明蘭~才媛の春~
実際に夫婦でもあるウィリアム・フォン&チャオ・イーリン共演、強い絆で結ばれる夫婦の愛を描いた中国ラブ史劇!
全73話を視聴し全話あらすじ一覧と見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
中国北宋の時代。盛家の娘・明蘭は母親の身分が低かったことから父親から愛情を得られず正妻や姉妹たちにも虐げられて育つ。
亡き母の教えを守り自分の才気を隠して耐え忍び成長した明蘭は子供の頃に知り合った寧遠候府の御曹司・顧廷燁に見初められて顧家の女主人になり夫を支え優れた才知を発揮していく。
ネタバレ感想|明蘭
34話|世継ぎ問題
顧廷燁は皇帝からの密詔を受け取った趙宗全が不安に駆られていると知らされ護衛を増やしたらどうかと意見します。しかし、さっきまでいた見知らぬ者が趙団練がいる東へ行ったと知り急いで駆け付けて刺客から守ります。
自害を阻止し捕らえた刺客をたっぷり脅すと皇太子の座を狙う兗王の命令だと知り、密詔が立太子の詔だと誤解されたのではないかと思います。
平穏に生きたいだけの趙宗全に、このままでは再び命を狙われるので都へ行き陛下の前で兗王を告発するべきと説得します。
新しい寧遠侯となった病弱の廷煜が官職さえないので人は遠ざかり栄貴妃からの招待もなくなります。しかし秦氏は栄貴妃が夫人たちを集めるのは徒党を組むのと同じなので顧家の義妹たちは先を争うように参内したがいつか問題が起こるだろうと思います。
また廷煜は病弱で何年も生きられないので実子・廷煒が爵位を継げば栄耀栄華は続くから栄貴妃に取り入る必要はないと侍女に告げます。
明蘭は立太子の儀の準備を急ぐ盛紘と長柏に差し入れを届けるため宮中を訪れます。
栄貴妃は賊を手引きすると武将の夫人と斉衡の母・平寧郡主を人質に取り、もうすぐ天下の主が代わると告げます。
兗王と手を組んでいた栄貴妃は邕王に詰め寄ると、妹を死に追いやったときにこの末路を考えたかと言い放ちます。
皇帝が福寧殿が逆賊に包囲されていると報告を受けるころ、明蘭や盛紘は宮中が骸の山だと報告が入り何が起きているんだと慌てふためきます。
35話|秘密の手柄
栄貴妃は斉衡との縁談を望んでいた妹・栄飛燕を死に追いやった邕王家に復讐するために皇太子争いをする兗王と手を組んでいました。
平寧郡主は目の前で邕王たちが殺されたので脅えると栄貴妃からお前も妹を死に追いやった1人だと詰め寄られます。
郡主は錯乱したフリをして賭けに出ると外にほっぽり出されたので命を繋ぐことに成功します。
盛紘は宮中には犬が通れる穴があると知り明蘭に逃げるよう告げます。皇帝は兗王を殺しておくべきだったと嘆くが今は冷静になって助けを呼ばなくてはと皇后に言われ趙宗全宛てに血文字の詔を書き兵符も託します。
明蘭は皇宮の外へ出る際に趙宗全への密詔と兵符を預かる13歳の侍女と出会うがいつも馬車を乗っているために道が分からず迷ってしまいます。
追手に負傷を負わされた侍女から使命を託された明蘭は二階から馬車に飛び降り逃走します。
追手に行く末を遮られてしまい必死に助けを呼ぶと都に向かっていた顧廷燁に再び助けられます。
趙宗全に密詔と兵符を渡すから連れて行ってとお願いすると、一緒にいると知らされます。
密詔に目を通す趙宗全は自分が皇太子なのかと驚き不安に駆られます。明蘭はとにかく早く駆け付けないと陛下が危ないと訴え、顧廷燁は何もしなければ命を狙われ死ぬ運命だと訴えます。
時を置けば兗王が力を得て太刀打ちできなくなると訴えると趙宗全は兵符をもって神衛軍の兵を束ねます。
一気に皇宮に攻め込む顧廷燁は陛下を人質にとる兗王に矢を放って仕留め逆賊を制圧します。
陛下に謁見する顧廷燁は科挙の合格を取り消された理由を訊ねると趙宗全に叱られるが、恨みに思わず身を挺したことで陛下から謝罪されます。
これからは趙宗全の一家を補佐し国を守り盛り立てよと命じられ国に尽くすと誓います。
数日後、皇帝は崩御し、皇太子の趙宗全が継いで玉座に座ります。
趙宗全さ、詔が届いたのだからうじうじせずにさっさと行動に移してほしかったよwwこれで顧廷燁は一気に出世するのでは?
36話|長所と欠点
斉衡が新帝即位の祝いで行われる追加の科挙に合格したら盛家の娘との婚姻を許してほしいと告げると病んでしまった平寧郡主は任せると一言口にします。
趙宗全が新帝に即位し禁軍の統領となった顧廷燁は先祖たちに手を合わせるために寧遠侯府に押し掛けると、私が無事に戻り出世までするとはさぞかし残念であろうと秦氏に言い放ちます。
出て行って心配していたんだと言われたので手を払い嘘くさい芝居は結構だと言い放つと継承者は廷煒ではなく私だと忠告します。そして先帝から賜った槍を取りに来たから両手で渡せと兄・廷煜に訴えると代わりに秦氏が槍を持ってきて両手で差し出します。
役者でないのが惜しい、見事な芝居だったなと言い放つと槍を手に出て行き顧家の隣に構えた立派な屋敷に帰り積年の屈辱を晴らします。
顧廷燁は戦のために出征し、盛家の大奥様は国喪が明けたら明蘭と賀弘文の縁談行う予定で進めていました。
明蘭は賀弘文が訪ねてきたから食事の相手をするよう大奥様に命じられます。侍女の丹橘と小桃は賀弘文を馬車まで見送るが側妻でも使用人でもいいから置いてくれと女がすがっているのを目撃します。
報告を受けた明蘭は出て行くと顔に罪人の刺青がある賀弘文の従妹・曹錦綉で彼を頼って都に押し掛けてきたと知ります。
明蘭は私だけを思う人にしか嫁ぎたくない、二人とも娶りたいのは受け入れられないからどちらか選んでくれと告げます。
従妹が大事なら嫁ぎ先を捜して後ろ盾になればいいと告げると賀弘文はいい考えだと思うが、こんな顔を娶ってくれる男なんか信用できないと曹錦綉は喚きます。
明蘭は散歩に出ると如蘭が男と密会していたので引き返すが追いかけてきた如蘭に手を引かれます。相手が墨蘭を娶るはずだった文炎敬だと知り、墨蘭から乗り換えたのかと思うが彼は誠実な人だと言われます。
にしても秦氏は本当にふざけた人ね、林噙霜と変わらないな。廷煒の生母だから顧廷燁も排除するわけないし・・・
37話|周到な計画
明蘭は純粋な如蘭が本当に文炎敬に想いをよせていたので恋仲であることを秘密にすると約束するが墨蘭に嫁がせようと盛紘がした人なので王若弗が反対するのではないかと心配します。
曹錦綉は娶らないと誓いを立てる賀弘文は曹家を訪ね従妹を母の養女とすると告げると曹錦綉はかつて側妻になるも正妻に毒を盛られ子を産めない体になったと知らされます。顔に入れ墨があり子を産めないとなれば行き場は本当にないだろうと思います。
明蘭は苦労しないところなどないと思い考えを改め、賀弘文は大奥様が選んだ人なので再び前向きに考えることにします。
反乱軍の鎮圧を終えて都に戻った顧廷燁から話を聞く長柏は如蘭を娶りたいらしいと告げると盛紘は茶を吹き出し王若弗は椅子からずり落ちます。
誉め言葉を聞いて盛紘は如蘭ではなく明蘭の間違いではないかと思うが、顧廷燁は今や陛下のお気に入りであるため王若弗は庶子を娶るはずない、如蘭のことでしょうと盛紘に言い放ちます。
縁談話が殺到しているなか顧廷燁が目もくれずに如蘭を選んだので王若弗は喜ぶが妓楼の常連で遊び人の顧廷燁なんかに嫁がないないと如蘭は部屋に閉じこもります。
褒められると皆が明蘭のことだと思うのよね。だから誰も勝てないから庶子だとやたら言い出すのでしょう。それだけ評価しているならもっと盛紘ももうちょい考えればいいのに・・・