中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
3話・逆賊の濡れ衣
姜雪寧は避けていたのに尤家の宴の席で皇帝の妹・沈芷衣に出くわしてしまいます。燕臨の意中の相手かと訴えられこのままでは前世同様に恨まれてしまうと思い、彼女の気にしている顔の傷を活かしてメイクし喜ばせます。
意に介さず平然とふるまえば弱点だと悟られず身を守れると告げるが目がハートになっていたので分別をわきまえぬ発言をしたと跪いて謝罪します。
皇帝が燕家の断罪を目論んでいるなか、謝危は刺客襲われます。姜雪寧は燕臨を訪ねようとすると謝危を狙った刺客にナイフを突きつけられ人質にされてしまいます。
刺客が平南王の一味だと知り何度も出くわすなんて運が悪いと思うが謝危が助けてくれるとは思えないので必死に考えると彼の護衛が暗器を身構えているのに気付きます。私まで殺して口を封じる気だと察し隙をついて振り払い謝危のもとに逃げます。護衛が放った暗器が刺客を襲い歩み寄る謝危は話を聞き出すこともなく息の根を止めます。
心配で燕臨が駆け付けてきたので提灯祭りに誘われていた事もあり、共に謎かけなどして楽しみます。前世では燕臨を裏切って皇后を目指していた姜雪寧は優しさは嬉しいが親友としか思っていないと謝罪するものの冠礼が終えたら嫁いでほしいと言われます。
姜雪寧は長公主の学友には姜雪蕙を行かせようと思うと父・姜伯游から申し訳なさそうに言われるが興味ないから大丈夫だと告げる母・孟子は耳を疑います。
その頃、薛遠は朱漕がなければ作ればいいと燕牧の筆跡と印鑑を手に入れるよう命じます。燕臨は逆賊の濡れ衣を着せられ強引な調査があったので槍を手に追い払うが周寅之を気に入りうちに来ないかと声をかけます。姜雪寧は燕家が濡れ衣を着せられると分かっていても救う手立てがないと思うが周寅之の存在を思い出し訪ねます。
いろいろと鎌をかけると前世で出世欲が強い周寅之が予想した通り関与していたので燕家と薛家の争いから離れるよう忠告します。
ただ皇帝の望みでもあるのよね・・・
4話・長公主の学友候補
周寅之に鎌をかけ確認した姜雪寧は、前世で燕臨が周寅之を殺し首を宮門にさらした意味を知ります。
薛太后は皇帝が病を患っている事もあり沈玠を皇太弟にすることを提案してもよいと薛遠に伝えさせます。姜家では沈芷衣の学友に姜雪蕙を推したのに入宮するよう言われたのは姜雪寧だったので孟子はどうなってんだと不満をあらわにします。
卑劣な手段で名前を書き換えたなと疑われた姜雪寧は、そんな才覚があるなら姜家の未来のために喜んでくれと言い放ち出て行きます。
姜雪寧は前世で姜雪蕙から機会を奪ったので現世では入宮を避けたのに結果が変わらないので運命は変えられないのだろうかと不安になります。
燕臨の話から周寅之が馬を殺したと知り、真意は不明だが残忍には変わらないのでそばに置くなら気を付けるよう忠告します。また燕臨の余計なお世話により入宮することになったと知り苦笑いを浮かべると高い琴を贈られます。
姜雪寧は入宮すると金天監監正の娘・方妙や尤月たち、そして前世で皇貴妃となる薛姝がいました。学友となるのは試験の合格者だけだが蘇尚儀を目にし現世でも変わらず厳しそうだと思います。
わざと脱落しようとするが沈芷衣に気に入られているために守られてしまいます。
沈玠と姜雪蕙は互いに想いあってるみたいなので現世では姜雪蕙が皇后になるのだろうか・・
5話・前世と同じ道へ
姜雪寧は姚借が張遮に嫁ぎたくないと嘆いているのを耳にします。尤月が張遮のことを悪く言っていたのでこれ以上くだらない噂が広まらないように話があると呼び出したっぷり懲らしめます。
前世では貴妃となった薛姝が皇帝の子を身籠り、周寅之が失脚すれば後宮での権勢を失う苦境に陥った時に張遮に善良になるからと助けを求めました。その結果、張遮は斬首刑となったので同じ過ちは犯さないと改めて思います。
姜雪寧から知恵を授かった芳吟は万来会館へ行き許文益という絹商人を捜し絹を買い取り値が数倍になるという彼女の言葉を信じます。
宮廷と距離を置きたい姜雪寧は令嬢たちが賢くないので前世での記憶を頼りに助言し自分の無能さをアピールしようとします。
試験が始まり姜雪寧は前世と同じだったので助言に間違いはないと安堵し自身は落選するように答案を書いて提出します。
謝危が睨んでいるのでやり過ぎたかと思うが合格と言われ耳を疑います。宮廷と距離を置きたいので不合格にしてくれと告げると姜伯游と燕臨から頼まれているし4年前に助けてくれた恩に報いるためにもそれはできないと言われます。
謝危ってめっちゃ賢いけど彼も前世から戻ったってことないよね?
6話・印書
皇后に慣れても長生きしないだろうと孟氏に言われ姜雪寧は前世のこともありその通りだと思うが燕臨と張遮の運命を何としても変えなくてはと思います。
周寅之が燕臨に接近するので忠告したはずだと訴え、薛家は陛下が恐れる平南王と燕家の共謀の証拠が欲しいから証拠を偽造しようとしたのだろうと言い当てます。印鑑と筆跡をもう探ったりはしないが燃えカスから平南王の印を偶然発見してしまったんだと言われ見間違いではないのかと困惑します。
定国公から強いられているからどうすればいいかと助言を求められ適当な文書を書いて時を稼ぐよう告げます。
謝危が急に訪ねてきたので自分と周寅之を監視にきたと思う姜雪寧は呑気に食ってないで追い返してくれと燕臨に目で訴えます。
周寅之から定国公の命で接近したんだと打ち明けられた燕臨は何で今白状したんだと訴えると姜雪寧に見破られたからだと言われます。勇毅侯が平南王の残党と文のやり取りをしていると知らされ驚き父を問い詰めると従兄の定非は生きていると平南王から文が届いただけだと言われます。
姜雪寧を送り届けた謝危は矢文を受け取り平南王の策士・公儀丞と密会します。燕家と薛家を引き離し漁夫の利を狙っているのに何で周寅之を邪魔したのだと責められるが、殿下の名を借りて仲間を害する者を黙って見過ごすつもりはないと忠告します。