中国ドラマ「黒豊と白夕」作品概要
チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演のラブアクション時代劇
あらすじ
権力の象徴である令牌・玄極令を持つ大東国の皇帝が6つの州をまとめる時代、江湖には隠泉水榭の榭主・黒豊息と天霜門の女侠・白風夕という無敵の強者がいたが玄極令が行方不明となると6州の覇権争いが勃発する。
好敵手だった2人が助け合うことで同志となり唯一無二のパートナーへと変化していく恋愛模様、複雑に絡み合った王朝と江湖の策謀や裏切り、次第に明らかになる黒幕の存在など目がはなせないロマンスアクション時代劇。
キャスト/チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演
ネタバレ鑑賞感想/黒豊と白夕
オリジナル44話を自分なりに40話にまとめたのでズレが生じる場合があります
17話・偽れぬ想い
豊蘭息は朝議があるので急いで戻ると社稷堪興図を献上し、実は波にのまれた時に助けてくれたのは太陰老人なんだと告げます。
そこに大東皇帝の使者が現れると「倚歌公主の供え物を贈り同胞の証しとしたい」と詔が読み上げられます。公主の霊廟はどちらかと聞かれる豊蘭息は雍州王が動揺するなか母の誕辰の日に祭礼のお迎えに参りますと告げます。
百里氏は豊蘭息と豊萇の仲を裂くために、戚国公の娘・戚澄との婚姻を急がせるために婚儀の際に着る礼服を豊萇に届けます。悩みながら街にでると雍州に滞在中の白風夕を見かけます。望まない結婚は夫婦二人を不幸にするし人生はあっという間だから妥協できない事もあると言われ断る決心をします。
王妃は仮病で欠席しようと目論むが先に雍州王に牽制されて失敗に終わり仕方なく前王妃を供養する祭礼に向かいます。
王妃が一献を捧げようとすると急に天候が悪化して雷が発生し杯を倒します。大東皇帝の使者がいたこともあり大臣たちは王妃が倚歌王妃に不敬を働き雍州の体面を汚したと声をあげます。
王妃はわざとじゃないと助けを求めるが幾度となく政に干渉し雍の名誉を傷付けた、今まで許してきたが豊莒を世子にさせるために裏で画策していることは知っているのだと雍州王に叱咤されます。
王妃への牽制が成功する豊蘭息は豊萇を心配し戚国公の情報を文にして送ります。白風夕の言葉と豊蘭息の想いに背中を押される豊萇は禁足中の母親を訪ね、あなたの用意した女子は娶る気はないと告げます。
「あなたが突然優しくなったのは私と豊蘭息を対立させるためでしょう、あなたの実子は豊萇だけでしょう」
去ろうとすると豊蘭息が仮病を使っていることや、今までの豊蘭息への嫌がらせにお前が関与していたと報告すると挑発されあまりの怒りに震えます。
幽州公主・華純然はそろそろ嫁ぎ先を捜してはどうかと父に言われ、婚姻の話を拭きこんなものを調べるよう侍女に命じます。
18話・梅の宴
豊萇は雍州王に呼ばれると本当に戚澄を娶りたいのかと聞かれ認めます。永信君に封じられ3000戸の領地を与えられると、それを知った豊莒は爵位を授かった事に激怒し二人の兄を陥れるために叔父・百里景と結託します。
豊蘭息は豊莒から梅の宴に招待されるが兄上らしくないし百里景が昨夜兄上の屋敷を訪れていたことを知ります。王明海と結託していた商人に黒犬の血液を浴びせられるが、これは宴に行くのを諦めさせようとする豊莒が企てた事でした。
しかし何があっても豊萇は兄上であり苦しめたくないと思う豊蘭息は不本意ながら出席することにします。
豊蘭息はお茶を届けに来た鐘離がわざとぶつかって衣を汚された事に気付くと見知らぬ者がお茶を届けにきます。臭いで察し飲んで眠ったふりをすると戚澄の死体をそばにおかれます。
そこに豊萇がやってきたので私を陥れようとしたのかと訴えると、とにかく弟を外に出さねばと思う豊萇からお前は嫡子でありいずれ争そうのだからけりをつけようと言われます。
本心ではないと気付き誰に強要されたのか、2人で応戦するべき、苦境に立つ兄上を放っておけないと兄上が欲しがっていた金鞭を贈るが返され早く行けと促されます。
騒ぎを聞きつけた豊蘭息は戻ると豊萇が転落したと聞かされ驚きます。すぐに向かおうとすると戚澄の死体があった事で豊莒から身の潔白を証明するのが先だと腕を掴まれます。睨みつけて手を放させると「釣りをしていたが何か?」と告げます。
実は気を失うフリをしていた鐘離が豊蘭息に扮した者に釣りをさせずっとそばで付き添っていたのです。
そこに乱心した百里景が部屋に入ってくると顔に戚澄の血痕があったために容疑者となるが王妃一派の戚国公が豊蘭息が百里景を陥れたのだと訴えだします。
19話・兄と弟
狙われて戚澄を殺害し返り討ちにして豊萇を突き落としたと疑惑をかけられてしまった豊蘭息は禁足を命じられてしまいます。
しかし、証拠となる外套は環娘が異変に気付き蘇清吾の手を借りて新しい外套とすり替えていました。疑いが消えたわけではないので大人しく禁足に従っていると事件の事を聞いた白風夕が訪ねてきます。
兄弟関係に溝ができたことを悩んでいると直接会って本心を打ち明けねば何も伝わらないと言われます。
目を覚ます豊萇はただの骨折だったが一生杖をついて歩くことになると噂を広めるよう家職に命じます。いまはまだ昏睡中であり目覚めても記憶を失っている可能性があると医官を買収し陛下に伝えさせます。
訪ねる豊蘭息は眠っている豊萇に母が亡くなってから家族は兄上だけだったと本心を話します。自分を罪に問わせないために命を懸けるとはもっと早く伝えておけばよかったと後悔していると伝え薬を飲ませようとしたが毒が混入されている事に気付きます。
処方には問題なかったので調べると王妃が送り込んだ侍女の仕業だと分かり兄上には何も話すなと家職に告げでていきます。
豊萇は事件の記憶がないフリを続けることにし見舞いに来た雍州王を帰します。雍州王は外套のもぎ取られた部分は百里景の屋敷で見つかったと知り疑念を持ちながらも奴を犯人にして落着とするよう命じます。
豊蘭息は兄が目を覚ましたと鐘離から知らされ訪ねるが豊萇からは冷たく扱われてしまいます。王妃は弱みを狙うので善良な心をもつ豊蘭息が狙われないよう、弟を想う豊萇の優しさでした。
20話・年越し
黒豊息の正体が雍州の2王子・豊蘭息だと知った玉無縁は自分が都にいる噂を広めるよう命じます。大東を倒し元極令を得れば血呪は解けるので突き進むしかないと己に言い聞かせます。
雍州王は冀州世子・皇朝の師で並外れた才と知恵を持っている玉無縁が都にいると知り招待します。力を得られれば天下を統べられるので留まるよう誘うがその州の王室にも属する気はないときっぱり断られます。
屋敷に戻る玉無縁は豊莒が訪ねていたので疲れているからと帰らせるが魚が餌に食いついたなと思います。豊莒を利用して豊蘭息をやり込め雍州に内乱を引き起こすのが目的であり魚をじらすために帰らせたのだと部下に告げます。
大晦日の夜、6州では宴が開かれ3王子は雍州王に祝いの品を献上します。冀州世子・皇朝は朝臣と結託して幾度となく陥れてきた冉太傅を始末し寿命にみせかけます。幽州では公主・華純然が舞を披露します。
新年を迎え玉無縁を訪ねる豊莒は世子が決まっていない今いつも豊蘭息に負けてばかりなので知恵を貸してほしいと願うと権力争いには関与できないと言われます。
雍州王は軍事力の増強のため国庫を満たそうとしており私腹を肥やす者から銀葉を出させようと思うが恨まれることもあると相談します。すると支持者に恨まれずに豊蘭息に打撃を与えられると策を授かります。
天霜門は炊き出しを行っていると許可を得たのかと戸部の何友徳の配下からイチャモンを付けられるが鐘離が鳳棲梧の玉牌をもって駆け付け助けられます。
雍州王は戸部の3人が横領していたと報告を受け豊莒に三司と協力し徹底的に調べるよう命じます。玉無縁を監視していた豊蘭息は豊莒が訪ねていたので知恵を授かり何かしでかそうとしていると鳳棲梧と任如松に告げます。
豊莒は雍州王を訪ね、国庫の銀葉と帳簿が盗まれたと報告し鳳棲梧の親戚である戸部侍郎・周忠の嫌疑は避けられないと告げます。
周忠が天牢に入れられたが汚職などありえないと鳳棲梧に言われた豊蘭息は豊莒よりも先に真相を暴かねばと思い拷問にくっして無実の罪を認めるなと伝えさせるが玉無縁に襲撃され負傷します。
豊蘭息は駆け付けると解毒するには陰の力の補佐が必要だと分かり白風夕に助けを求めます。