作品情報/夢幻の桃花
中国で動画再生回数80億回を超え2020年上半期視聴回数第1位を獲得したラブ史劇
ネタバレ感想/夢幻の桃花
第16話/地下宮殿の秘密
九夫人となった白鳳九がいる月華宮に褒美がたくさん届きます。
あまりにも急なことなので褒美の品々も受け入れがたいと告げ持って帰るよう宋玄仁にお願いすると報告を受けた賢太后は「低い身分の出だが卑しくはなさそうだ」と思います。
また葉青緹は白鳳九への想いを断つために薬を返そうとしたが助けてくれたお礼にと木芙蓉華膏を差し出され受け取ってしまいます。
楚宛(姫蘅)は寵愛を受けて霊璧石を見付けようとしていたが大王が白鳳九にあまりにも夢中なので隙がありませんでした。
王陵に連れて来られた白鳳九は秘密の地下宮殿に案内され霊璧石を見せられると放つ気が鎖魂玉と同じだと気付きます。
宋玄仁だけにしか反応しない霊璧石に白鳳九は手を触れると光り輝きます。持ち主にだけ反応すると思っていたので十悪蓮華境に入った自分を覚えていたのかと考えていると宋玄仁は「余と共に国宝を守るために天がそなたを遣わしたんだ」と喜んでいました。
白鳳九は鎖魂玉そっくりの霊璧石を描いていると成玉が現われます。
「情劫となる極意は虜にして突き放すこと、誘惑して冷たくするを繰り返すの。拒むだけでは愛されなくなるから情劫は成功しない」
白鳳九は月見で月華宮にやってきた宋玄仁と楽しく過ごすが深酔いさせて巡回に来ていた葉青緹に大王を送らせました。
第17話/策略の香り
白鳳九(九夫人)と宋玄仁がいつも出掛けているのを気にする楚宛(姫蘅)は薬を頂いたお礼を口実に月華宮を訪ね香袋を贈ります。
独特な匂いがあり部屋にいれば体に付着し移動しても匂いをたどれば行き先が分かるだろうという魂胆です。
宋玄仁が南の水害が深刻な状況で協議を行なうことになり王陵の地下宮殿での仕掛造りを任された白鳳九は葉青緹に守られながら1人で向かうと姫蘅の侍女・凌香が尾行して侵入していました。
凌香は地下宮殿に足を踏み入れるが仕掛を踏んでしまい負傷して逃げ出します。
地下宮殿があるのも知らなかったが仕掛がされている事で霊璧石はそこにあるはずだと確信した姫蘅は大王が国宝を祭り祈りを捧げれば水害は収まるかもしれないと白鳳九に伝えます。
そして凌香に外で騒ぎを起こさせ白鳳九が席を外した隙に何か手掛かりはないかと調べると聶初寅が描いた絵と同じものを発見します。
姫蘅は聶初寅に知らせようとしたが仕掛が完成してからでは遅いと思い奪えなくてもいいから霊璧石を発見するよう願います。
そわそわしながら待っていると宋玄仁と白鳳九がやってきたので動揺します。
「九夫人にお見舞いに行くよう言われていたが水害の件でなかなか来れなかった」と告げる大王に姫蘅は感謝を述べつつお茶を出すが動揺しているせいで手が震えてしまいます。
白鳳九は香袋を渡されてから仕掛が作動し更に霊璧石の効力まで知っていた事で異変に気付いたのです。
葉青緹は地下宮殿に侵入した凌香を捕らえ戻ってくるが凌香はすべて自分がした事が告げて自害しました。忠義者がすべての罪を被ったわけだが押し付けてよいのですかと葉青緹は言い放ちます。
宋玄仁は開き直り反省しない姫蘅を牢獄すると手を貸していた応王は殺せと命じました。
姫蘅に会いに行った白鳳九は命の恩人のためにした事だと知り黒幕を教えてくれれば救えると訴えるが今の彼女を説得することは出来ませんでした。
第18話/密会の疑惑
応王は獄中にいる楚宛(姫蘅)の口封じを命じるが姿が突如消えたと報告を受けます。
宋玄仁は妃が勝手気ままに王宮を出て行けるなら誰が姿を消しても分からないと葉青緹を叱責するが白鳳九は誰かが仙術を使い救い出したのだと気付きます。
その頃、姫蘅は目を覚ますと燕池悟(青魔君)によって助けられ青玄殿にいました。助けて頂いた事に感謝し名前を尋ねるが「人間界で役者の芸を身に付けたのか」と笑われます。
「自分の名前も忘れたのか、魔族の姫蘅だ」と燕池悟に言われ白鳳九に呼ばれた名だと気付きます。
崇安国の国師の身分を偽り応王を訪ねた聶初寅は王位奪取に協力する代わりに霊璧石を渡すようにと迫ります。
聶初寅の人間離れした剣術に驚く応王は姫蘅が斬られる直前に姿が消えた奇妙な出来事も彼の仕業だと気付きます。王陵の地下宮殿に霊璧石があると知った応王は宋玄仁の書斎に王陵の地図があるのを思い出します。
その頃、情劫のこともあり王宮にいるのが辛くなってきた白鳳九は葉青緹に郊外にある絶景を見せられ心安らぎます。葉青緹は高価な物ではないが前から贈ろうと思っていた腕輪を差し出すと白鳳九がすごく喜んでくれたので「また辛くなったら頼って欲しい」と伝えました。
夜遅く戻った白鳳九は宋玄仁が待っていたので驚き「気晴らしに出掛けていました」と誤魔化すと自分が贈った物は返されるのに腕輪をしている事に気付いた宋玄仁は「もう休め」と言い帰って行きました。