中国ドラマ「雲間の月は輝きて」作品概要
中国大手配信サイトで週間ランキング上位に君臨した予測不可能なタイムスリップ・ラブ史劇
人気ネット小説家・李蕓はセレブ御曹司・穆小七に言いがかりをつけられ原稿を削除されてしまう。
御曹司失踪事件の関与を疑われた李蕓は逃走するが気が付くと王朝にいて郡主・雲浅月となっていた。何かの間違いだと思いながら小説のネタ探しのために歩き回ると穆小七に瓜二つの青年・容景が現れる
この世界は何なのか?二人の関係は?愛と運命と謀略が交錯するファンタジー時代劇
ネタバレ私感/雲間の月は輝きて
25話・断腸の別れ
参内を命じられた4皇子(夜軽染)は皇宮に駆け付けるが息絶えた皇帝を目にし涙を流しながら精鋭を召集します。
隠れていた3皇子(夜天逸)は弟に罪を着せるために夜中に兵を率いて神殿に入るとは謀反の意ありかと訴えます。互いに相手を謀反人だと訴え衝突し戦うと皇帝の命により陳柳が率いる隠衛が駆け付けてきて皇位継承者の4殿下を守ると言います。
4皇子は後継者になどなりえぬ皇子だと世間に想わせるために今までの振る舞いは偽装にすぎないと言い放つと、勝ち目がないと悟った3皇子は陛下の筆跡を真似て詔を書かせていたので容景に嵌められたと訴えだします。
逃走する容景は立ち塞がった秦玉凝から涼しい顔をしているが雲浅月の命を狙うと言っても平然としていられるかと訴えられます。
郡主を利用したのは自分なのに真に受けたのかと嘲笑うと皇宮に来ていた雲浅月に聞かれてしまいます。玉洛瑶の暗器により助けられ逃走すると秦玉凝は「容景を追い詰めたが雲浅月に連れて行かれた、2人はグルだ」と4皇子に告げます。
4皇子は投獄する夜天逸に会いに行く「明日勅令を出す、越州の侯に封じるから二度と天聖の地を踏むな」と兄であるために命は助けます。
拓跋葉倩は詔を持つ宦官がやってきたため跪こうとすると「貴妃様、皇帝が崩御し4殿下が即位しました。宮中にお移りくださいませ」と言われ驚きます。
淇国の太子として生きることを決意した容景は追いかけてきた雲浅月を冷たく突き放します。
26話・皇后の座
雲王府に戻る雲浅月はもう勝手なことはするなと雲王爺に忠告されます。
新皇帝に即位した夜軽染は朝議を行う。秦玉凝は先帝の殺害犯について行先の手掛かりはないのかと冷邵卓に聞くと容景は巻き込まれただけだという噂があると言われます。
容景と雲浅月の仕業だと確定していないのかと焦る秦玉凝は雲王府に押し掛けると南凌睿や侍女たちの抵抗に遭い押されます。
雲浅月は捕らえたいのは自分だけだろうと秦玉凝に訴え自ら投獄されに行くと容景の居場所を吐けと拷問を受けます。
雲王爺は彩蓮を貴妃(拓跋葉倩)のもとに向かわせると先帝暗殺の罪せ牢獄されたと知った皇帝は急いで向かいます。
雲浅月を救出する皇帝は秦玉凝を独房に入れと命じ急いで太医を呼ぶが身籠って一カ月だと知らされます。目を覚ます彼女に身籠っている事を告げると簪で自害しようとしたので慌てて止めます。
秦宰相たちが雲浅月を即刻処刑せよと訴えていると報告を受けた皇帝は容景は許さないが雲王府が関与している証拠など何一つないと告げます。
納得しない者は自身に邪心ありて誹謗中傷で人を陥れる者を見なすと言い放ち黙らせます。そして、自分の子として育てることを決意し雲浅月を皇后にすると宣言します。
真相を知らない貴妃は何で自分がこんな目に遭うのだと落ち込みます。
27話・真の後継者
青州では深刻な干ばつと飢饉で球宴は一刻を争う状態でした。
3年前にも同様の被害が出ており、夜軽染(皇帝)は役職に就きながら民の苦しみに向き合おうともせず税が治められたら無関心なのかと叱責して国庫は後で補えるから救援を急ぐよう命じます。
皇帝は逃げた容景たちの潜伏先を突き止め隠衛を向かわせるが陳柳が捕らえられてしまいます。雲浅月を湖心島に案内し、実は幼いころから密かに後継者に定められ訓練していた場所だと教えます。
こんな重責を背負い続けていたのかと驚く雲浅月は自分だけのためには生きられないと悟り結婚を決意するが拓跋葉倩(貴妃)に誤解されたままなので心は重く感じられます。
独房に入れられた秦玉凝は看守ごときが話しかけるなと苛立つと秦宰相がやってきて態度を改めろと叱責されます。
雲浅月が皇后に封じられると知って驚くが懐妊していると知り容景の子だと訴えます。
28話・遺訓の輿入れ
皇帝は秦玉凝を許してやってもいいと秦宰相に告げるが、もうしばらく独房にいてもらう、そして雲浅月を逆賊扱いする話は二度とするなと忠告します。
容景は捕らえた陳柳が騒いでいると報告を受け向かうと「国は再興できず愛する女人まで離れた、お前の求める国などどこにもない」と言われます。
雲氏の娘が皇后になるのは遺訓であり雲浅月が陛下に嫁ぐと聞かされ、思いを断ち切ることができずその夜泥酔します。
皇帝は女媧廟に容景を誘き出して我妻を見せつけてやると企て現れたら捕らえるよう隠衛に命じます。
そして三日月の対の指輪を自ら作り、娶る理由は親切心でも境遇を心配したからでもなく心から愛しているからだと雲浅月に告白します。
雲浅月は拓跋葉倩という妻がいるのに悪いと思わないのかと訴えると愛していないし望まないのなら離縁してすぐに国帰すと言われたので頬を打ちます。
国や家族と離れてまで嫁いだのだから妻を幸せにする責任があるんだと言い放ちます。子供が生まれたら二人で出て行くと告げると側にいてくれるだけで愛さなくてもいいと言われます。
一族にまで累が及ぶことを考えると踏みきれず雲浅月は迎えに来た輿に乗り込みます。婚礼の儀が粛々と執り行われるなか侵入していた容景の捕縛に失敗した皇帝は女媧廟まで彼女を迎えに行きます。