作品情報キャスト
ザ・リング
ビデオを見た者は7日後に亡くなる。日本を恐怖に陥れた貞子がハリウッドでリメイク。
女性記者レイチェルは不審死の原因を探るうちに「サマラの呪い」の噂を知る。ビデオを発見し見終わると電話が鳴り7日後になくなると予告が・・・
ザ・リング2
サマラの呪いから息子エイダンを救ったレイチェルは田舎町で新生活を送っていたが事件の取材をすすめううちにサマラの呪いは終わっていないと気付く。
ザ・リング/リバース
鈴木光司の小説、ハリウッド版のリングシリーズ第3弾ではあるが内容は原点に戻り呪いのビデオ(見た者は7日後に死ぬ)の解明に迫る!!
ネタバレあらすじ/ザ・リング
「ビデオを見た者は7日後に必ず死ぬ」
ビデオを見終わると電話がなり「7日後に死ぬ」と告げられる。
そんな呪いのビデオがあるらしい。
ジャーナリスト・レイチェルの息子エイダンは亡くなった従姉ケイティの絵を描いていました。
ケイティは亡くなったばかりだがエイダンの絵は一週間前に描かれたものであり「自分はもうすぐ死ぬ」とエイダンに話していました。
レイチェルは葬儀に来ていたケイティの仲間に話を聞くと呪いのビデオを見た事が分かり、ケイティと同じ日、同じ時間に見た恋人や仲間も原因不明で亡くなっていました。
シェルター山荘にケイティ達が一週間前に宿泊した事が分かり同じ宿に泊まるレイチェルはカウンターの戸棚にあったビデオを見ます。
「井戸・水の中・毛虫・謎の女性・1本の木」
不気味な映像を見たあと電話がなり「あと7日」と言われます。
見てしまった呪いのビデオ
ケイティ達の写真の顔が変形していたことを思い出しレイチェルは自分の顔をカメラに撮ると顔が変形していました。
自分は7日後に死ぬと確信したレイチェルは離婚したノアに相談します。
まったく信用しないノアにレイチェルは必死で訴えコピーしたビデオを渡し誰が何の目的で撮ったのか調べるようお願いしました。
ノアはビデオを解読しようとするが録画すると必ず再生する時に必要な信号が記録されていない事が分かります。
レイチェルは画面を這っているハエを何気無く摘もうとするとハエは画面を突き抜けました。
またわずかに灯台が映ってるのに気付き調べるとモエスコ島だと分かります。
夜中にエイダンがビデオを見ていたので慌てて止めるレイチェルだが電話が鳴ってしまいました。ノアは監視カメラに映る自分の顔が変形している事に気付き「呪いのビデオ」を信用します。
調査
モエスコ島に向かったレイチェルとノア。
モーガン牧場の地主チャールズはホース・ショーで事故に遭い、その後馬の謎の死が続いたがチャールズの妻アンナが死んでからおさまりました。
アンナ44歳はビデオに映っている女性であり幻覚症状に苦しみ崖から転落死していました。
アンナは子供が欲しくて努力していたが授かることは出来ず養子としてサマラを引き取りました。
レイチェルは外に出てから振り返って家を見るとエイダンが書いた絵にそっくりな事に気付きます。
エイダンは女の子(モーガン・サマラ)に描いてと言われたから描いたと言い彼女は煩くて寝れないから馬は嫌いだと言っていました。
レイチェルは納屋の鍵を壊して中に入るとサマラはチャールズに閉じ込められていた事を知ります。
シェルター山荘にあった木が壁に描かれていた事でケイティが泊まっていた部屋に入るが何をして良いか分からずイライラしたノアが物に八つ当たりするとビー玉が絨毯の真ん中に集まっている事に気付きます。
絨毯を剥がすとリングの絵が描かれており斧で壊すと井戸が姿を現しました。
上から覗き込むと謎の突風が吹きレイチェルは井戸の中に落ちてしまいます。
結末
サマラが生きたままアンナに井戸の中に落とされ殺された光景を見ます。
レイチェルは白骨化したサマラを抱き抱え「もう大丈夫」と言いノアに助けられたあと警察を呼びました。
サマラの呪いは恐ろしいが誰かに気付いて欲しかったのかも知れない、
井戸の中で七日間生きていたのだろう。
レイチェルは七日経っても生きていたので、すべて終わったと思います。
しかし…
ノアが仕事している時テレビが勝手につきます。
テレビに映る井戸の中から這い上がってきたサマラはテレビを突き抜けて出てきました。
ノアが死んでしまいレイチェルはなぜ自分の方が早くビデオを見たのに生きているのか考え、人と違うことをしたのはビデオのコピーを見せた事だと気付きます。
エイダンを守るためにコピーを取りますがサマラの呪いは永遠に続くのです。
ネタバレあらすじ/ザ・リング2
シアトルにいた頃は忙しくてエイダンを保育園に預けることが多かったレイチェルだが、アストリアへ引っ越し小さな地元新聞社に就職してからは一緒にいられるようになりました。
サマラの呪いの恐怖体験したレイチェルは田舎の静かな街で暮らしたかったのです。
殺人事件が起こりレイチェルは現場に取材で駆けつけます。顔が変形している遺体を見てすぐにサマラの呪いだと気付き家にあったビデオを燃やしました。
コピーしたビデオを他の人に見せて助かっていたレイチェルはサマラの呪いは続いていることを内心気付いており半年経った今、アストリアまで広がってきた事に恐怖を感じます。
また眠ると魘されていたエイダンはレイチェルがビデオを燃やしてから周囲で怪奇現象がおこるようになり体温が下がっていました。
何故かレイチェルの家だけが停電となったためマックス社長の家で世話になりお風呂に入れてエイダンの身体を温めます。
マックス社長が病院に連れて行ってくれるがエイダンの体温は32度になっており虐待しているとレイチェルは思われてしまいます。
サマラの過去
レイチェルはサマラの呪いの実体験を話し、今のサマラはエイダンに乗り移り生を得ようとしている事をマックス社長に話しました。
サマラは養子だった事を思い出し手掛かりを探すためモーガン家を訪れます。
家は売りに出されていたが地下倉庫にある書類からサマラは30年前に聖マグダレン教会で生まれた事を知ります。
サマラの母親エヴリンは街で彷徨い保護され教会にやってきました。
エヴリンが来た時には妊娠8ヶ月で、幻覚症状に悩まされ「あの世の水の世界から何かが赤ちゃんを奪いにくる」と言っていました。
出産後、鬱状態が続きエヴリンはサマラを溺死させようとしたためシスター達は止めました。
エヴリンはサマラと離され施設に預けられました。
撃退
レイチェルは施設にいるエヴリンに会いに行きます。
「死者を蘇らせた」、「しっかり子供の声を聞いて」とレイチェルは言われます。
家に帰ると入院しているはずのエイダンが家にいて、家の前に停まる車の中にはサマラの呪いによって殺されたマックスがいました。
「眠っていればサマラに話を聞かれずに済む」
エイダンが話していたことをレイチェルは思い出します。
サマラに取り憑かれているエイダンは「僕は眠らない」と言うのでレイチェルは睡眠薬を飲ませ眠らせます。
そして、
サマラが1番嫌がる場所(水の中)にエイダンを連れて行き風呂に沈めます。
結末
エイダンの身体からサマラが出てきます。
エイダンが息をしているのを確認してレイチェルは抱き締めます。
部屋にあるテレビ画面に井戸が映ります。
サマラが這い上がり向かってくるのをレイチェルはテレビ画面の前に立ち塞がります。
サマラの目的は母親であり母親に会うために誰かに取り憑くため何回でも戻ってくるのです。
レイチェルは画面の中に引き込まれ井戸の中に落ちてしまいます。
井戸の蓋が開いているのを確認しレイチェルはよじ登りサマラが這い上がってくる前に蓋を閉めました。
彷徨っていたレイチェルは自分を呼ぶエイダンの声に必死に耳を傾け、声がする方へと歩いて行くと目覚めました。
目の前にはエイダンがいてレイチェルは抱き締めました。
ネタバレあらすじ/リバース
機内で震える男性は隣の乗客に奇妙な話をします。
「女性からビデオテープを見せられたんだけど……見終わると電話が鳴って…女の声で7日後に死ぬと言われたんだ。あと5分で1週間だ」
男性は鼻血を出してトイレに行き、隣の乗客は何事かと聞いてきた女性に内容を伝えると彼女は慌てて「私も見たの、ビデオテープのコピーはある?」とトイレのドアを叩きました。
機内はちょっとしたパニックになり作り話だから落ち着いてと話すが急に機体が激しく揺れコックピットにある監視映像画面から女性が出てきました。
〜2年後、
飛行機事故で亡くなった男性の遺品でもあるビデオデッキを街中で購入したガブリエル教授は中にテープが入っていたので再生します。
不気味な映像を見終わると携帯が鳴り、吸っていたタバコの灰が蝿となったり身近で奇妙な出来事が起こるようになります。
大学生ジュリアは遠距離恋愛をする恋人ホルトと連絡が取れなくなり心配していると夜中にテレビ電話の着信が鳴ります。
喜んで出るが画面には何やら怯える女性の姿が…
「ホルトはどこ?逃げても無駄…彼女はどこへでもやってくる」と彼女は訴え通信は切れます。
ホルトの携帯がずっと留守電になってしまうのでジュリアは彼が通う大学の寮を訪ねます。
時間割表を見てガブリエル教授の講義を受けている時間だと分かり向かうが彼の姿はありませんでした。
ガブリエル教授の特別課題を受けているはずだと思い尾行すると連絡してきた女性スカイと何やら言い争いをしていました。
スカイを問い詰めると「協力するから…まずは見てもらいたい物がある」と連れて行かれます。スカイがパソコンを操作している時にジュリアは彼女の携帯にホルトからメールが着ているのに気付き「ジュリアよ、どこにいるの?」と返します。
「何を見せられても絶対に見るな」と言われたジュリアは浴室に逃げるとスカイはノートパソコンの画面から出てきたサマラ(貞子)によって命を落とします。
ガブリエル教授の特別課題とは死後の生の存在を証明する研究でありホルトも実験台の1人でした。
コピーを誰かに見せれば助かる事を知ったジュリアは彼を救うために夜中に再生して目にしました。
ガブリエルは呪いのビデオの解明にまで至ってはおらず「早くコピーを作って人に見せろ」と言い、ホルトも「生きるために仕方ない、時間を稼がないと」と言いました。
ジュリアが呪いにかかるとビデオには新たな映像が増えている事に気付きます。
〜洪水の中の十字架、女の子、燃える死体〜
殺人容疑にかけられたガブリエルは説明できないし信じてもらえないからと研究成果をまとめた資料を差し出し警察から逃げるように去ります。
ビデオに映る少女サマラは親に捨てられ、生まれた場所も両親も不明です。サマラの異様さに気がついた養父母に井戸に落とされ、井戸の底で7日間生きたが死体が見つかったのは何年もあとでした。
サクラメントバレー町の教会の近くが埋葬地だと分かりジュリアとホルトは向かうと妊婦が立っているのをジュリアは目撃するがもう一度確認すると姿はありませんでした。
13年前に洪水が起きてから教会は閉鎖されている事が分かるがジュリアは映像の記憶を頼りに墓標はなかったがサマラの墓を発見します。
十字架が記された壁を破壊すると中は空っぽだったがジュリアは内面の壁に何か書かれていると気付きます。
這いつくばって中に入っていくと「彼女がきっとお前を見つける ジュリア」と書かれており恐ろしくなって急いで出ようとすると壁が閉まり閉じ込められてしまいます。
鎖に繋がれ井戸まで引き摺られるが幻覚を見ていたジュリアはホルトの声で正気に戻ります。
墓地の監視をしている盲目のゲイレン・バークを訪ねると「少女を探しているのか?」と聞かれます。
当時の司祭は少女の遺骸を北にある共同墓地に移して町を去ったと言いました。幻覚を見て盲目となったバークは幻覚を見てもその意味は分かりはしないから興味を抱く価値はないと言い張りました。
ジュリアとホルトはサマラの遺骸を探しに行くが事故だからUターンするよう言われます。ジュリアは町に来るときに目撃した妊婦を目にし車を降りて後を追いかけます。
宿泊した宿に彼女の写真が飾ってあり30年前に行方不明になったエベリンだと判明しておりジュリアは彼女の名前を呼びます。
エベリンの姿が見えなくなるが崖から転落し事故を起こしたのがガブリエルだと分かります。ガブリエルはジュリアの手にできた痣は点字ではないかと疑い合流するため向かっていたのです。
エベリンと少女サマラには何か関係があると疑うジュリアは説明できないがサマラの辛さを感じていました。
結末
ジュリアは夜中に閉鎖された教会に侵入すると隠し通路を発見し地下に部屋があるのを見つけます。
司祭の服、そして映像で見た鳥籠がありエベリンは監禁されていたんだと感じ取ると当時の様子が幻覚として現れます。
34週間閉じ込めれ妊娠させられたエベリンはサマラの親だと把握したジュリアはバークの家を再び訪ねるが、当時の司祭はダークだと宿主から聞いたホルトは急いでジュリアを探します。
ジュリアはサマラの魂を救わないと呪いの連鎖は止まらないと伝えるとダークは幻覚に導かれることは経験済みだと手首にテーピングのようなものを巻き始めます。
ジュリアは危険を感じ取りそっと立ち上がるが「盲目になったのは幻覚を見たくなくて自分で潰したんだ」といきなり頭を掴まれ机に押し付けられます。
ジュリアはサマラはここにいると言い隙を見て反撃します。2階からダークを突き落としたジュリアは何かに導かれるように進み「サマラ、ここにいるのね」と壁を破壊していきます。
サマラの遺骸を見つけ涙するジュリアだが気を失っていたダークが家にやってきたホルトを殴って気絶させ背後に立っていました。
首を絞められ窮地に陥るがジュリアが落とした携帯の画面からサマラが出てきました。
ダークはサマラによって命を落としジュリアは助かります。
ジュリアとホルトは遺骸を葬り「これで自由よ、サマラ」と語りかけ帰宅しました。
翌朝、ジュリアはシャワーを浴び、ベッドにいたホルトはガブリエルからの留守電(ジュリアの手の痣は点字)を聞きスキャンしていた画像を見ながら調べると「 復活 」を意味していました。