中国ドラマ「黒豊と白夕」作品概要
チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演のラブアクション時代劇
オリジナル全44話を視聴し、自分なりに40話にまとめたのでズレが生じる場合があります。
あらすじ
権力の象徴である令牌・玄極令を持つ大東国の皇帝が6つの州をまとめる時代、江湖には隠泉水榭の榭主・黒豊息と天霜門の女侠・白風夕という無敵の強者がいたが玄極令が行方不明となると6州の覇権争いが勃発する。
好敵手だった2人が助け合うことで同志となり唯一無二のパートナーへと変化していく恋愛模様、複雑に絡み合った王朝と江湖の策謀や裏切り、次第に明らかになる黒幕の存在など目がはなせないロマンスアクション時代劇。
「黒豊と白夕」全40話あらすじ一覧はこちら
キャスト/チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演
黒豊息/豊蘭息(ヤン・ヤン)
皇朝(ライ・イー)
豊莒(リウ・ルイリン)
豊萇(チャン・ティエンヤン)
玉無縁(チャン・ハオウェイ)
鐘離(ホアン・イー)
華純然(アン・ユエシー)
白琅華(アイミー)など
ネタバレ感想/黒豊と白夕
オリジナル44話を自分なりに40話にまとめたのでズレが生じる場合があります
5話・王家の宿命
雍州の2王子・豊蘭息に仕える女官・環娘は主が温泉宮で療養中なのに庭で稽古する侍従がいるかと任穿雨に注意します。
身代わりであっても同じように敬わねば気付かれてしまうと忠告するが3王子・豊莒が見舞いに来ていると報告を受けます。療養中だからと門前でお引き取り願うが今度は1王子・豊萇がやってきます。
誰も通すなと命じられているのだと告げ頑張って立ち塞がるが鞭で叩かれ気を失ってしまいます。そこに任穿雨の父・任如松(都督)がやってきて豊萇とちょっとした口論となるが実は二人は豊莒が対立する豊蘭息のあら探しに来たのだと気付いており時間稼ぎをしてくれていたのです。
次は助けてやらんぞと忠告して豊萇は去っていくと、任穿雨から知らせを受けた黒豊息(豊蘭息)は急いで帰ります。
あれは偽者だと後になって気付く豊莒はすぐに温泉宮に向かうとしたが自分が暴くのはつまらないと思い雍州王を誘います。
雍州王が見舞いにやってくる前に豊蘭息は何とか間に合うが太医を連れてきており何で持病が悪化したのだと責められます。仕方なく無断外出をした事を白状すると豊莒は勝ち誇った笑みを見せるが豊蘭息は母が眠る墓地があるのだと理由を述べます。
「孝心があり見識も深い、何の罪があるのだ?正直に言えばいいものを・・・共に都に帰ろう」
罰してくれると期待していた豊莒は悔しがるが、豊蘭息は目を開けた時に雍州王に失望の色が見えていたので不在を期待していたのだろうと気付きます。
白風夕は落雁門が断魂門に襲われたと天霜門宗主・白建徳に知らされ下山するから腕の立つ者を集めるよう指示されます。
雍州の王宮では秋の狩りが行われ豊蘭息は鳳家勢力よりも鳳棲梧の方が取り込む価値があると思います。
6話・鳳棲梧の意図
白風夕は断魂門が北州から南下しているので次の目的は幽州ではないかと推測します。滅ぼされている11門派から次の標的は冀州の馬家しかないと気付き天霜門の仲間たちと馬家に向かいます。
多くの門派を滅ぼしているのは目くらましで本当の目的は、韓家、鉄家、軒轅宗、馬家で兵、薬、布陣、馬を手に入れ軍隊を作ろうとしているのだと馬当主に告げ、なんとか断魂門の襲撃を返り討ちにします。
雍州の王宮では秋の狩りが行われ、病弱のふりをしてお茶を飲んで休む豊蘭息(黒豊息)は豊莒が白隼を追っていたので穿雨、穿雲たちに行って来いと命じます。吏部尚書・鳳棲梧は3名の王子の様子を伺い1王子・豊萇は冷酷無情、3王子・豊莒は威勢がいいだけだと思います。
豊蘭息は狼に囲まれていた吏部尚書・鳳棲梧を助けその場を去ります。駆け付けた鳳家から狼を仕留めたのかと驚かれる鳳棲梧はそうだと返事し何で病弱のフリをしているのかと気にして隠泉水榭に頼んで探りを入れます。
豊蘭息は殺生などの悪行は望まないとして鹿20匹を馴らして部下に連れてこさせ、雍州王から裁雲剣を褒美として授かります。
穿雨は何で主は病弱のふりをしているのか環娘に聞くと、淳禧帝の妹で大東皇室の倚歌公主(豊蘭息の生母)が亡くなると王妃となった百里氏に毒を盛られたことが発端だと知らされます。
鳳棲梧が予想通り探りを入れてきたので会いに行きます。
7話・競い合い
豊蘭息は天霜門が断魂門の刺客を撃退したと鐘離から報告を受けるが十殿閻羅の6人が馬家へ向かったと知り自分も行く必要があると思います。
白風夕に加勢するために朝議の場で全民皆兵の策を用いるべきと進言しわざと雍州王の怒りを買って禁足を命じられます。予想通り雍州王が訪ねてきて意見を否定するつもりはないが大臣を刺激し過ぎたために守るために叱責したのだと言われます。
わざと咳き込むと療養するよう命じられた事で豊蘭息は黒豊息として冀州へ向かいます。
十殿閻羅の6人が馬家に向かっていると隠泉水榭から報告を受けていた白風夕は策を練って待ち構え大したことないなと鼻で笑います。しかし白建徳が毒矢を受け馬当主が負傷したので逃がすために敵を引き付けると黒豊息が駆け付けます。
黒豊息はあっという間に敵を仕留め、腕を組んで眺めていた白風夕は御馬術の本を取り返しに現れたのが天下1の若君と呼ばれる玉無縁だと知らされ驚きます。
会えてうれしいと喜ぶ白風夕と玉無縁が意気投合しているので黒豊息は嫉妬します。
鳳棲梧は雍州王が豊萇に吏部、豊蘭息に工部、豊莒に戸部に配属させたと知ります。豊蘭息を訪ね戸部の百里尚書は豊莒の伯父だから功を立てても評価は得られないと協力を買って出るが、怪しまれるから豊萇を手伝ってほしい言われます。
8話・手作りの麺
豊莒が工部の帳簿検査にやってくると鐘離から報告を受けた豊蘭息は帳簿に問題でもあるのかと鄭奎尚書を追及すると城壁工事に支障が出て50万銀葉の山陵銀を流用したことを知ります。
通達なしに工部に踏み込むなと豊莒に訴え、銀票で保管していただけだが何か問題でもあるのかと告げます。
野心を持った小人が私を陥れようとしたのだろうと言い放ち本当に王命なのかと確認しに行くと告げその場を去ります。豊莒はまだ幼いから軽い罰でいいと思うが戸部の長でありながら配下を放任し工部との争いを招いたことで百里尚書は厳罰に処すべきと訴え追い出すことに成功します。
豊蘭息は徳城へ河川改修に向かうが水兵に襲われ船ごと沈まされてしまいます。知らせを聞いた豊莒は争う事はあっても命を奪う気などないと配下を叱咤し疑われないようにし撒ければと焦ります。
豊蘭息は偶然にも水路を使って天霜門に帰ろうとしていた白風夕に救出されており、冷え切った体を白風夕は抱きしめて温めます。手作りの麺を差し出される黒豊息は母・倚歌公主が作ってくれたことを思い出し体を回復していきます。
鳳棲梧は水兵が豊萇の部下だったと報告を受けるが、自分の配下を行かせるわけないし豊蘭息の命を奪っても何も徳がないので漁夫の利を得る豊莒の仕業だと疑います。
雍州王から疑われる豊萇は陰謀だと訴えると七日以内に豊蘭息を捜し出し黒幕を突き止めろと命じられます。