作品情報・キャスト
パク・ハナ主演の韓流復讐愛憎劇
正義感の強い女子高生のウンドンはトラブルに巻き込まれたところエフスポーツグループの本部長テインに助けられます。ウンドンの父親は韓国病院の警備員をしていたが親会社エフスポーツグループの会長が病に倒れた際に理事長の息子が胸部外科医を脅しテインの父親に移植予定だった心臓を横取りしたことを知ってしまい命を落とす。ウンドンは父の残した記録で不正の事実を知り証拠をテインに託すが父親の心臓移植手術を条件に取引を持ち掛けられ受け入れてしまう。7年後、果たされなかった約束の代償を払わせるべく復讐を誓いスタイリストとして接近する。
ネタバレあらすじ/危険な約束
第101話・
ウンドンはウンチャンを守るために歩道に飛び出すとトラックに轢かれる直前に駆け付けたテインにはじき飛ばされます。
護送車の中から目にしていたジュニョクの視界からはウンチャンが轢かれたように見えたがウンドンを守るために飛び出したテインが被害に遭っていました。
駆け付けたジフンは急いで救急車を呼び、ウンドンは駆け付けたナムにウンチャンを任せテインを呼びかけます。
イルソプとドゥシムは病院に駆け付けます。ヨンシムは病院に駆け付けると自分とウンチャンを守るためにテインが犠牲になったとウンドンが泣き崩れていました。
ソジュやハン会長も駆け付け、ヨングクの病室にいたミョンヒは虚ろな様子でやってきたジュランにテインが事故に遭ったと知らされ急いで向かうと手術は成功したが予断は許さない状態だとウンドンに知らされます。
ウンドンはヨングクの病室に押し掛けジュランを連れ出します。ウンチャンは無事なのかと言いだしたので「お前のせいでテインが重体だ。万が一の事があったらテインに変わって必ず復讐する」と言い放ちます。
ジュランはコの期に及んで自分は何も悪くないと声を荒げるがジフンが通報したために児童虐待防止法違反で緊急逮捕されます。
ジュランが検察にウンチャンを勝手に連れて行ったことが原因だと知ったヨンシムは警察署に押し掛け「おまえのせいで二人は死にかけたんだ」と怒りをぶつけます。
ただでさえ親戚のことでウンドンに合わす顔がないと思っていたジフンはジュランのせいでテインまでもが重体になっていまい申し訳なく思います。そしてテインに付き添うようウンドンにお願いしイルソプとドゥシムを帰らせ休ませます。
第102話・
一週間意識不明だったテインが目を覚まし病室にいたウンドンとジフンは安堵します。
ナムはウンチャンを助けてくれた事を感謝しチャンウク弁護士はほっとして涙を流します。テインの両親、ソジュや会長たちも病室に駆け付けます。
警察署で聴取を受けるジュランはテインが目覚めたと知って無罪放免だと思うがウンチャンの保護者許さないだろうから示談が成立するまで出られないと刑事に言われます。
ジュニョクは面会に訪れたミョンヒから長年の宿敵テインがウンチャンを守ったと知らされます。
いいかげん罪を認めろと訴えられるが父親を殺すために検査結果を改竄したはずだと思い込んでいるため口を挟むなといいます。妹が父親を助けるためにチャ財団に申請したと知りマンジョンに助けを求めろとでもいうのかと怒ります。
「父親を殺そうとしているのはテインではなくジュニョクだ」とミョンヒは言い放つが・・・
テインがウンチャンを救ったことでウンドンに必要なのはやはりテインなんだとジフンは思います。自分が縁に逆らうようなことをしていたからウンドンとウンチャンが苦しんでいるのではないか・・・ウンドンは気持ちは分かるが自分を責めることではないし親戚も選べない、一緒に中国に行こうと告げます。
記者がウンチャンを調べているとナムから聞かされたウンドンは調べるとジュニョクに面会を求めていると知り駆け付けます。
キム記者(キリン製薬から記者になった者。最初の方でジェスクに裏金を渡した人物)は都合の良い記事を書いてやるから親子鑑定書を出せとジュニョクに訴えていました。
第103話・
ジュニョクは記者を集め「マンジョンの殺害を指示しただけでなく娘ウンドンの殺害も数回企てた」と告げます。
テインは歩み寄りマンジョン殺害の動機を訪ねると手術の不正を気付かれたからであり心臓移植の順番入れかえを企てたのはへウォンではないと言います。記者がウンチャンではなく自分に注目させるために自白したことであり、その代わりウンチャンが自分の子である証拠を一生伏せ哀れな人間を助けると思って父親を守って欲しいとテインに前もって伝えていました。
ジフンは護送されるジュニョクの前に立ち塞がり「なにを堂々としゃべっているんだ、しっかり謝罪しろ」と言い放ちます。そしてウンドンが歩み寄って来ようとしたので背を向けて去ります。
親子鑑定書を手に入れたキム記者の前にナムとテインは押し掛け「ジュニョクから裏金を受け取りマンジョンが自殺したと偽りの記事を書いたな」と証拠の写真を見せます。
コ秘書の供述書や収賄の証拠を新聞社の監査室に送ったと告げウンチャンの記事が出ることになれば収賄罪と名誉毀損罪で告発するだけでなく新聞社に広告を出さないと言い放つと親子鑑定書を出してきました。
ウンドンはジュニョクの面会に行き急に自白した理由は何だと訴えます。
望み通りにしただけだと言われるが「父親を救うためなら自分の罪が重くなっても構わないと思ったのだろう」と言い当てます。
ジュニョクが「俺はクズだが自分の親と子は守る義務があるだろう」と土下座し父親を救ってくれと言うのでウンドンは涙を流し「止めろ、何で父親を殺した奴に協力しなければいけないんだ」と言い放ちます。
ジフンはウンドンを連れてマンジョンがいる位牌堂に向かい「守ると約束したが守れなくなった」と報告します。闘うから大丈夫だと言われるが何かと闘ったり我慢する人生は送って欲しくないから中国へは1人で行くと告げます。
第104話/最終話
無期懲役が下ったジュニョクは面会に来た母妹から父親が亡くなったと言われ何かの間違いだろうと訴える・・・夢を見ます。
ナムは面会に行き「ウンチャンのために猿芝居を演じたようだが記者会見と同じことを供述し約束通り控訴するな」と告げます。すると父親の状態だけ教えるよう家族に連絡してくれと頼まれたので姉と同じ死に方させてやると言い放ちます。
ジフンは親戚のことでこれ以上苦しめたくないと別れる事を決心し中国には1人で行くとウンドンに告げます。
目撃していたテインに「なんで結婚したんだ、これで彼女が幸せになれると思っているのか」と言われるが自分といたらウンドンはずっと不幸の中にいてウンチャンもずっとチェ家から離れられないと言いその場を去ります。
ミョンヒは病院に行くとヨングクがジュニョクに会えないのなら死ぬと喚いて意識を失い集中治療室に運ばれたと知らされます。
そこにジェスクが「移植できるか検査を受けるのでへウォンの拘留を阻止してほしい」とやってきたので人の心を弄ぶなと言い放ちます。するとジュランがほんの少しでも望みがあるならとジェスクを連れて行こうとしたので「なんでそんな利己的なんだ、ジフン夫婦がどうしているのか知っているのか」と怒ります。
テインはジフンを止めてくれとソジュに頼むが「ウンドンは幸せそうじゃなかった。あなたも自分に正直になったら」と言われます。
ウンドンはジュニョクの初公判に向かうとジュランが駆寄ってきます。
「ハン家の嫁になり皆を味方に付け姑が離婚したらあなたの天下でしょう。全てを失ったジュニョクを助けて」
ジフンが親戚のせいでどれだけ苦労してきたのか、ウンドンは今になって分かります。自分といたらジフンが苦しむのだと気付きジフンではなく自分が中国へ行けるよう辞令を出して欲しいとテインにお願いします。
ジュニョクは無期懲役に処されウンドンはウンチャンを連れて中国に発ちます。
3年後、ジュニョクの刑務所に新入りでヨングクがやってきたので父子は再会を喜びます。また臓器移植イベントで挨拶するテインはウンドンと三年ぶりの再会を果たします。