中国ドラマ「沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~」
ヤン・ズー&チョン・イー共演、花の精と神仙の禁じられた情愛ファンタジーラブ史劇
あらすじ
癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり、
東極青離帝君・応淵によって姉は芷昔、妹は顔淡と名付けられる。
500年後、霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣・副主事となり霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが・・・
天真爛漫な蓮の花の精と天下を守る責任感で自身の感情さえも抑えてしまう神仙との禁じられた情愛から始まる物語!!
キャスト/ヤン・ズー&チョン・イーなど豪華共演
顔淡(ヤン・ズー)~「長相思」「霜花の姫」
余墨(チャン・ルイ)~「長安賢后伝」「孤高の皇妃」
芷昔(モン・ズーイー)~「双嬌伝」「陳情令」
蛍灯(シュー・カイニン)~「後宮の涙」
演出(グオ・フー&レン・ハイタオ)~「運命の桃花」
総脚本(チャン・ユエンアン)~「聴雪楼」「霜花の姫」
ネタバレ感想/沈香の夢:前編
20話/運命の歯車
帝尊の女官長となる蛍灯が有頂天となっていたために芷昔は歴劫を終えた応淵のために贈る法器の玉を盗みます。それに気付く帝尊に前にも法器が消えた事があったので盗まれたのではないかと訴えて天兵に調査させ媚骨香を発見させます。
帝君を誘惑しようとした罪で蛍灯は人間界に落とされることになり、見送りに行く芷昔は夜忘川の偽の名簿を見せたなと責めます。帝尊から仙籍の剥奪と記憶の抹消を命じられたが屈辱な日々を送らせるために仙人の記憶を残したまま落とします。
これで顔淡の復讐は果たせたと涙する芷昔は人間界で花精族として生きていると禄鳴に知らされます。
「顔淡は最後まで姉の幸福を願っていたから魔に落ちず正しく生きろ」
顔淡は絳辰を強引に娶ろうとする男が現れたので投げ飛ばすと妖怪だと恐れられます。誰が妖怪だと叫ぶが助けられた絳辰は月下美人の花の精で力を隠しており同族だと教えられ驚きます。
花精族の族長のところへ行くよう腕輪を渡され一緒に行こうと誘うが安都王の世子・裴洛をほっとけないと言われます。族長に会いに行くと統領への貢女を選んでいたので顔のあざを治すための衍碧丹を手に入れるために名乗り出ます。
すると受け入れられるが美女としては送れないと言われ族長の孫娘・紫藤の側仕えの侍女として行くことになります。
紫麟と共に鋣闌山の統領となった余墨は流行中の芝居の台詞を耳にし顔淡が言っていた事を思い出します。花精族を隠して活躍する芸者を突き止め劇を書いた人は誰だと絳辰に聞くと行き先を教える代わりに安都王の世子・裴洛を救ってほしいと頼まれ大事な異眼を渡します。
21話/新たな刻印
花精族長の孫娘・紫藤の側仕えの侍女として鋣闌山に到着した白漂亮と名乗る顔淡。
顔淡を捜し続けていた余墨は喜ぶが何も覚えていないようだったので夜忘川を渡って忘れたのだと察します。
白漂亮という名前は響きが良くないから顔淡にするよう告げると彼女は顔のあざを治せる衍碧丹がほしいので従い仕えます。黙って側で見守ることにして刻印を付け鋣闌山を自分の家だと思って自由に使うよう告げます。
顔淡は棺桶を開けると紫麟の真の姿は亀なんだと知り笑います。仙池で暮していて毎日仙人にひっくり返され死にかけたから棺桶で寝ているんだと言われ、それを聞いていた余墨は顔淡が助けた亀だと気付き笑みを見せます。
人間界にやってきた応淵は記憶と仙力を仙衣で封じて凌霄派の天師である唐周として生きており修行の旅に出て妖族退治を始めます。
22話/真の使命
顔淡は雪狐族長の娘・琳琅の弟・子炎を助けると一緒に逃げようと誘われます。余墨と琳琅の縁談を破談にさせるために夜中暴力を振るわれる芝居を打っていたがまさかの展開になってしまい外で聞いていた余墨は慌てて押し入り私のものだと告げます。
余墨と琳琅が争いを始めたので紫麟は事の経緯を話すと狐は恩返しするのだと琳琅は言い顔淡に仕えようとします。
玉清宮侍官の禄鳴は人間へ行った応淵が謎の人物に襲われていたので急いで向かいます。仙力の流出を止め顔淡がくれた花びらで帝君の仙衣を修復すると意識が戻ったので救出が遅れたと謝罪します。
困惑する唐周に真の姿は九重の天の帝君だと告げます。1日も早く四大神器を手に入れて歴劫を終え天界に戻るよう願うと天界に戻り応淵は妖魔に襲われ他界したと偽装します。
余墨は狐族で反乱が起きて琳琅の父が捕まったと知り狼族と羽族を集め水族に山を守らせるよう紫麟に指示します。
唐周は花精族の退治を始めると報告を受けた顔淡は仲間を救うために駆け付け人間のフリをして近付きます。全員逃げ切ったと族長からの合図を目にした顔淡は唐周が手にする瓶を破壊して捕らわれていた妖怪も救うが唐周は悪人ではないと感じ蓮の花びらを送って逃走します。
23話/旅は道連れ
雪狐族長を救出した余墨は鋣闌山に戻り、花精族の仲間を救った顔淡も戻ります。紫麟と琳琅が急速に仲良くなるなか顔淡と余墨は人間界を見て回る旅に出ます。
女を漁るガマガエルの精を懲らしめると、その夜街に出たところ老人をイジメる若い者を目にします。道徳心を教えてやるが妖気を追っていた唐周に発見されてしまい商売人に扮するがバレていて瓶に封じ込まれてしまいます。
顔淡は目印を置いてきていないので余墨に見つけてもらうのは難しく自力で何とか脱出せねばと思います。
余墨は夜食を買いに出た顔淡の行方が分からなくなってしまい目を離してしまったことを後悔します。顔淡には妖気がなく法術を追跡しても無駄なので捕妖師を見つけた方が早いと考え鋣闌山に知らせます。
人間界の門派では法力が強い凌霄派が筆頭であるため狼族に託し羽族には小さい門派を当たるよう指示します。
唐周は四大神器を探すため青石鎮ヘ向かうことになり側にいることを条件に瓶から出される顔淡も財宝が眠るといわれる娘娘墓を探検することになるが
20話~23話・感想
芷昔は蛍灯の仙人の記憶を残したまま人間界へ落としたということは発見されたら顔淡は何かと狙われるのではないのかな・・・
人間界にやってきた応淵は記憶と仙力を仙衣で封じているようだが歴劫を装って赴っているだけで魔族が人間界へ身を隠したために調査へ来ているのよね。
ん~、なんだかややこしいな。記憶を封じているなら本来の調査の目的はどうするのでしょうか。追記・実は後編の途中まで話を把握できなかったが何者かによって記憶を抹消されたようですwwここで初めて禄鳴が応淵の死を偽装した意味を知りましたよ。
顔淡は記憶が消えても性格はまったく変わらないね、逞しいよ、笑