作品概要/キャスト
ジュー・ジンイー&ツォン・シュンシー共演、身分を超えた中国ラブ時代劇
皇帝からも求婚されるほど誰もが認める美貌のお姫様・姜保寧と誠実で優しい青年・李謙は素性を隠して参加した発明大会で出会う。宮廷内で再会した二人は共通の目的のために秘密のタッグを組むことに。宮廷の事件や陰謀を解決していく中で2人は恋に落ちるが身分差に加えて政略結婚や横恋慕など数々の難題が立ちはだかる。ついに周囲に祝福されて結婚するもそこでも波乱万丈な事件が…
完全版の全54話で紹介します(放送では40話ぐらいかな?)
ネタバレ感想/宮廷衛士の花嫁
13話・ふたつの聖旨
李謙に助けられた姜保寧(嘉南郡主)は結婚したばかりの白愫(清蕙郷君)と曹宣(承恩公)が綿渓までやってきたので何事かと聞くと太皇太后が遣わしたと知ります。
外では勝手に従妹を連れ出し傷付けた事で李謙は姜律に殴られ剣を突き付けられていました。
靖海侯府を守りたい父と絶縁して駆け付けた趙嘯は「都に連れて帰り今度こそ娶ります。私と郡主のための行為ゆえお許しください」と止めます。
しかし、「2人で郡主を守る約束を破った、優柔不断な男に任せられないから今後は自分が守る」と李謙に言われます。仲間だと思っていたのに裏切られたと思い剣を突き付けるが聖旨を手にする曹宣が出てきました。
聖旨は二つ用意されており、ひとつは死を賜るもの、もうひとつは李謙との結婚でした。姜保寧は生きるため、想いがあるために李謙との結婚を選んだため趙嘯は聖旨を受け取ろうとした李謙に襲い掛かります。
勅命を受けた以上殺したら逆賊になると姜律に止められ、李謙は仲間でもなんでもなく不俱戴天の敵だと言い放ち去ります。
慶国の侵攻を阻止したとしりひとまず安堵する李謙だが慶泰はまだ慕安国にいると知り警戒します。
姜保寧を見送ったあと李府に戻り秉州城に慶泰が大軍を集めたので守りを破られるまえに捕らえなければと父に告げます。そして潜伏している慶国人を片っ端から捕らえて居場所を突き止め捕らえます。
慶国の国王がやってきて解放を求めたので李謙は我が国の厚意を逆手に取り侵略しようとしたのだと言い放ちます。同盟を組み領土を一寸たりとも侵さぬと玉璽にあたる権杖を預けてきたので慶泰を介抱してやります。
秉州にて姜保寧が李顕に嫁ぐと知った皇帝はすぐに白紙に戻せと命じるが太皇太后の説得により従うしかありません。
何翠花は李謙の婚儀にこんな大金を使うのか、飢えさせる気かと李長靖を責め立てると郡主を娶るのだから家の名を上げる名誉だと言われ不貞腐れます。
14話・李家の女主?
「私たち大人が角を立てず丸く収めるのは若い者に楽しく生きてほしいから、幸せを祈っている」
太皇太后の伝言を受けた姜保寧は感謝し、李謙は姜保寧の両親の位牌に彼女を大切にして守り抜くと誓います。
姜保寧は迎えに来た輿に乗り込むと姜律は「今日からお前に託す、大切にしてやってくれ」と李謙に告げます。
嫉妬する高妙容は運命に逆らってやると敵意を抱き大金を使われた何翠花は素っ気ない態度を取ります。
婚儀を終え初夜を迎えるが姜保寧の体内にまだ毒があるため無理はさせず李謙は寄り添って眠りにつきます。
翌朝、李謙の母親の形見である簪を贈られた姜保寧は彼の目標が永慶国を倒し朝廷に報いること、そして母親をを殺し一族を葬った者に命で償わせることだとだと知らされます。
姜保寧は李謙の生母の位牌に挨拶すると屋敷内を管理する李謙の従兄・李麟と李家の門客・高伏玉の姪で李麟の幼馴染・高妙容を紹介されます。
他に異母兄妹の李冬至がいるが軍営で育ち軍務で戻れなかったと説明されます。
李長青が「郡主が嫁いだ以上、李家の女主は姜保寧だ、何翠花は悠々自適の生活を送ればよい」と告げると空気を察した姜保寧は嫁いだばかりだからおいおい学んでいくと言います。
15話・趙嘯の策略
姜保寧は「何翠花は没落した時に後妻に入った庶民で李家が盛り返してもお金に汚いようだ」と侍女・情客に言われます。
秉州は狭いから何事も隣近辺に筒抜けであり一家の主として妻の愚行を止めるはずと告げ目録に収めてない品も贈っておくよう告げます。
李長青は冊子を見せると何翠花が「目録に収めていない品も贈ってくるとは」と喜んでいたので嫁荷を奪うとは李家の名に泥を塗る気か、すべて返してこいと叱咤します。
懐妊は難しいと診察された白愫は曹宣が子供が好きなので苦しくて危険でも可能性のある治療にふみこみます。
皇帝は皇后・韓同心が権力を振るっているので廃后にされない自信はどこからくるのかと叱責します。
酒に溺れる日々を送る趙嘯は父に叱咤され綿渓にある綏辺大営に即刻赴任したいと皇帝に願い出ます。
綿渓は郡主がいる地だと言われ、「世間を知らない郡主は奸計に陥り李謙に嫁いだのでしょう。郡主の目が覚めたら万難を排して連れて帰る」と訴えると受け入れられます。
提挙保甲司に封じられた李謙は三日以内に綏辺大営へ赴けと勅命を受けます。もともと皇帝は姜保寧を皇后にするつもりであったため婚儀直後に夫婦を離すのは恨まれているのかと李長青は心配します。
死と隣り合わせの地に赴任させる意図は火を見るより明らかだと言われ、李謙は勅命を受けなくてもそのうち志願するつもりだったと告げます。
16話・土地神の誕生祭
綏辺大営に赴任することになった李謙は姜保寧と李長青に挨拶してたつと声をかけてもらえなかった高妙容は不満な態度を取ります。
数日たってすぐに恋しくなった姜保寧は、やることなすこと粗忽で頼んだことも忘れる李家の使用人たちに情客が起こっていたので今は静観するよう告げます。
綏辺大営に到着した李謙は金海涛に挨拶すると趙嘯(靖海侯世子)は副留守に封じられたからお前の上官だと言われます。
暇で街を散策していた姜保寧は趙嘯に出くわしお祝いできなかったからと玉佩を強引に渡されると監視していた高妙容は笑みを浮かべます。
虎賁営と玄甲営の争に巻き込まれた李謙は罰を受けると貧乏人の集まる元甲営が卑しいお前にはお似合いだと虎賁営を追い出されます。
胡以良に話しかけられる李長青は最も財力と人望のある人だから土地神の誕生祭を執り行う資格があると一方的に押し付けられます。
高妙容と何翠花は婚礼の宴に散財したので残金はないと訴えるので姜保寧は切り抜ける方法ならあると告げます。そして董氏商行の董珊瑚に相談して出資してもらうことになり李家は民に尽くし董家は名を広めることとなります。