス・クエイク
アメリカ陸軍アラスカ基地に勤務している地質学者マイケル・ウェブスターは、クリスマス・イヴなのにツリーを準備出来なかったのでフェートン山へ立派なツリーを探しに行こうと家族(妻エミリー、長女ティア、末っ子シェーン)と約束します。
しかし、最近頻繁に地震が起きてる事を気にして基地に連絡すると「すぐに来てくれ、機密情報だ」とビル・ヒューズ大佐から呼ばれます。
昨日、ロシアの北極圏で謎の地震が観測され崩落した棚氷は1万3千平方キロメートル以上に及んでいました。
その事と関係があるのかと思ったマイケルは一旦基地に顔を出すと大佐がロシア軍基地から発せられた棚氷崩落の数時間前の通信を傍受していました。
ロシア軍が領有権主張のために何か爆発させたのかもしれないと聞かされるが、マイケルは揺れを感じるのが遅すぎるとしてデーターを収集中だったリードとウォレスが基地に戻ったら連絡してくれとお願いしました。
マイケルは家族と合流しイエティ(愛犬)も連れてフェートン山へもみの樹を探しに行きます。
観測所が開いていなかったのでリードとウォレスを探しに行くが雪山を楽しむイエティが何処かへ行ってしまいます。
その時、地響きとともに巨大なクレバスが現れ、急いで観測所まで戻りマイケルは蹴っ飛ばしてドアを壊しました。
基地に連絡し「亀裂から氷が噴出していた」と信じられない情報を伝えるが雪崩に気付き急いで観測所から逃げ出します。
雪崩は観測所やマイケル達が乗ってきた車を飲み込みました。マイケル一家はなんとか被害に遭わずに済んだが道路まで出るには山を登って移動しかありませんでした。
山を登っていたマイケル達だが休憩している時に再び巨大なクレバスが現れ子供達と引き裂かれてしまいます。
マイケルはエミリーと共に山を登って亀裂を迂回して迎えに行くから丘の上で待つよう子供に伝えました。
マイケルは亀裂から噴出するのは超低温メタンガスだと推測していました。
そのころ、メタンガスが噴出して地震が起きているのだと予想するワージントン教授は強行突破して調査をします。
基地もメタンガスにより地震の被害に遭います。大佐は市民に緊急避難命令を出し救助隊はヘリコプターで捜索を続けます。
マイケルとエミリーは丘の上に到着し子供を探す途中で負傷して動けないワージントン教授を助けます。
「メタンが液体となり地面を動かしていたが地割れが起き液体メタンが気化した。ガスによる圧力で噴出が起こり更なる揺れが永遠と引き起こされる」
マイケルは大量のメタンが気化したら恐ろしい事になると気付くとヘリコプターに発見してもらいます。
怪我をしているワージントン教授を担架に乗せて引き上げてもらうが亀裂が発生しメタンガスで操縦不能になり墜落してしまいます。
結末/アイス・クエイク
マイケルとエミリーは子供達と合流します。シェーンは凍死していた人の無線機を持っていました。
工兵の物だと気付いたマイケルは無線機は壊れていたがGPSトラッカーがあるのに気付き信号だけ送るとバッテリーが切れてしまいます。
氷河洞に沿って噴出が起きている事を知った大佐は誰の無線機か分からないが信号をキャッチしていました。
雪のシェルターを作って避難していたマイケル達は救助隊に発見され救助されました。
噴出がフェアバンクスに達し採石場で地上に出た場合メタンが到達して一気に気化したら大惨事になるとマイケルは説明しました。
人口衛星でメタンの流れと量を調べたマイケルは爆弾で備蓄所へ誘導させタンクを爆破させました。
メタンガスはすごい早さで燃やしつくされ地球は守られました。
無事に戻ってきたマイケルはイエティを連れ、もみの樹を抱えていました。