作品情報/キャスト
宿命を背負う姫と二人の王、三大スター共演・超大型ラブロマンス時代劇
煬国奎州城の姫・馬摘星は狼に育てられた狼仔と友情を育んでいたが彼が行方不明に。8年後、城主となった馬摘星は煬国の皇子・渤王から冷たく突き放されるが狼仔の面影を感じ気になります。自分に想いを寄せる疾沖が現われるなか渤王と愛し合うが敵として戦うことに・・渤王の強い愛と摘星の憎しみを超越した愛、摘星を信じて支え抜く疾沖の切なくも優しい愛、権力闘争や過去の因縁など複雑に絡み合う物語から目が離せない
ネタバレ感想/狼殿下
第48話・
黔奴営で命尽きるまで罪を償おうとしていた渤王だが自分を庇って投獄された少年・趙六野を救い出すため溍国への帰順を決めます。
狼煙を挙げて馬摘星と疾沖に知らせ、裏切ったかに見えていた趙遠だが火薬の在処を知るために演技をしていました。
渤王は少年を助け必ず奴隷を逃がすと約束し合図を出すと奴隷たちが仕掛けていた火薬を爆発させます。それを合図に疾沖は攻撃を仕掛けて奴隷たちを逃がし渤王も少年を救い出して溍軍に合流するため逃走します。
趙久が落馬してしまい渤王は引き返すが六野を頼むと託されます。趙久の背中には複数の矢が突き刺さり仕方なく要求をのむと馬摘星が爆破させて落石させ追手の道を塞ぎます。
逃げられたと知った允王は激怒して獄長を始末します。黔奴営を探らせていた遥姫は馬摘星と疾沖も監視していると聞かされていたのでどうやらうまくやってくれたようだと思います。
馬摘星は趙六野の面倒を見る渤王/狼仔が自分との出会いから今に至るまでを話していたので聞く耳を立てていると隣にやってきた疾沖がノックをし背中を押されます。
渤王は本当の罪滅ぼしが何か分かったので馬摘星に感謝し、彼女を託した疾沖に真相を伝えずにいてくれたことに感謝します。
「柏欀の大戦の真相を告げても何にもならない、今の彼女はとても幸せそうだからこのまま馬家一族の敵でいる」
渤王は溍王に謁見し受け入れてくれたことを感謝します。戦を終わらせるために戦うと告げ煬国との戦を引き分けに持ち込みたいと願います。
継ぐ者が允王ではなく楚有禎だったら和睦を結べるからだと説明します。楚馗の征伐ではなく両国の和睦こそ戦の大義に掲げるべきと溍王も言います。
第49話・
允王は目覚めると妻・楚楚が陛下の看病で連れていかれたと知り激怒します。
馬摘星は疾沖が守る貧しい村に行き自給自足できるよう農地を開拓し雨風しのげるよう家を修復するようお願いします。
六野が罠にかかってしまったと報告を受けた馬摘星はありったけの薬草を取ってきてと趙遠に頼むが目的のものがありませんでした。その時、渤王/狼仔が紫漿草を取ってくると周囲の者は何を欲しがるかよく分かったねと感心します。
むかし経験がある二人は目で合図を送り呼吸を一つにして罠を外し紫漿草を使って消毒しました。
真相を知らない馬摘星にとっては不倶戴天の敵であり私怨を捨てたのは大局のためだと渤王に告げます。あんまりじゃないかと疾沖に咎められるが父を殺した敵なのは変わりないし自分は川王妃なんだと言います。
疾沖は真相を話そうとするが渤王に「その通り」と言葉で遮られ2人の様子に心を痛めます。
皇帝から自分が死んだら殉死してくれるかと聞かれた張錦は光栄だと告げるが冗談じゃないと身代わりを立てようとします。
しかし、允王に見破られ・・・
渤王は火を焚いていると「馬摘星は命がけで救った者をあばら家に住ませているのか」と遥姫が現れます。
善良な渤王では夜煞隊を率いることはできないなとおちょくられ、祭祀で夜煞隊の者を生贄に選んだが手を組めば助けられると言われます。
耶律宝娜が溍国に訪ねてきて婚儀と渤王の帰順をお祝いするために来るつもりだったが允王と契丹王が密談を行うらしく楚馗の延命祈願と何か関係があるのではないかと言われます。
允王は生贄に夜煞隊の者をつかうと噂を流して渤王をおびき出し殺すつもりだと思うが渤王がすでに知っていたので驚きます。渤王は生死を共にすると誓った盟友・遥姫がいるから大丈夫だと告げると、疾沖は万全の体制で渤王の危機に備えると言います。
そのころ、楚馗は倒れて失明してしまい遥姫は張錦がこぼした薬を目にし毒を飲まされたのだと気付き捕らえます。張錦は允王に命じられたのだとひれ伏して許しを訴え・・・
第50話・
楚馗に命じられ允王が祭祀を執り行うことになり馬摘星と疾沖は顔を合わせます。渤王は密かに煬国に戻って楚馗に謁見し楚有禎を傷付けた允王を許せないと訴えます。
生贄にされる夜煞隊を救ったら必ず楚有禎の安全を守ると告げ、允王を討伐したら半年以内に楚有禎に譲位してほしいと願い出ると皇帝は承諾しました。
允王は必ず渤王を狙うはずと警戒する馬摘星、疾沖、耶律宝娜は警戒し手分けして渤王を捜しに行きます。
渤王は夜煞隊の海蝶、莫霄、文衍を救出しに行くが残念ながら文衍は解毒剤が効かず命を落としてしまいます。
允王はそろそろ渤王が現れるから引き返すと急に言い出し遥姫が動揺するなか馬摘星は允王を発見し短剣を投げつけます。
わざと自分の姿を見せて逃走して允王を引き付けると遥姫は馬摘星の危機を伝えなければと渤王のもとへ急ぎます。
渤王は馬摘星が包囲されているのを目にし助けに駆け付け矢で肩を射られます。疾沖も駆け付け「今度は俺がお前に馬摘星を託す番だ、俺に任せて逃げろ」と渤王に告げます。
允王はまとめて葬れる好機だと笑みを浮かべるが耶律宝娜が現れ3人に手を出せば自害すると言われたので仕方なく退きます。
あなたを庇って矢傷を受け仲間を失った渤王に冷たすぎると耶律宝娜に言われた馬摘星は自分は川王妃で渤王は親の敵なんだと告げます。それを幕営で聴いていた疾沖は渤王は命で償うために柏欀の大戦の前にわざと間者を放ち自分の弱点を伝えたんだと真相を伝えます。
降り注ぐ矢に撃たれ渤王が笑みを浮かべていたのを思い出す馬摘星は馬府襲撃の件は渤王は何も知らなかったと聞かされ目に涙を浮かべます。
疾沖は自分の存在が足枷となっていると告げ、渤王こそ幸せにできる男だから自由にさせてあげると告げます。
馬摘星は文衍を悼む渤王に会いに行き、真相を知りもうすぐ川王妃ではなくなることを伝え、これからは離れないと手を握るが離されてしまいます。手には黒血が付着しており・・・