明蘭~才媛の春~
実際に夫婦でもあるウィリアム・フォン&チャオ・イーリン共演、強い絆で結ばれる夫婦の愛を描いた中国ラブ史劇!
全73話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
中国北宋の時代。盛家の娘・明蘭は母親の身分が低かったことから父親から愛情を得られず正妻や姉妹たちにも虐げられて育つ。
亡き母の教えを守り自分の才気を隠して耐え忍び成長した明蘭は子供の頃に知り合った寧遠候府の御曹司・顧廷燁に見初められて顧家の女主人になり夫を支え優れた才知を発揮していく。
ネタバレ感想|明蘭
22話|変わらぬ想い
盛家の嫡男・長柏と海家令嬢の婚礼の日、招待状を頂いていた平寧郡主はお奥様に挨拶に向かいます。
うちは勤勉さだけが取り柄の息子が一人だけだがご子息2に加え奇麗なご息女が3人もいて羨ましい、嫁いだ嫡女も身籠ったことだし羨ましいと告げます。
その場に呼ばれた斉衡は喜んで急いで向かい挨拶するが、妹がいて羨ましいとよく口にしているのだから盛家の令嬢たちと兄妹の契りを結んではどうかと平寧郡主に言われ耳を疑います。
贈物まで勝手に準備され戸惑っていると私が育てた明蘭は同腹の兄がいないから嬉しいと大奥様に言われます。明蘭は感謝して贈物を受け取りに向かい斉衡は仕方なく悲しい表情のまま贈ります。
王若弗は兄妹の契りを交わさせ盛家との縁談を拒むとは娘たちを馬鹿にしていると愚痴ります。如蘭が真珠を頂戴して機嫌がよかったので安堵するが墨蘭がしょげていたので庶子のくせに本当に斉衡に嫁ぐつもりだったのかと呆れます。
どうせなら林噙霜のしょげている顔も見てやりたかったと機嫌よく眠りにつきます。
明蘭は斉衡から正妻として娶ると宣言されていたので電気を暗くして来訪を拒否し、明蘭を心配する大奥様は斉衡が郡主を説得できるわけないと忠告しとけばよかったと悔やみます。
大奥様は長柏が海朝雲を娶った事だし差配役を王若弗に戻し顔を立ててやらねばと盛紘に告げます。そして宥陽を訪問するために傷心の盛明蘭を同行させ船出することにします。明蘭は斉衡が追いかけていることに気付き待ち構えると、信じてくれ、母に逆らったことはないが何を言われても娶る、必ず吉報を聞かせると対の人形を贈られます。
明蘭は海賊を目にすると小舟で大奥様を逃がし、船室に戻って明かりを消すよう皆に指示します。
しばらく本家に行くみたいだから林噙霜たちをしばらく見なくて済みそうよ
林噙霜が手配した賊か?さすがにそれはないよね
23話|二人の従姉
明蘭は海賊に襲われ逃げ道がなくなり海に飛び込んで斉衡から贈られた人形を強く抱きしめます。
意識が戻ると少女の世話になっており帰ってきた父親に感謝します。盛家の者だと身分を明かして今は何も持っていないがいつかお礼をすると告げると男に救われて己が何者か明かさない方がいいと忠告されます。
立派な方に救われたと感謝するが自分の名前を知っていたので相手の顔をよくみると髭を生やした顧廷燁だったので驚きます。
大奥様は兵営に身柄を渡したから問題ないと告げられ安堵すると、顧廷燁は息子を奪って逃げた朱曼娘を捜している事を知ります。
顧廷燁の側近である石頭の兄嫁が埠頭で荷運びする漕幇の頭目で頼ってきたら石頭の実家と因縁のある盗賊と出くわし偶然にも助けられたと知ります。幕営を出ると漕幇の者たちがいたので命の恩人だと感謝します。
明蘭は漕幇に別れを告げると、見送る顧廷燁は禹州で趙宗全に推薦状をもらい軍に入ると石頭に告げます。しかし宋の軍隊が趙父子を落ちぶれた豪族と見下していたことで荒隊に配属されることになります。
明蘭は大奥様を迎えに行き宥陽にある盛家の本家に到着すると仲良くなった従姉・盛品蘭たちと狩りなどをして楽しく過ごします。
孫家に嫁いだ盛品蘭の姉・盛淑蘭が姑と一緒に訪ねてくると、盛品蘭の予想通り院試に受かった息子の自慢話をしていました。
やたら気に入られうちの甥に嫁いだらいいと一方的に孫氏がしゃべりだすだけでなく盛家をやたら見下しているので明蘭は困惑します。
明蘭は人形を大事にしているから諦める方ではなく望む方に賭けているのね。ただ郡主の考えがある以上厳しいでしょうね。
盛家の本家は外部からの嫌がらせはあるにせよ身内の争いはなさそうで平和そうね。
24話|娘たちの幸せ
顧廷燁は敵が夜襲をかけてくると読み報告するが眠りを妨げるなと謝将軍に追い出されます。兵に知らせて回り疑う者には軍令だと告げ見事に夜襲を返り討ちにすると寝ぼけて起きてきた謝将軍の顔を立ててやります。
宥陽では長梧の婚礼が挙げられ盛大に盛り上がっていたが盛淑蘭の夫・孫志高が孕ませた妓女・花娘を側妻に迎えたと知ります。
淑蘭が虐げられ続け盛家は孫家に財を取られてばかりなので余嫣然の時と同様に黙っていられなくなった明蘭は人生を棒に振る前になんとかしなければと告げます。
盛品蘭は姉が離縁されても良縁に恵まれるし自分が立派に嫁げても姉が苦しんで死ぬならそんな栄華はいらないと告げ、一家は離縁させようと腹を決めます。
離縁を申し出ても門前払いを受けるため、明蘭は孫家にいる盛家の使用人たちに戻るよう命を出しその時に店舗の権利書などを持ってこさるべきと提案します。
長梧が店舗を取り返しに行ってすべて封鎖させると、使用人たちがいなくなり店舗も奪われ元の生活に戻ってしまった孫氏は淑蘭を迎えに行ってこいと孫志高に告げます。
しかし後の宰相になると持ち上げ過ぎていたために孫志高は己の力量も分からず調子に乗り拒否します。
孫家が三行半を突き付けると言い出し長老たちも集まり盛家と孫家の話し合いが行われます。円満な離縁を求めているなら店舗や銀子や使用人など全部返せと孫氏に訴えられた盛家は嫁荷は妻の実家が引き取るものだと言い放ちます。
明蘭はあることを思い付き、妓楼へ行って花娘の戸籍証文を売ってくれと女将と交渉します。
三行半を突き付けられると「捨てられた女」となり円満な離縁状だとまだ先があるのですかね。
仕組みがいまいち分からない。院試に受かってもお馬鹿はお馬鹿なのねww
25話|波乱の兆し
円満な離縁を巡って盛家と孫家は言い争いを始めます。
盛明蘭と品蘭が花娘の戸籍証文を手に入れ急いで戻ると盛家の掟で妓女を側妻にするのは認められないとあるので、妓女が産む子が欲しいなら淑蘭は返してもらうと孫家に訴えます。
盛家は両家の長老たちにも戸籍証文を目にしてもらうと淑蘭に三行半を渡す気なら証文を学政に届けるだけだと孫志高に訴えます。そうすれば間違いなく秀才から除名されると言い放ち嫁荷の半分はくれてやるから円満に終わりということにしろと告げ承諾させます。
盛家は離縁状をすでに用意しておりサインさせると淑蘭は、お前のような好色でろくでもない男は顔を見るだけで吐き気がすると孫志高に言い放ちます。
孫家の長老たちは呆れて帰ってしまい孫志高は母と共に無言で去っていきます。
淑蘭の円満な離縁が成立するが本家の大奥様が倒れ亡くなってしまい悲しみに包まれます。雪が降る中、突如敗軍の賊が葬列を襲い必死で逃げる明蘭は独りはぐれてしまうがまたしても顧廷燁に救出されます。
大奥様は棺は預けて無事だと知らされるが明蘭の行方が分からないと知り何で戻ってきたんだと男衆を叱責します。
明蘭は盛家が役所に捜索願を出したと知り、顧廷燁から袖箭を渡され帰ります。途中、銭を寄越せと因縁をつけられるが袖箭で撃退して逃げるようにその場から離れると、こっそり明蘭を見守っていた顧廷燁は心配なら家まで送ればいいじゃないかと石頭に言われます。
明蘭は無事に戻って大奥様を安心させると埋葬が終わったら陸路で帰ると言われ本家に別れを告げます。顧廷燁は明蘭はすぐに賊に遭うので見守っていると案の定狙う一味を発見し撃退します。
本家にいればいいのにもう戻ってしまうのか。いいかげん明蘭の母とお腹の子を死に追いやった林噙霜は排除してもらいたい。