中国ドラマ「沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~」
ヤン・ズー&チョン・イー共演、花の精と神仙の禁じられた情愛ファンタジーラブ史劇
あらすじ
癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり、
東極青離帝君・応淵によって姉は芷昔、妹は顔淡と名付けられる。
500年後、霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣・副主事となり霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが・・・
天真爛漫な蓮の花の精と天下を守る責任感で自身の感情さえも抑えてしまう神仙との禁じられた情愛から始まる物語!!
キャスト/ヤン・ズー&チョン・イーなど豪華共演
顔淡(ヤン・ズー)~「長相思」「霜花の姫」
余墨(チャン・ルイ)~「長安賢后伝」「孤高の皇妃」
芷昔(モン・ズーイー)~「双嬌伝」「陳情令」
蛍灯(シュー・カイニン)~「後宮の涙」
演出(グオ・フー&レン・ハイタオ)~「運命の桃花」
総脚本(チャン・ユエンアン)~「聴雪楼」「霜花の姫」
ネタバレ感想/沈香の夢:前編
5話/今宵の銀河
顔淡が創世の戦いの劇を書いていていると知った応淵(東極青離帝君)は確認しに行き台本に注釈を加えます。顔淡は数万年前の話で地形図も戦況も知らないのに注釈まで書かれているので詳しいものは誰だろうかと余墨(九鰭族)に話します。
応淵は侵入者に気付くと九鰭族の末裔だと見抜き、記憶を忘れて今を生きろと告げます。
仙兵総管の火徳元帥が乗り込んできたので応淵は仮病を使って寝込み顔淡は芝居に付き合うがバレてしまい帝君の棋譜を奪われてしまいます。
応淵と顔淡は宮殿に乗り込んで棋譜を取り返すと顔淡は負けを繰り返したのち難問を解いて勝利します。星空が見たいとお願いして銀河の美しい光景に感動していると努力して仙階を昇格できれば堂々と来られると言われます。
応淵は侵入者を捕らえると自害され帝尊に報告しに行くと桓欽(計都星君)が魔界を巡査中で褒美を口実に邪神・玄襄を仙界へ召喚したと言われます。
顔淡を連れて行ってしまったために糸璇のように情を抱いたらどうするのかと責められると顔淡が機転を利かせたために罰せられて仕方なく衍虚天宮にいるのだとひとまず理解されます。
6話/課せられた宿命
帝尊に忠告され糸璇を処刑した事を思い出す応淵は父親が修羅族であるために母親と重ねます。顔淡は忠義と勇気を称えられ帝尊から霊枢筆を賜ると芷昔は自分が非才の身だと天宮に知れ渡ってしまったと思い掲げられていた告示を思わず落とします。
すると、妹に利用されたようねと現れた妙法閣の主事・蛍灯から告示を掲げて跪くよう命じられます。
顔淡は余墨が自分が世話をして餌を与えていた懸心崖の黒魚で九鰭族の末裔なんだと知ります。応淵は六界の平和を守るために結界の修復に全力を注ぐと仙力を使い果たし消滅してしまう帝尊に止められるが罪業を追う自分を育ててくれた恩を返すために許してほしいと願います。
しかし、修羅族の刻印が出現し仙力が弱まると魔を抑えられなくなるためにいつの間にか気を失っており帝尊に助けられていました。
封鎖を命じる南天門に異変を察知した応淵は駆け付け魔族に侵入を防ぐが別の場所から突破されたと報告を受けます。駆け付けて顔淡を助けると爍驊長老の法器・破神刀を使っていたので目的は何だったかのかと考えます。
桓欽の報告により陶紫炁は血祭りにあげられ妖魔冥の三界が百万の兵を集め出陣する構えだと知ります。応淵が出征することを知る顔淡は六界一の戦神だから大丈夫だと告げるが心配します。
7話/仙魔大戦
総帥を命じられた応淵は100万の天兵を授かり桓欽や北溟仙君たちとともに出征します。応淵を心配する顔淡は余墨と共に禄鳴に神廟を開けさせ願掛けをするが激しく揺れ始め柱にヒビが入ります。
神廟は瑶池の心神で倒壊したら九重の天が水没し大罪となってしまいます。人間界に通じるので水没を企む魔族の計略ではないかと禄鳴は心配し、皆で協力し柱を守ります。
応淵は神廟を狙うとはやはりお前の仕業だったかと邪神・玄襄に言い放つと染青の築いた結界に魔族は数万年抑圧され死地に追い込まれたと訴えられます。魔都を制圧しても降伏することはなく、応淵は玄襄の九尾蛇と戦い何とか勝利すると毒に当たっていて倒れてしまいます。
意識が戻ると勝利したものの四大神器を戦場で失って8万の天兵が犠牲になり、三大帝君と計都星君が戻らない事を知ります。責任を感じ侵された毒で皆に害を及ぼさぬよう置手紙を残し姿を消します。
帝尊は無理に連れ戻しても自責の念から自害することも考えられるため下界へ旅立った事にします。冥界は戦で消え去り妖界の領地と魔界の戦地は下界に帰属する地として人間かと称します。
それによりこれからは天界、人間界、魔界の三界のみが存在することになります。
8話/消えた英雄
帝尊が応淵が姿を消したことを隠すために会えない顔淡は涙を流し帰還を願います。
北溟仙君なら応淵の居場所を知っているのではと思い訪ねるが苦痛に襲われていたので驚きます。天医を呼びに行こうとするが苦しみを長引かせるだけだと火徳に止められ、駆け付けた余墨と共に看取ります。
計都星君と北溟仙君は上神に追封され神棺林に埋葬されます。北溟仙君は法器を失ってまで自分を復活させてくれたので余墨は生きることが恩返しだと思い、もう愛する人を失わないようにと顔淡を見詰めます。
戦勝を祝う宴に参加する顔淡は創世英雄伝の劇を上演すると帝尊は仙族はみな喜んでいるだろうと称賛します。泥酔する火徳元帥は100以上の仙族が滅んだのだと楽しげに見てる場合かと叫ぶと兵権を手放し懸心崖での隠居を命じられてしまいます。
顔淡は戦を知らぬ者の幸せを守ろうとするのは二方の望みは同じだと進言すると本気で元帥を罰したりはしないと言われます。願いをかなえると言われ姉・芷昔は妙法閣の副主事で仙階試験に合格し歴劫を行うのみなので姉に代わり人間界を体験したいと告げます。
蛍灯は仙階は目の前ねと祝福するが九重の天に昇った時に皆が思い出すのは顔淡の活躍ぶりだと芷昔に言います。
9話/罪仙の覚悟
余墨に約束をすっぽかされた顔淡は独りで地涯へ行くと神樹に繋いだ応淵を発見し目を疑います。目が見えないのだとすぐに分かり涙を流すと蔵法閣の小仙侍だと名乗り誰にも言わないので安心してくださいと告げます。
余墨は仙亀を人間界に送り出す約束をしていたので顔淡を捜すが創世英雄を演じている彼女の姿を見て引き返します。
余墨は東海龍王には持病があり天庭に来るたびに仙薬を持ち帰るので亀を紛れ込ませて人間界へ運んでもらえばいいと思います。
顔淡は今度は遅れるなと余墨に忠告し応淵にお菓子を届けに行くと、無理やり食べさせられた応淵は蓮の香りを感じ取り顔淡なんだと察します。
顔淡と余墨は天医館へ侵入すると話し声が耳に届き思いがけず蓮心で応淵を救えるかもしれないと知ります。応淵のもとに向かうと絶塵術で壁を作られていたので土を掘り起こすが封印していた誅殺された修羅族の尊主・玄夜の剣が出現してしまい襲われます。
5話~9話・感想
蛍灯は唆して姉妹の仲を引き裂き本当に性格悪いですね。
顔淡はそんなそんな人ではなく互いに協力して守り抜こうと誓い合ってたから姉を守っているのに芷昔は劣るからと言って蛍灯なんかに操られないでほしいよね。
北溟仙君と計都星君が亡くなるとは驚き・・・でも仙界物は蘇ったりするからなぁww
ところで北溟仙君は余墨が人間型になれるように協力したわけだが当時、九鰭族が滅びるわけないと訴えていたから何かしらありそうね。
まさか、それも応淵の両親が関係しているとか?