中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
7話・宮中の禁句
長公主・沈芷衣から寵臣扱いを受ける姜雪寧が戸惑う頃、漕運事故の報告を受ける謝危は生糸の値を吊り上げる算段だと疑い定国公・薛遠よりも先に犯人を見つけるよう命じます。
薛家の刺客に狙われた薛遠の元で働く絹商を助けるが、姜雪寧のアドバイスを受け芳吟が絹を買っていた事が分かり首をかしげます。
長公主・沈芷衣の学友である姜雪寧たちは謝危の講義を受けるが薛姝が叱責されていたので、これも燕家と関係があるのだろうかと思います。
芳吟に生糸を仕入れさせたらしいが値上がりを予測できた理由はなんだと聞かれます。底をを抜ければいずれは値上がると思っただけだと告げると、そんな話は信じられないがとにかく余計な事には首を突っ込むなと言われます。
姜雪寧たち沈芷衣の学友は薛太后に拝謁するために向かうと鄭保が罰せられているのを目にします。沈玠が彼を救う日だったので代わりに一肌脱げば鄭保を取り込めると思うが自分では身分が低いので長公主を使って助けます。
薛太后に謁見すると薛遠が半年の停職を命じられたので機嫌が悪く冷たい態度を取られます。あいかわらず難癖付けるのが好きな人だと内心思うと、そこに皇帝より勅命を受けた宦官が玉如意を届けにきます。
しかしそれを手にした薛太后は叩き割り、姜雪寧は忠魂三百と宮中の禁句が書かれているのを目にします。
謝危は皇帝に呼ばれ向かうと内務府の者が勅命を偽って献上したと聞かされます。忠魂三百の件は大乾の古傷であるため宮中にも平南王の間者が潜んでいるようだと告げます。
8話・白猫
姜雪寧は翰林院は実権はないが陛下の近臣で科挙の選官や史編の編纂、詔書の起草には欠かせないので興武衛を掌握しても薛家は満足しないし燕家が勝てないのも当然だと思います。
謝危の琴の授業で弾いてみろと指示された姜雪寧はひどい演奏をして学友に笑われます。後ろで立ってろと命じられ不貞腐れるが風が冷たくて目をこすっていると泣くほどのことではないと謝危に言われ中に入るよう指示されます。
講義後個別に指導を受けることになる姜雪寧は絹を仕入れさせたことや鄭保を助けた事などを怪しまれるが偶然だと言い張ります。そこに一匹の猫が入ってきたので抱きかかえるが猫を目にし怯える謝危から出て行けと訴えられ困惑します。
謝危は公儀丞が自分の名を使って大勢を動員し検査を逃れた玉如意を内務府に送ったことを知ります。姜雪寧は猫を再び目にし抱き抱えると謝危の声を耳にし聞く耳をたて、燕家を嵌めるために玉如意の件に関与しているのだと思います。
それにしても禁句なのにみんなベラベラしゃべりすぎじゃない?ww
前世では謝危が謀反を起こして皇帝になったが現世ではとてもじゃないがそんな人に見えないね。なんであんなに猫に怯えるのでしょうかね・・・
9話・秘密裏の私兵
姜雪寧は会話を耳にしてしまい謝危が玉如意の件に関与しているのかと疑うが音を立ててしまったので謝危に気付かれてしまいます。
燕家を陥れるためにしたのかと訴えると君には関係ないと言われるが謝危が猫を怖がったので「少師ともあろうお方が猫を怖がるとはこれも秘密なのか」と告げます。謝危は、ある人間が何かを遠ざけたとしても恐れとは限らないのだと忠告しその場を去ります。
燕家と薛家の争いが水面下で活発なると燕臨は盟友の臨孜王・沈玠や雪寧と距離を置くようになります。皇帝から謹慎を命じられている定国公・薛遠が闇夜に馬を走らせるのを目撃し後を追います。
3000千の私兵を秘密裏に要請していることを知るが実権は太后が握っているので陛下に報告しても意味はないだろうと父・燕牧に言われます。薛家は臨孜王を皇太弟に推し私兵も抱えているので陛下に何かあれば大乱となってしまうと警戒し燕牧は通州の軍営に行き真相を探ることにします。
姜雪寧は王久の女のしきたりがメインの講義内容に吐き気がすると告げ退席します。講義のためにやってきた謝危は「貞淑と礼儀」の本を生徒達が持っていたのでここでは学ばないから捨てろと告げます。
燕臨の様子がおかしいが何か知っているかと沈玠に声をかけられ人には言えないことがあると告げます。そして「疾風に勁草を知り雲開いて月明を見る/耐え抜けば必ず天機が訪れる」と伝言を託します。
2人がいるのを目にした薛姝は教材を捨てるよう謝危を唆した人がいるのでしょうと王久に告げます。言いがかりをつけられた姜雪寧は折檻を受けてしまうがそれを知った謝危は私的な報復をするとは許せないと怒ります。
10話・太后の一斉手入れ
姜雪寧は謝危から託された詩を暗記して書き王久に提出すると、なんだこの詩はと非難されます。そこに現れる謝危は見せてほしいと告げ、これは自分で作った詩だと言い評価を受け止めますと告げます。
姜雪寧は王久の宿題が心配で琴を習う時に拝借したのだと言い廊下にたってますとその場を去るがその顔には笑みがこぼれていました。
王久が辞職したと知り生徒たちは驚くが薛家一派の王久を失う薛姝の顔は曇ります。
謝危はしばらく空席である刑部尚書に薛家と徒党に無縁な雇春芳はいかがでしょうと陛下に告げます。戸部尚書に姜伯游を推すと学友に姜雪寧がいるらしいなと関係性を疑われたのでただの教え子だと告げます。
姜雪蕙からの文で父・姜伯游が昇進したと知る姜雪寧は前世では燕家と薛家の争いに関わらなかったので戸惑うが、まだまだ前世を変えられるのだと思います。
しかし何故か部屋から玉如意に書かれた文字が発見された事で逆賊と結託した罪に問われてしまい困惑します。内務府総管が司るのは宮内の事で妃嬪でも宮女でもない私を処罰できないと訴えると太后様の命だと言われます。
謝危は燕牧が通州からの帰りに刺客に遭い興武衛が出動し戒厳令が敷かれたと報告を受けます。燕牧は燕牧に医師を連れて行くためにすぐに行動に出るが興武衛に手法ではないために公儀丞の仕業だと察します。
姜雪寧は自分の訴え通り太后が直々に尋問することになり学友たちを連れて向かいます。白状するまで棒打ちを命じたので簪を自分の首元に当て、法令によれば太后様は後宮に権限はあるが私は宮内の者ではないと訴えます。
逆賊の調査は朝廷の役目ゆえ私刑は行えないと訴え真相ではなく不可解な死体が欲しいのかと言い放ちます。
しかし調査しにやってきたのが張遮だったので驚き・・・・
姜雪寧はあれだけズバズバ言い放つのは皇后だった時の経験が生きているからかな?
これは表向きだけ友好関係を築く薛姝の仕業なのかな、戸部尚書を再び空席にするためなのか、単純に燕臨と噂がある姜雪寧に罪を着せ燕家を巻き込もうとしたのか、とにかくピンチだけどやっと張遮の登場ですね