中国ドラマ「高潔なあなた」
ウー・シーザー&チャン・ホイウェン共演の中国時代劇
あらすじは?
開封府の審問を受けるために汴京城に来ていた織造府の白宝震が殺される。
展昭は江湖で名を馳せる蜀中六悪の5番手探雲・李栩を殺人容疑で指名手配すると7番手の神犬・莫研が現れて無実だと訴えられる。
名裁判官・包拯が莫研の洞察力と推理力を買って捕快として仮採用したことで展昭と莫研は一緒に事件の謎を追うことになる
全24話で紹介
キャストは?
ネタバレ感想/高潔なあなた
1話・偽の帳簿
審問を受けるために単身で来京していた織造府長官・白宝震が開封官舎にて殺害されます。
展昭は現場に到着すると物証は窓の足跡と卓上の血痕だけだと知らされ卓を拭けと指示すると「犯人は蜀中六悪・探雲の李栩」と刻まれていたので指名手配の通達と捕縛を命じます。
刑部より事件を引き継ぐと書信を受け取った展昭は開封府裁判官・包拯に報告すると江南の汚職を調べるために白宝震を呼んだので李栩を手掛かりに必ず真相を暴けと言われます。
展昭は忙しい料理係・秦薇薇に代わり野菜売りの応対をするが蜀中六悪・神犬の莫研だとすぐに見抜きます。
脱獄幇助の疑いで捕らえられた莫研は李栩は冤罪だと包拯に訴えます。李栩を出廷させると莫研は犯人だとしたらわざわざ名を残すわけないと訴えると展昭は李栩の足跡が残されていたと言います。
李栩は話がややこしくなるから止めろと訴えるが莫研は宿の酒壺から帳簿を発見していたので盗みに入っただけだと証拠を渡します。
包拯は汚職事件に通じる帳簿であり殺人を犯さずとも大罪だと言い放ち李栩を牢に戻します。包拯と官吏・公孫策は帳簿をチェックすると偽物だと分かり白宝震は審議を逃れるために作成し、それを知らずに李栩は盗んだのだと把握します。
莫研は侵入して帳簿を取り返すと展昭が追いかけてきたので逃走するが青衣の者が現れたので捕らえようとすると毒針を受けてしまいます。
展昭に介抱され解毒して助かった莫研は帳簿が偽物なら本物は白家にあるのではと訴え開封府の捕快にしてほしいと願い出ます。展昭は役人の仕事は遊びではないと言い放つが包拯は推察力を高く評価して莫研を雇うことにします。
2話・亡骸の傷
開封府に雇われる莫研は秦薇薇(捕快・馬漢の妻)からいろいろと案内されます。展昭に官規を暗記したら巡回しろと命じられ李栩の捜査をしたいんだと訴えるが掟だと言われます。
開封府に閉じ込められ退屈する莫研は履物に泥が付き線香の匂いを漂わせていたので遠くへ墓参りでも行かれてたのかと展昭に聞きます。
河畔村に王小六の墓参りをしていた展昭は軽功を使って往復したから勤務をサボっていないし掟にも反していないと言います。
宮中侍衛・呉子楚が「刑部で李栩を勾留せよ」と陛下の命を受けやってきます。包拯は李栩が関与する白宝震の件は本府の管轄だししっかり調べてから引き渡すと訴えます。
話を聞いていた莫研は朝廷の命なら官規の掟に従って身柄を引き渡さなければと横やりを入れるが「はやく聖旨をお見せください」と呉子楚に告げます。包拯はさすがだと笑みを浮かべ聖旨が届いていないと誤解が生じたら困ると告げ帰らせます。
展昭と莫研は開封官舎を訪ねると「もういいかげんにしてくれ」と拒まれるが莫研が布坊の女将と同じ香りがすると訴えると案内されます。
現場検証を行うと莫研は自分が受けた毒針と一致するわずかな点を発見し顔見知りの犯行だと推察します。展昭から李栩が盗んだと何で知ったのかと聞かれ公輸箱を鍵一つだけで解錠できるのは江湖でただ1人なんだと告げます。
莫研は霊安室に行く展昭を見かけ追いかけるが亡骸を目にすると気を失ってしまいます。
展昭は亡骸の傷と暗器の痕が一致した事を確認すると遺留物の匂い袋を持ち出します。官舎の香りと同じかと聞くと莫研は刺繍の腕は未熟で色や図案を見ると少女の手製だか一人娘から贈られた物ではないかと推測します。
莫研は李栩を助けようとしたが解錠することができずに悔やむと呉子楚が刑部へ連行するとやってきます。しかし展昭が開封府の者は誰一人として出さぬと現れ剣を交えると呉子楚はまた腕を上げたなと言い去っていきます。
莫研は李栩に慌てた様子がまるでなかったので呉子楚と青衣の者は共謀してはいないと思います。牢に入った事で令牌を返せと強いられ、首謀者が誰か聞くために牢に侵入してしまったがもう二度としないと訴え許しを得ます。
3話・寧晋王
展昭と莫研は青衣の者が李栩に濡れ衣を着せ首謀者については不明だが呉子楚と李栩は一味だと思うと包拯に告げます。
本物の帳簿を見つけ出さないと犠牲者が増える可能性が高いが白宝震が人に託すとは考えられないので姑蘇へ向かいます。
莫研は野営している時に李栩が作る饅頭と同じ味だと喜ぶと6人の師兄がいるのかと展昭に聞かれます。
江湖で名高い大侠で包拯や秦薇薇のように優しい5人の師兄と1人の師姐がいると告げます。山で育った莫研は師父が早逝し大師兄から薬理、二師兄から武芸、三師姐から風水を学び四、五師兄は遊んでくれたと教えます。六師兄は蜀中を離れて数年後に戦死し、今回は黙って下山して来京したので罰を受けるだろうと言います。
江湖の南侠が何で開封府の役人になったのかと聞くが展昭が償いとしか言わず詳しく教えてくれないので自分は話したのにと不貞腐れます。
展昭は尾行されている事に気付き何の用かと聞くと「寧晋王からの忠告だ、手を引かないと身を滅ぼす」と言われます。話を聞いていた莫研は李栩を捨て駒にする気かと怒り帳簿は渡さないとその場を去ります。
そして白家を除くと白盈玉が琴を奏でており二夫人からどうして司馬家に嫁がないのだと責められていました。
先に帳簿を見つけるために展昭を眠らせて白家に侵入するが帳簿を手にするといつの間にか展昭が真後ろにいたので驚きます。寧晋王の部下たちがやってきて争うと侵入に気付かれたので逃げ出すが帳簿が裂けてしまい半分は宮中侍衛の手に渡ってしまします。
展昭と莫研は訪ねてきた呉子楚に連れられ寧晋王に拝謁すると「さすが唯一の帯刀侍衛なだけある」と言われます。囲碁で勝負し勝ったものが帳簿を手にすると言われ展昭は遊びではないと断るが莫研が受け入れてしまいます。
寧晋王は「よし決まりだ」と偉そうに告げるが立とうとすると足がしびれてしまい呉子楚に支えられます。
4話・神犬を捜す盲剣
寧晋王と囲碁の勝負をする展昭と莫研は勝利して帳簿を持ち帰るが白家から煙が上がっているのが見えます。
呉子楚と寧晋王の会話を思い出す莫研は奴らの仕業だと思い軽功で白家に向かってと展昭に告げ引き返すが屋根から落ちてしまい縛られてしまいます。
「帳簿は偽物と知っていて呼び出し足止めするのが目的だったとはね、対局している間に痕跡を消すために呉子楚が白家へ火を放ちに行ったのだろう」と言い当てます。
駆け付ける展昭は汚職について調べるのを阻む理由は何だ、関与しているなら包拯に報告し陛下も知ることになると訴えると寧晋王は「陛下の命で李栩に帳簿を盗ませた、陛下は朝廷が混乱するのを案じておられる」と言います。
白家の従者や侍女たちを逃がしたうえで放火したし殺人には興味はないと寧晋王は言います。
展昭は誰にも奪われないように放火しただけで帳簿は見つかっていないから消滅したとは限らないと告げると莫研は帳簿は白盈玉に託し彼女が偽物を置いたのではないかと言います。
そのころ、白盈玉は身内から命を狙われ逃げ出すが莫研を捜しにやってきた蕭辰(蜀中六悪・盲剣)に助けられます。
展昭と莫研は白家に結納品が運ばれているのを目にし二夫人は強引に嫁がせようとしているのだと知ります。まずは信頼を得るために莫研は男装して白盈玉にちょっかいをだし展昭がそれを助ける作戦を実行するが莫研は白盈玉が手にする薬を見て蕭辰がいるのだと気付き作戦中止します。
白盈玉は自分の居場所はないと自死を試みたが信念をもって生きるべきだと再び蕭辰に助けられます。
全24話あらすじ一覧
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5話~12話
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21話~24話(最終話)