韓国ドラマ/恋人～あの日聞いた花の咲く音～
ナムグン・ミン＆アン・ウンジン共演、2023MBC演技大賞でナムグン・ミンが大賞に輝き今年のドラマ賞など全8冠を獲得した大ヒット韓国ロマンス時代劇
あらすじ
後金の朝鮮侵攻によって勃発した丙子の乱を時代背景に懸命に生きる人々の姿と愛。
1636年の春、ヌングン里。
成均館の儒生たちの視線を集める両班の娘ギルチェは、片想いの相手ヨンジュンと親友ウネが婚姻するのではとやきもきしていた。
花摘み行事の日、ミステリアスな男ジャンヒョンが現われ何かと構ってくるが・・・
そんなある日、後金の軍隊が国境を越えて朝鮮の首都・漢陽の近くまで押し寄せて来たという知らせが届く
韓国時代劇「恋人」全21話あらすじ一覧はこちら
キャスト ナムグン・ミン主演
ジャンヒョン（ナムグン・ミン）ギルチェ（アン・ウンジン）ヨンジュン（イ・ハクジュ）キョン・ウネ（イ・ダイン）リャンウム（キム・ユヌ）クジャム（パク・ガンソプ）仁祖（キム・ジョンテ）昭顕世子（キム・ムジュン）
脚本：ファン・ジニョン
演出：キム・ソンヨン
ネタバレ鑑賞感想/恋人
9話/10話・生き抜くために
間者の疑いで捕らえられたジャンヒョンはホンタイジに問い詰められイングルダイ将軍にすべて話したと告げます。間者を見抜けなかった自分の責任にもなるので言えるわけがなく処刑を免れるが朝鮮の捕虜を捕らえ間者ではないことを証明するよう命じられます。
その頃、従事官ウォンムに世話になるギルチェは彼が鍛冶場をお持ちだったので銅銭を加工して器を作り商売を始めます。
商売はうまくいっていたが、ある日器を輩に盗まれたと知り斧を手に怒って出て行くと既に売られてしまっていました。残りの器を両班の装身具に変えるとそれを妓楼に持ち運び妓生に売って約束通り鍛冶職人に米を分け与えます。
ヨンジュンは儒者たちの訴えにより釈放されウネと無事に再会します。
ジャンヒョンは気が進まないながらも生き抜くために捕虜を捕らえるとそれでも北朝鮮人かと罵られます。昭顕世子に呼び出されて叱責を受けるがホンタイジは誰よりも狡猾で周到な者なので現実と向き合い勇気をもって大胆に生き延びなければならないと進言します。
疑いが晴れたために堂々と商売して金を稼ぐジャンヒョンはホンタイジが世子を朝鮮に行くことを許したとイングルダイから知らされます。
ジャンヒョンは先に朝鮮へ帰るリャンウムにギルチェに帰るよう伝えてくれと頼むが、ジャンヒョンが亡くなったと聞かされるギルチェはウォンムからの求婚を受け入れていました。
昭顕世子は帰国し仁祖に謁見すると喜ばれるが、仁祖はホンタイジの後ろ盾を得て世子は謀反を起こすのではと不安を抱いていました。世子と共に帰国したジャンヒョンは楽しみにギルチェに会いに行くが婚礼の宴が行われようとしていたので目を疑います。
彼女に贈るために買っていた履物を燃やしているとギルチェがやってきたので男なしでは生きられないのかと問います。
自分が亡くなったと思っていたので理由を探るとウォンムならともかくリャンウムからも聞かされたと知り驚きます。リャンウムを問い詰めると帰国した時には婚約が決まっていたしギルチェはお前に惨めな思いをさせるはずと言われ怒ります。
ジャンヒョンは二度と騙されないと決意するギルチェと駆け落ちするが、父親に挨拶に行くギルチェはそのまま留まる選択を取ります。
11話/12話・忘れられぬ愛
ジャンヒョンはギルチェと駆け落ちするために船場で待っていたが彼女はウォンムに嫁ぐことを選び留まります。
ジャンヒョンは瀋陽に戻って同じく朝鮮から戻った昭顕世子に挨拶すると逃げる捕虜を捕らえる仕事に戻るが義州のヤンチョン親分がいたので自腹で代金を払い解放させます。
イングルダイから金儲けのためにどんどん捕虜を差し出され蓄えが減っていくがヤンチョンたちを屋敷に匿い瀋陽でも金儲けをしようと励まします。
朝鮮の下女が虐待されているのを目にしたジョンヒョンは下女の中に妹分ヨンナンがいたので救出したいと相談するが捕虜ならともかく王宮から連れ出すのは難しいし清の奴等に媚びた女に命を懸けるなと親分に言われます。
それでもヨンナンと接触し逃げたい意思を聞くと商売を利用して荷台に隠し救出し、結局反対していた親分も協力してくれました。
逃げた捕虜を送り返せと清に催促される仁祖は従わなければ今度は自分が人質なのではと動揺し世子は何をやっているんだと不満を口にします。捕虜を捕らえるよう命を下すと必死で逃げ帰ってきたのに戻されるのかと民たちは不満を口にするなかヨンジュンは買い戻す方法を探ります。
逃げてきた捕虜とは知らずに使用人として雇っていたギルチェは連れ戻しにやってきた清の役人に目をつけられ小間使いとともに捕虜として拉致されてしまいます。
リャンウムは目撃していた子供から知らされジャンヒョンが拉致されたらしいと報告するがジャンヒョンが連れ去ったのだろうとウォンムに疑われます。ヨンジュンとリャンウムは救出するために急いで後を追うがギルチェたちは瀋陽に到着間近でした。
世子を捕虜市場へ連れて行くジャンヒョンは何でこんな屈辱を受けているのに自死しないのかと言われ、仁祖はホンタイジが天子であることを認め9回も頭を下げたではないかと訴えます。
農作業をしてもらうために老人の捕虜を買うと世子は帰れる時が来たら全員連れて行くと約束します。
朝鮮から連れ戻された捕虜の立会人となったジャンヒョンだがギルチェに気付かず彼女は親王の屋敷に移されると奥様から虐げられます。
ヨンジュンとリャンウムは「ウォンム様、ギルチェは瀋陽」という血文字の布を渡され急いで戻りウォンムに渡します。
その頃ギルチェは親王の夜の相手をさせられそうになりわざと怪我を負うと捕虜市場に移されます。
13話/14話・清の皇女
ギルチェは協力を得て捕虜市場から逃走するとジャンヒョンは矢を放って援護していたがギルチェに気付きませんでした。
ギルチェは結局崖に追い詰められると逃げ場所を失って捕らえられチョンジョンイと引き離されてしまいます。
妻を救出するために瀋陽へ向かっていたウォンムは清に汚された奥方を取り戻してどうするんだと言われ戸惑います。
ジャンヒョンは清の皇女に出くわすと素顔を見せたから正体を明かせと言われます。捕虜を捕らえていた女かと気付くと「お前の時をくれ」と言われます。
ウォンムがギルチェと共に帰らなかったために見捨てられないウネは自ら探しに行こうとしたがヨンジュンに止められます。瀋陽にやって来たリャンウムからギルチェがいると知らされるジャンヒョンは捕虜市場にいる彼女を発見します。
調べるとギルチェは一度売られたが耳をかじって反抗して市場に戻されチョンジョンイは遠くに売られたことを知ります。
奴隷商人に話を付け会いに行き瀋陽にいながら何で自分を頼らなかったのだと聞くと頼る理由がないではないかと言われます。
ジャンヒョンは奴隷商人が急に売らないと言い出したので一派もろとも蹴散らしギルチェを助けます。しかし自分を気に入る皇女の部下に監視されており皇族に売られたと知るとジャンヒョンはすぐに押し掛け彼女は朝鮮に送り返すんだと訴えます。
ギルチェは私の侍女だし切実なお前を見ると手放したくなくなると皇女に拒否されてしまいます。
ホンタイジに献上されるまえに帰さねばと焦るジャンヒョンは兵糧を朝鮮から遅れと世子が強いられていたので耿仲明を説得して問題を処理するから皇女の侍女を助けてほしいと世子に願います。
ジャンヒョンの説得で兵糧の問題が片付くと褒美を遣わすとホンタイジに言われる世子は朝鮮人の侍女が欲しいと願い出ます。
数日前、ギルチェは陛下のお世話をすると皇女に名乗り出ててホンタイジに謁見すると覚えた清の言葉で自分は捕虜ではないこと、また捕虜がどんな扱いをしているのか訴えます。
それによりホンタイジは朝鮮の捕虜を虐げれば生き埋めにすると重臣たちに命じます。ジャンヒョンは直談判したギルチェは皇女に引き取られたと知り説得しに向かいます。
そして皇女とギルチェを懸けて狩りで勝負するとジャンヒョンは己を盾にして彼女を守ります。