作品情報/キャスト
伝説の霊獣・九尾狐と人間の女性プロデューサーの愛を描いた韓国ファンタジーロマンス
幼い頃に孤峠で奇妙な交通事故に遭い両親を失ったナム・ジアは怪奇ミステリーを探索する番組「都市伝説を探して」のプロデューサーとして活躍していました。
結婚式場で花嫁が消えたという不可解な事件に遭遇したジアは、現場で新婦が抵抗した跡と血痕、そして狐の毛を発見する。事件の真相を突き止めるために取材を進めた先で出会ったのは幼い頃に遭った事故の時に助けてくれた九尾狐のイ・ヨンだった。
ネタバレ感想/九尾狐伝
第3話・竜王様の秘密
不可解な出来事が定期的に起きているオファ島にいるジアとヨン。
沈没した船に乗っていたのは4人だが3人が生存して戻り亡くなったのは頭蓋骨だけ発見されたソ・ギチャンでした。
次々と謎の死を遂げる漁師を前にジアたちは28日間も海の上で遭難しながら痩せてもいない漁師を問い詰めると正気を失い「肉をくれ」と暴れだしそのまま息絶えました。
来世出入国管理事務所の奪衣婆は名簿にない人間が死んでいるのでどうなっているんだと叫びます。
ジアは亡くなった生存者の家で竜王巫神図を発見するかが何かが足りないと思います。するとヨンがお菓子をボリボリ食べながらやってきて竜ではなく蛇だと言います。
嫌な予感を察知したヨンから危険だからオファ島から出て行くよう勧められるジアは人間を助ける理由は何だと訴え、両親の手掛かりを探したいのだと言います。
ジアはソ・ギチャンの一人娘に声をかけるが異変を察知して何者かと聞くとヨンの異母兄弟ランでした。
一連の事件はランの仕業だと分かるが島に来た本当の目的から注意をそらすための事件だろうと訴えます。両親を捜すのを手伝ってやると言われるが人の不幸にたかるのはやめろと言い放つと「ヨンの探し物はお前をお前に地獄をもたらす」と言われます。
島では過去にも似たような事件がありジアは調べると陰歴の7月15日に事件が起きていると気付きます。
ソと同じ船に乗っていた者がいたので今日も陰歴の7月15日だったので逃げるよう告げるがいきなり襲われます。ヨンはジアが怪我を負っていたので民間療法をするがいきなり人格が変わる彼女から首根っこを掴まれ「久しぶりねヨン、待ってたんでしょ」と聞かれます。
ジアが正気に戻ると傷が消えたので何者なのかと訴えるが彼女が覚えていないようなので困惑すると背後にランの気配を感じ石を投げつけます。
ヨンに守られ逃がされるジアは出くわした人に両親の写真を見せると竜王様に安産を祈ってたと言われます。祭祀は陰歴の7月15日に行われており五方旗がかかっていたので巫女だと見抜くがお香に細工されていて気を失います。
ランを叩きのめすヨンはジアが大蛇の生贄にされるけどいいのかと言われます。彼女の匂いを感じないので困惑するがかつては山の神だった、案内してくれと祈ると蛍の光が道標を作ってくれます。
ジアは生贄にされそうなところを間一髪のところでヨンに助けられます。
「ありがとう、ヨン。9歳の私と30歳の私を助けてくれて。いつか私が守ってあげるね」
アウムと同じ言葉を言われたのでヨンは驚きます。そして父親の復讐をしたいがために呪いをかけるのは今に命を失うから止めろとソの一人娘に告げます。
第4話・葬式の夜
オファ島の22世帯41人が翌朝全員消えておりジアは困惑します。一夜にして無人島になったのかと口にするヨンは浜辺に竹が立っているのを目にし儀式の痕跡のようだと思います。
ジアのスマホをランが奪ってしまったのでヨンはソウルに戻り道徳責任で買い彼女に渡します。
彼女を見送った後ランを呼びつけ「島の人たちはどこだ、人間じゃないものが混ざっている」と告げると「お前と女を引き裂いた大蛇だと思うか?」と言われます。
600年前、三途の川でヨンが死んだと思った心優しいランは山に火をつけた人間を殺していました。生きていたヨンと再会し喜ぶが罪なき人間を殺めるのは命で罪を償わなければならず罰せられます。
ヨンがアウムのために山神の座を捨て弟である自分のことを捨てたのでランは恨み続けているのです。
もう一度殺せと剣を渡されるヨンは今度は急所を外すなと言われるが「捨てられた子供か?大人になれ」と告げその場を後にしようとします。
愛する女が死んで苦しむ姿を見たいから殺さないだけだぞと言われるが本心じゃないのは見抜いているのでそのまま去ります。
来世出入国管理事務所の奪衣婆から生まれ変わっても同じ人間じゃないと言われるヨンは彼女が普通に喜怒哀楽を感じながら年を重ねる姿を見たいだけだと告げます。
ジアから一緒に食事をしようと誘われたヨンはヨモギの花束を持って彼女の家を訪ねると頭をなでられます。
動物は頭をなでると喜ぶでしょと言われアウムにもなでられた事を思い出します。
「人間は感謝したい時に食事でもてなす、二度も助けてもらって特別なことはできそうにないけど」と言われ少なくても今の僕には特別だと告げます。
そしてジアの家族写真を目にし寂しかっただろうと聞くとアウムと同じように両耳を指で塞ぐ行動を取ります。こうすると涙が止まるんだと言われ、「助けるから残りの人生は普通に生きろ、両親は見つかるよ」と慰めます。
島で巫女を殺したことが問題となりヨンは雪山監獄で一週間の謹慎に処されてしまいます。
ヨンの忠臣・シンジュ獣医はネックレスを奪ったモズデパート取締役ユリが現れたので誰が君にそんなことをさせたのか聞くと奪えば教えてやると言われます。
今日は遊んでと服を脱ぎだしたが虐待を受けた痕があったのでロシアで密輸された話は本当だったのと察します。人間に虐待に遭ったんだなと服を着せてやると彼女は去って行きました。
ジアはヨン不在の中で同僚の葬式に参列するがランがいたので驚きます。挑発されたジアは本当は兄が好きだから気になって仕方ないのだろうと言い放ちます。
ランが帰る時にヨンから授かった魔除け袋を破って去っていった事でジアは亡くなった姉妹に襲われます。
雪山監獄で罰を受けるヨンはジアの危険を察知し刀山地獄に行くと訴えます。二度と戻れない場所ではあるが刀山地獄を切り抜ければ今日中に出れるのでヨンは足を踏み入れます。
霊に襲われるジアは刀山地獄を切り抜け駆け付けたヨンに助けられます。ヨンがボロボロな状態だったので私のために死なないでと涙を流すとヨンは「やっと見つけた」と口にします。