花不棄/作品情報
総制作費32億でベストセラー小説を映像化し総再生数100億超え、同時間帯視聴率1位を獲得した中国ラブ史劇
花不棄 どんな話?
「碧羅天の宝を開けられるのは聖女だけであり、その宝を得た者は天下を取る」
伝説を信じる権力者たちが争う時代。
自分の出自を知らず流浪の人生を送る聡明で明るい花不棄(カフキ)は育ての親を殺され真相を突き止めるために冒険に出ると仮面を付けた蓮衣客と出会い人柄に惚れるが正体は皇族の王子・陳煜だった。
陳煜は父親の信王が捜している異母妹が花不棄だと疑っていたのだった。
どんなピンチにもヒーローのように現われる蓮衣客に恋する花不棄と冷たい態度を取りながらも支える陳煜、そして花不棄に恋するイケメンたち。
流浪の身から皇族の姫として名家に迎えられ才能を活かし大商家を率いる若き女当主になるまでのサスセスストーリー。
花不棄のキャスト(相関図)
「麗姫と始皇帝」のチャン・ビンビンが信王の嫡子・陳煜と義侠・蓮衣客の二役を演じる
チャン・ビンビンがディリラバと共演した「麗姫と始皇帝」のネタバレはこちら
(相関図は公式ホームページ参照)
ネタバレあらすじ/花不棄
第1話/義侠との出会い
刺客が攻め込んだと報せを受けた信王はすぐに向かうと薛府は焼け落ちていました。
身籠もっている薛菲は兄上の朱華に連れられ裏庭から逃走していたが産気付いたので廃墟した寺に逃げ込み女子を出産しました。
「この子は生きてはいけない、私のように己のために生きられず利用されるぐらいなら死んだ方がましだ」
薛菲が娘を殺そうとしたので朱華は止め「自分が守る」と説得し赤子を抱いて逃走します。
信王に発見され「他の男と通じて子を宿したそなたを側室に迎えたのになぜ逃げたのだ」と責められた薛菲は「碧羅天の聖女だから欲したのでしょう」と口にそのまま涙を流し息を引き取ります。
たった1人の聖女、なんとしても捜せと信王は命じました。
数年後、
自分が何者かも知らず赤子の時から放浪の旅を続ける花不棄の家族は朱華の名を捨てた花九と縄張りを荒らすなと因縁を付けられた時に助けてくれた元野良犬の阿黄のみでした。
花九は「人前に出るときは泥で顔を隠せ、目立つ行動は取るな、この世で一番大事なのは命だ」と教育していました。
花不棄は幼いながらも花九は恨まれるような人柄じゃないし追っても諦めているはずだと思い顔を隠しながら商いしようと決意します。
更に数年後、
聡明で明るく知恵が回る花不棄は花九の咳が酷く医者に診せてあげたいと思い隠れて商いに精を出していました。
米の相場が東と西では1升につき2文も違うので台車を転がして西まで買い付けに行くと弱気者を守り悪を倒す義侠・蓮衣客の語り手がいて民が集まっていました。
花不棄も喜んで聞いていたが「作り話にもほどがある」と毒付く者がいたので「あなたみたいに金持ちの道楽息子じゃ悪は倒せない」と言い放ちます。
しかし、その者は信王の嫡子・陳煜であり裏の顔は蓮衣客でした。そうとも知らず花不棄は「今度から黙って聞きなさい」と言い放ちその場を去ります。
陳煜は西洲府で異母妹を捜せと信王から命じられていたが「捜すつもりはないから人相書きを出すな」と部下に命じました。
部下に理由を聞かれた陳煜は「母上を悲しませて追いやったくせに私に頼むのはお門違いだ。見付けても連れて帰るものか」と言います。
花不棄は米や酒を仕入れて帰る途中、悪党を成敗する蓮衣客を見るが感動して前に出てきたため仲間だと思われ盗賊に狙われる危機に・・・しかし蓮衣客は花不棄を守りながら大勢の悪党を1人で一掃しました。
「私の目的は人助け、むやみな殺生は避けたい。今後危ない目に遭ったら身を隠せ」
蓮衣客から酒の弁償として金を渡された花不棄は「手助けと酒代は別、酒代としては貰いすぎてるから」とお釣りを渡そうとします。
謝礼のお釣りなどいらんと蓮衣客は立ち去ってしまったので花不棄は「悪党が戻ってきた」と叫び倒れ込むが戻ってきてくれませんでした。
蓮衣客は顔をまじまじと拝見し年齢も一致するし薛菲の似顔絵ともそっくりだったので異母妹なのではと疑いの目を向けます。
四大名家・明月山荘の柳青蕪は四大名・家飛雲堡から薬を奪えと師匠に命じられ腹心を使ったのに蓮衣客に邪魔されイラついていました。
また聖女がいるとも情報を仕入れており見付けたら始末しろと命じます。
薬を奪ったのは蓮衣客だと貼紙が出されるが民達は「そんなわけない」と聞く耳を持たず歌舞伎は似顔絵にホクロを付けて立ち去ります。花不棄を尾行していた陳煜は「なかなか賢い」と笑います。
陳煜は蓮衣客を訴えた者を調べだし、花不棄は戻って花九に食事を作るが「警戒心が緩んでいる」と心配されます。
第2話/私を都に連れてって
「人と関わるな、商いもするなと言ったろ」と激怒された花不棄は「せめて理由ぐらい話してよ」と訴えるが病はすすんでおり花九は倒れてしまいます。
先生に弔う準備をしておけと言われた花不棄はただ咳が酷いだけと思っていたので驚き何とかしてくれと泣きつくと「薬霊荘の霊薬・回春丹ならまだ望みはある」と言われ向かいます。
その頃、陳煜は蓮衣客を訴えた者が薬霊荘だと知り回春丹を口実に荘主・林満堂を訪ねていました。
回春丹は3年かけて作られる薬で2粒しかなく譲って貰った陳煜は西洲府一の商いをする敷地内を見てみたいとお願いしました。
門前払いをくらった花不棄は敷地内に侵入し回春丹を手にした者が「あの時の道楽息子だ」と気付き譲って欲しいと願い出るがつまみ出されてしまいます。
途方に暮れる花不棄は花九に涙を流しながら目を覚ましてと訴えると回春丹が転がってきたので顔を上げると蓮衣客がいました。
花九に薬を飲ませ感謝を伝えようとしたが蓮衣客は薬霊荘に侵入していたので既に姿はありませんでした。
体がなんとか動くところまで回復した花九は「出自を知りたがっていたな、都に着いたらすべて話す」と約束します。
花不棄は都に行けば回復も早くなると思うが病の体では辛いだろうと思い何でもするから都まで同行させて欲しいと陳煜にお願いします。
冷たい態度を取られたので涙を流す演技をしながら「私の身だけでなくお腹の子まで見捨てるのね」と大きな声で訴えると民達は軽蔑な目で陳煜を見ます。
すべての衣を洗いしっかり身だしなみを整えろと言われた花不棄は承諾するが高貴な方は毎日着替えるのかと驚きます。陳煜は林満堂の娘・林丹沙に案内を頼み探りを入れて戻ると花不棄が誤解を解くどころが妊婦のフリをしたままだったので周囲からの軽蔑な目は変わらずでした。
陳煜は誤解を解けば必ず都に連れて行くと約束させるが「もし異母妹だったら連れて帰らないがそうでないなら哀れな娘なんで助けてやりたい」と部下に話します。
四大名家・明月山荘の荘主・柳明月は「何で失敗したのだ」と蕭九鳳に責められ「薛菲の娘も探していたので人手不足でした」と謝罪します。
飛雲堡と莫府の結託は脅威となると考える蕭九鳳は飛雲堡が皇帝に軍馬を納める邪魔をするつもりでした。皇帝の不興を買えば飛雲堡は莫府から遠ざけられ自分たちと手を組むしかないのです。
柳明月は実質的な明月山荘の支配者・飛雲堡が今でも薛菲を想っているから娘を捜しているのだろうと思い「見付け次第すぐに殺して会わせてなるものか」と内心思っています。
花不棄は馬車の相乗りが出来ることになったと喜んで花九に話すが多くの刺客を率いる柳青蕪が襲撃してきました。
花九は花不棄を守りながら戦い「必ず生き延びろ、南下坊の興源質店の赤殿を訪ねこれを渡せ」と鉢を渡します。
全51話あらすじ一覧/花不棄
3話~14話まで
15話~25話まで
26話~36話まで
37話~46話まで
47話~最終話(51話)まで
朱府に到着したあたりはグダグダ感を抱いたがトータルしたら面白かったですね