作品情報キャスト/花不棄
総制作費32億でベストセラー小説を映像化し総再生数100億超え、同時間帯視聴率1位を獲得した中国ラブ史劇
「碧羅天の宝を開けられるのは聖女だけであり、その宝を得た者は天下を取る」
自分の出自を知らず流浪の人生を送る聡明で明るい花不棄(カフキ)は育ての親を殺され真相を突き止めるために冒険に出ると仮面を付けた蓮衣客と出会い人柄に惚れるが正体は皇族の王子・陳煜だった。どんなピンチにもヒーローのように現われる蓮衣客に恋する花不棄と冷たい態度を取りながらも支える陳煜、そして花不棄に恋するイケメンたち。
流浪の身から皇族の姫として名家に迎えられ才能を活かし大商家を率いる若き女当主になるまでのサスセスストーリー。
ネタバレあらすじ
第44話/つかの間の蜜月
蕭九鳳が毒を盛ったために飛雲堡の馬疫の治療に苦練草と鉄馬蓮が必要になってしまった雲琅は林丹沙と林玉泉に相談するが呉府から大口の注文があって切れていると知らされます。
これは皇帝に軍馬を納めさせないための蕭九鳳の策略であったが雲琅の縁談相手の林丹沙は「いつまで悪事の片棒を担ぐ気なのか」と兄に訴えます。
玉泉は解毒剤を手に入れるためには仕方ないと伝えるが林丹沙にとっては雲琅の方が大事でした。
薬を見付けてくれた林丹沙に感謝する雲琅は父親に呼ばれると「誠王の孫を皇位に擁立する手伝いをしろ」と言われます。
馬疫の件には裏があると思っていた雲琅は謀反となれば一族皆殺しの大罪だと言い放ち父親を唆す蕭九鳳を捕らえに行くがすべて買収されており林丹沙も密偵だと知らされます。
林丹沙は父親を殺され生きて復讐するためには従うしかなかったと伝えそれを証明するために始末しようとするが雲琅は制止します。
馬と共に育ったため飛雲騎と名付け兵を提供して林兄妹を完全に解毒すればすべて要求を飲もうと蕭九鳳に話を付けます。
山中に身を潜める花不棄(朱珠)と陳煜は穏やかに暮らしていたが柳青蕪が碧羅天の聖女はおそらく花不棄だと皇帝に告げたことで朱八華が白漸飛に連行されたことを知ります。
陳煜が花不棄に知らせずに救出に向かうが罠を仕掛けられており柵が頭上から下りてきて囲まれてしまいます。
第45話/皇帝の刃
朱八華を救おうとした陳煜だが白漸飛の罠に嵌まり捕らえられ皇帝の元に連れて行かれます。
皇帝は碧羅天を探すどころか花不棄を連れて逃げるとは重罪だと激怒し聖珠と地図を渡せば骸は残してやると言います。
物乞いとして流浪し朱府に戻ったばかりの花不棄が罰せられるのはあまりに惨いと思い逃げただけで彼女が聖女とはどうゆう事かととぼけます。
愛する花不棄を生贄になど出来ない陳煜は欲するものを持っていたとしたら殺されると分かっていて来るわけないと述べると短刀で刺されます。
これで父子の潔白と忠誠心を分かっていただけると思うので感謝しますと口にすると皇帝は致命傷を負わせる前に短刀を抜き医者を呼びました。
白漸飛は命を救うならせめて武術のできぬ体にして東平郡王の退路を断たせるべきだと進言します。
連絡が長いことないので陳煜の身に何かあったのだと心配する花不棄(朱珠)は隠れ家を抜け出して都に向かいます。
その頃、命が助かった陳煜は目を覚まし炊かれているお香が毒だと気付いて元崇に薬酒を届けさせます。皇帝に信用されていないと把握する陳煜は会話が全部聞かれていると教え白漸飛が密告したせいで捕らわれたことを伝えます。
白漸飛は出世のために簡単に裏切るから利用されないように用心してくれと忠告し自分を心配して都に来るはずだから花不棄を守ってくれとお願いします。
皇帝の妃となった柳青蕪は陳煜が監禁されていると知り心配で忍び込みます。陳煜は柳青蕪が皇宮にいる事に驚くと花不棄を捨てて自分と生きてくれるなら力になると言われます。
花不棄を思う陳煜は騙して利用したくない正直に話し皇帝の妃も悪くないから穏やかに暮らせと進めます。
花不棄を匿っていると見抜く柳青蕪は花不棄が姿を現さないのなら朱八華と陳煜を斬首すると命じればいいと皇帝に進言します。
皇帝のくせに卑劣な手を使いやがってと激怒する東方炻は朱珠を助けに行こうとすると「もし捕らわれても碧羅天がある邱州県を占領すれば殺されるわけないから戦に集中しろと言われます。
その頃、都に来ていた花不棄は自分が朱府の朱珠だと名乗り出て捕らわれるが蕭九鳳の兵と衝突し腕を斬られて逃げ出します。山中に逃げ込み傷の手当てをしていると見付かってしまうが花不棄を探していた莫若菲に助けられます。
第46話/幕府の悲劇
母親の代わりに罪を償いたいと莫若菲にお願いされた花不棄は莫府の馬車で都入りするが誠王の孫に攻め込まれ逃げてくる民たちとすれ違います。
花不棄は東方炻が謀反を起こしたのだと気付き回り道して莫府に到着するが官兵が襲撃してきました。飛雲堡が前線に軍馬を送らず東方炻について飛雲騎を結成したことで飛雲堡と姻戚関係にある莫府は取り潰しの命が下されていたのです。
隠し部屋に案内される花不棄だが自分に毒を飲ませた莫夫人もやってきたので取り潰しで嬉しいわと挑発すると自害しようとしたのでナイフを取り上げます。
恨んではいるけど莫若菲が悲しむのが嫌なだけだと言い放つと官兵による矢が飛んできて莫夫人の胸に突き刺さります。
莫夫人が亡くなり隠れ家の扉が壊されると護衛の剣声は命を賭けて官兵を押さえ込みます。逃げ出す花不棄は男装し莫若菲は女だとずっと前から知っていたのでバレないためにも女装(本来の姿)にさせます。
莫府を支え母親が一族の嫌がらせを受けないようにするために男でいるしかなかったと莫若菲に花不棄は「とても綺麗」と告げるのでした。
莫府はすでになく母親の亡骸すらも弔えない莫若菲は恨みを晴らすためには東方炻に合流するしかないと思います。花不棄は小蝦と会い元崇と連絡を取ってもらうためにお互いお尋ね者だから一緒にいない方がいいと告げ別れます。
元崇と接触した花不棄は陳煜が監禁されていると知り二人を助けたいから皇帝に会わせて欲しいとお願いし小蝦には必ず逃げ出すから呼応できるように準備してと伝えます。
しかし東方炻から朱珠を連れてくれば受け入れると言われた莫若菲が兵を率いて包囲しており捕まってしまいます。
「参内すれば必ず殺される、聖女を誘き寄せる罠だから動くな」と東方炻に言われ花不棄は閉じ込められてしまうが別の場所に監禁されている元崇は愛する小蝦と二人っきりなのでやたら元気でした。
その頃、大隊を任された莫若徴だったが花不棄を守る事にした事とはいえこれで良かったのかと迷います。そこに軍馬を提供して地位を得た雲琅が戻ってきて謀反を強いられたせいで莫府が潰れたと知り嘆きます。
後悔しても仕方ないと立ち上がる莫若菲は権力を得て大将軍となって皇帝を討つと決意します。