作品情報/夢幻の桃花
中国で動画再生回数80億回を超え2020年上半期視聴回数第1位を獲得したラブ史劇
あらすじ/キャスト
ネタバレ感想
第4話/やんちゃな狐
魔族の燕魔君(燕池悟)は赤魔君(煦暘)が妹の姫蘅を東華帝君に嫁がせるというのに反対し決闘を申し込んでいたが東華帝君に相手にされないので玄魔君(聶初寅)に知恵を貸して欲しいと頼みます。
「東華帝君の持つ鎖魂玉はあらゆる妖魔を封じているので盗めば誘き寄せることができる」
燕魔君は早速実行すると東華帝君は妙義淵で異変を感じ側近の重霖に留守番を頼み向かいます。燕魔君が盗んだのだと気付き「すぐに返せば太晨宮で働いてくれた報酬代わりに許すが従わないのなら一族を葬り去る」と言い放ちます。
鎖魂玉に封じた妖魔が八荒六合に散れば魔尊の緲楽にも影響があるのです。
その頃、雷が鳴り響いているので白鳳九は気にしていると背後から知鶴に簪で刺されそうになるがそれを目撃していた成玉に救われます。
「九天で侍女を傷つければ罪になる、掟の厳しい太晨宮ではなおさらだ」と知鶴を追いやった成玉から符禹山で東華帝君と燕魔君が争っているのだと知らされます。
東華帝君が戦っているなら加勢すると急いで出て行くと自分の安全を第一に考える条件で道案内する絨毯を司命から提供されます。見送る司命は到着した頃にはとっくに勝負は付いているとつぶやきます。
白鳳九は現場に到着すると東華帝君は十悪蓮花境の中にいました。そこに現われた聶初寅から毛皮を3年貸してくれたら修為の半分を貸してやると言われ取引に応じます。
キツネの姿で東華帝君に加勢していると姫蘅もやってきます。姫蘅は燕魔君を止めに行けと聶初寅から言われており誰もいなかったが十悪蓮花境があるのを見て中にいるのだと察知したのです。
十悪蓮花境は鎖魂玉から飛び出たものであり入ってきてはならないと東華帝君は注意すると原因はこちらにあるのでと姫蘅は謝罪しました。
自分が口から吐いた火で足に傷を負ったキツネは東華帝君と姫蘅の手当を受けとても嬉しそうにしていました。聶初寅の修為は反日も持たず毛皮もないので本来の姿に戻る事ができません。キツネはちゃんと連れて帰ってもらえるよう東華帝君の膝の上に乗りました。
十悪蓮花境から出ると姫蘅は気に入ったキツネを連れて帰ろうとしたが東華帝君は自分が飼うと言います。四海八荒で最も貴い神仙なのにキツネを奪い合うなど品位を欠くのではと言われるが何も言わずキツネを抱きながら太晨宮に戻りました。
第5話/幸せな日々
姫蘅は戻ると護衛の閩酥が煦暘に捕らわれ白水山に送られたと知り驚きます。
閩酥を救うために白水山に駆け付けた姫蘅は危険な目に遭うが現われた孟昊によって助けられます。命懸けで何故助けてくれたのか駆け寄ると「母親の若い頃によく似ている」と言われ実の父親だと知ります。
姫蘅が持っている竜の鱗は6歳の時に幼獣の赤火に出くわして襲われた時に救った孟昊から与えられた物だったのです。姫蘅の母親は先代の赤魔君の残虐さを見かねて逃げ出したところ孟昊と出会い結ばれたのでした。
そこに現われた東華帝君は仙術で治そうとするが深手を負っており既に手遅れでした。姫蘅が娘だと知りこの場に執着していたのは守るためだったのかと気付きます。
孟昊は「娘が秋水の毒に侵されいるのでどうか助けてやってください」と言い残し息を引き取りました。看取った東華帝君は父親に変わって姫蘅を救うと嫁ぎたい閩酥を救って欲しいとお願いされます。
姫蘅の毒を完全に消すには療養が必要なため抱き抱えて赤魔君(煦暘)のもとに送り届けます。衆生を殺さず道義に背かぬなら何でも応じると約束していたため「姫蘅を正室にしてほしい」と頼まれます。
天族と魔族の争いを防ぎ六界の安寧こそが願いのはずと言われ「嫁げば天族の者となり二度と魔族の束縛を受けぬ、そして魔族に異変が起きても煦暘は六界の安寧のために尽くしてくれるのだろう」と伝え承諾します。
そして姫蘅の護衛である閩酥は許してやれと告げると婚約が成立したこともあり受け入れられました。
聶初寅(玄魔君)に騙され言葉の話せないキツネの姿のままで太晨宮へ戻った白鳳九はペンを加えて「九」と書き自分の存在を司命に知らせます。
東華帝君が帰ってきたので駆け寄り胸元にジャンプすると抱えられ白鳳九は幸せな気分になります。白水山の竜脳と青蓮を持っていたので傷の手当てをするために取りに行ってくれたんだと気付きます。
東華帝君は料理の腕が良い白鳳九にキツネを任せると告げると知鶴が「突然姿を消したから魔族の一味かもしれません。それにキツネの素性も不明なので用心してください」と言いました。
東華帝君が「自分で世話をするから構わん」と告げたことでキツネは喜び寄り添います。
東華帝君はキツネを撫でながら勇猛無比な配下がいて何度も危機から救ってくれたが目の前で先ほど亡くなってしまったと口にします。
情があるじゃないかと白鳳九は思うが東華帝君が料理を作ってくれたものの激不味なので苦しみます。
第6話/帝君の婚約者
太晨宮に客が訪れることで重霖に抱っこされる白鳳九(キツネ姿)は姫蘅が来たと気付くが「東華帝君の許嫁が到着したから静かにしろ」と言われショックを受けます。
短刀を集めている成玉の誕生日が迫っている事もあり連宋はどこにもない短刀を贈りたいと分解図を描きます。短刀や長剣、暗器や料理の時の包丁にもなる剣を作れば肌身離さず持ってくれるだろうという魂胆で分解図を描いたが怪しげな品は東華帝君が得意なので頼みに行きます。
陶芸を好む東華帝君に陶土の産地を突き止めたので短刀を作ってくれれば地図を差し上げると告げます。玄冥は誰にも明かさない事で有名だが東華帝君が行けば折れるだろうと告げると玄冥の側室に惚れられ連宋が恨まれていると知った東華帝君は「良質な陶土ほどアレルギーでかぶれると噂を広めれば大量に送ってくるからそれを私にくれ」と言いました。
白鳳九は分解図を見て修正すべきだと思い咥えて司命府に持って行き指示して書き直します。
元の場所に戻すとそこに姫蘅がやってきたので帰ってきた東華帝君は姫蘅が修正したのだと勘違いし「よく出来ている」と口にします。
白鳳九は思わず姫蘅に噛み付いてしまうと東華帝君にお仕置きされ姫蘅の騎獣・雪獅にいたぶられ池に落とされてしまいます。
司命に助けられ看病を受けた白鳳九は婚儀は2日後だから青丘に帰るかと聞かれます。
2千年も待っていたが正室を娶るなら苦しむだけだと頷き後悔ないように遠くから愛する東華帝君を見詰めます。