中国時代劇/恋心は玉の如き
ウォレス・チョン&タン・ソンユン共演、政略結婚から始まるロマンティック時代劇
あらすじ
明の時代、身分の低い母親から生まれた庶子の羅十一娘は自由に生きることを願っていたが姉の死後、その夫だった寡黙な将軍、徐令宜に嫁ぐことになってしまう。
互いに距離を取る2人だが様々な問題を解決していくうち認め合うようになっていくものの実は羅十一娘は母親を殺した仇敵が徐家にいると疑っていて・・・
累計再生数52億回を突破し13カ国語以上に翻訳され面白さは世界へ拡大中!!
オリジナル52話を自分なりに45話にまとめたのでズレが生じる場合があります
キャスト・主演/タン・ソンユン&ウォレス・チョン共演
1990/05/31誕生、「家族の名において」で2020国劇盛典の期待の新進女優オブ・ザ・イヤーを受賞。
「花様衛士」「可愛い秘書には野望がある」など
徐令宜(ウォレス・チョン)
1974/11/30誕生、「孤高の花」「マイ・サンシャイン」など
林世顕(タン・シアオティエン)
喬蓮房(ハー・ホンシャン)
琥珀(スン・シェエニン)
冬青(ディン・ジエ)
羅二娘(スン・ジアチー)など
監督(ウン・ダーグァン)「瓔珞」など
(ヤン・シアオボ)「夢織姫」など
脚本(チョン・ティンユー)「白華の姫」など
ネタバレ鑑賞感想/恋心は玉の如き
オリジナル52話を自分なりに45話にまとめたのでズレが生じる場合があります
43話・濡れ衣
冬青を娶りたいと傅臨波にお願いされる羅十一娘は冬青が嫁ぎたいと言うので当然許し、公務で福建に発つのなら今日は二人でゆっくしり過ごすよう告げます。
五娘が出産間近のなか夫の銭明は数日後には銀子が尽きそうな状況を隠します。南方で大口の刺繍の需要があると儲け話が舞い込み仙綾閣を訪ね簡師匠と羅十一娘に相談します。
商いを広げられるなら願ってもない事だと簡師匠は喜び、店の名も広まるし繍女も増やせるし五娘の助けにもなると羅十一娘は考え快く同意します。
海賊と取引し国外に刺繍を売って私利を得たとして簡師匠は散らわれてしまいます。徐令宜は羅十一娘が関わっているから私情で動くなと命じられ急いで徐府に戻るとちょうど羅十一娘が連行されるところでした。
濡れ衣は絶対に着させないと妻に告げ、疑いの段階なんだから危害を加えたら許さんと忠告します。
儲け話を持ってきた秦政遠が福建に栄転したと知る銭明は功労もないことで靖遠侯の策に嵌められたと気付きます。夫が連行され徐府を訪ねる五娘は聞いた話を伝えると徐令宜や羅振興たちはまた靖遠侯の仕業かと怒ります。
そこに衛国公の任坤がやってくると仙綾閣の刺繍と証文が証拠として刑部にあり捕らわれた海賊が結託を証言したと知らされます。
羅十一娘は徐令宜の指示だろうと追及を受けるので夫を潰すのが目的かと気付き何者かの陰謀だと言い続けます。簡師匠は仙綾閣は正規の商人としか取引しないと言い続けるが拷問を受け牢に戻されると「もし自分が死んだら自分に罪を着せ、多くの人を守ってほしい」と羅十一娘に告げます。
徐府を追い出されていた琥珀は海賊と結託して仙綾閣が差し置されられたと耳にし真相を探ろうとするが区若夫人に捕まれ区励行を殺したのは誰だと拷問されます。
窮地に陥るが林世顕(区彦行)に救出されたので感謝すると羅十一娘は潔白のはず、靖遠侯の仕業ではないかと訴えます。
徐令宜は秦政遠を探していたが遺体で発見されたと報告を受け、無実を証明する手掛かり失ってしまったと悩みます。
44話・覚悟
林世顕(区彦行)は靖遠侯と叔父が交わした密書を盗み見ると、わざと見せたと靖遠侯がやってきます。
「従叔父の職権を利用して福建の軍務を掌握し、海賊と結託し闇取引していて仙綾閣を陥れたのか。だから海禁の撤廃を頑なに反対していたのか」
林世顕は区家を滅ぼす気かと父親を激しく非難すると告発してもいいが区一族が皆殺しになる、区家の未来はお前が背負っていくんだと言われます。
誤った選択はしないはずと靖遠侯が信じた事で自由で動ける林世顕は羅十一娘に会いに行き父親の仕業だと告げます。
この件は確たる証拠がそろっているので三法司の審理でこのままだと有罪となってしまうと正直に言います。
このままだと徐家も羅家も仙綾閣も終わりなので羅十一娘は陰謀の矛先をかわすために計画を林世顕に打ち明けます。
羅十一娘は審理で闇取引などしていないと言い張ると徐令宜は妻は法を犯すような人ではないし証言者の体には傷が見られるので拷問で偽証したのではないかと訴えます。
そもそも徐家が結託しているのなら交易が自由になると損をするのだから海禁の撤廃を主張などするわけがないと訴えると誰もが口を閉ざします。
羅十一娘は林世顕に離縁状と仙綾閣の帳簿を持って来るよう頼んでいたので、自分は徐夫人ではないし商いや取引はすべて記録しており仙綾閣は私個人の財産だと告げます。
驚く徐令宜は離縁状は無効だと訴えるが署名までしていることで有効だと認められてしまいます。徐家と取引した記録がないことで徐令宜の疑いは晴れるが羅十一娘は主犯として見なされ斬首を命じられます。
羅十一娘が己の命を差し出して徐府を守ろうとしている徐大夫人は今までとことん苦しめていた事を後悔します。あと三日猶予があるので何としてでも救わなければならないと家族に伝えます。
そして徐家の家族たちは陛下の許しを得るためにひたすら跪き、徐令宜は海禁の撤廃を進める自分が標的、黒幕を暴かねば災いは続くと訴えます。
必ず真相を暴くから刑の執行を延期してくれと訴えると閣老の力添えのおかげで何とか受け入れられ一か月の猶予を得ます。
徐令宜は口封じで狙われるはずと読み刺客に襲われる王久保を助けると命尽きる直前に帳簿を渡されます。それに気付いた区家は海賊と密会していたと陛下に告げた事で徐令宜は逃亡犯となり羅十一娘は10日後の処刑を命じられます。
45話/最終話・家族の和
王久保から帳簿と密書を受け取る徐令宜は区家に阻止されるのを予想して皇宮へ近付くために靖遠侯一派に潜入します。
それを察知されたせいか一人一人覆面を外させてチェックしていたので近くにあった馬に飛び乗ると衛国公・任坤がやってきて我が陣営から逃亡した兵卒だと言い確保されます。
助けられるのはここまでだと言われ感謝すると羅十一娘の処刑が間近だと教えられ急いで向かいます。
羅十一娘は囚人姿で刑場まで運ばれ、徐府を封鎖されていた徐大夫人たちは強行突破して家族総出で刑場に向かいます。
林世顕(区彦行)は徐令宜を発見すると身代わりで覆面をかぶりわざと逃げ出して区家を引き付けます。
徐大夫人は徐家の主母を殺すならまず私を殺してからにしろと訴え、悪人が権力を握り忠臣を迫害するとは何事だと言い放ちます。
集まった民たちからも善良な者が海賊と結託するわけない、無実だと訴える声が飛び交います。家族が引き離されついに執行されるのを覚悟した羅十一娘は家族に感謝して目をつぶります。
間一髪のところで徐令宜は間に合うと、気を失っていた羅十一娘は徐府で目を覚ましたので驚きます。刑が取り下げられただけでなく自分が懐妊していると知ると天の加護だと徐令宜に抱きしめられます。
区若夫人は服毒で自死し靖遠侯は連行されます。羅十一娘は林世顕も投獄されたと知り今まで何度も助けてくれたので会いに行き感謝を伝えます。
血縁は大事だが善悪の区別もできないのは人とは言えない、父の悪事を見過ごせなかったと言われ、徐令宜が陛下に潔白を訴えるはずと告げます。
海賊と結託した靖遠侯は位を剥奪されて斬首に処され、区彦行(林世顕)は悪事を暴いた功により区家の婦子と共に流刑となります。琥珀は寵愛を得られなくても、そばにいられるだけでいいと訴え勝手に林世顕の一行についていきます。
徐令宜は区家の間者は秦石榴であり、今まで側室を冷遇していた事を反省し文姨娘を迎えに行きます。すると学問のために楽山へ行く嗣諭に同行したいとお願いされたので承諾し、家族は集まるべきだから学堂が休みの時は帰っておいでと羅十一娘は告げます。
羅十一娘は琴の練習をしていると徐令宜がやってきたので冬青はそっとその場を離れます。
父兄を亡くしてから徐令宜は初めて琴を奏でると、何年ぶりだと家族たちは耳を澄まします。
皇帝は海禁を解き海外貿易の制作を改正して民間人の東西交易を許可しました。新しい時代に突入した中秋節、親族たちは徐府に集まり楽しいひと時を過ごします。
そして徐令宜と参内する羅十一娘は仙綾閣で多くの弟子に技術を伝えた功にとり誥命夫人に封じられました。終。
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