琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~
2015年中国版エミー賞10冠獲得の大ヒット作、諸葛孔明を超える策士が巻き起こす信念の物語
こちらの作品は「U-NEXT」で全話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末まで感想を交え詳しくネタバレします。
あらすじ&キャスト
2015年中国版エミー賞10冠獲得、ネット放送視聴数60億回突破した大ヒット作。
南北朝時代を模した架空の国・梁で皇帝の座を巡る皇子たちの争いと梅長蘇の復讐が複雑に絡んだストーリー!
「麒麟の才子を得た者が天下を得る」という才子とは江左盟の宗主・梅長蘇だったが12年前に謀反の罪で壊滅させられた赤焔軍の生き残り・林殊で蘇哲と名を変え潜伏していました。
やがて誉王の謀士となると皇太子派と誉王派の勢力を削いでいき・・・
ネタバレ感想|琅琊榜
38話・対峙
懸鏡司で尋問を受ける梅長蘇は衛崢強奪は靖王が首謀し私が策を講じたとあっさり白状します。衛崢はもう都を出たと告げるとあり得ないと夏江に指摘されるが懸鏡司の者でも無理なのかと訴えます。
私が懸鏡司で死ねば陛下からは疑われるし江湖のお尋ね者になる、かといって陛下に余計なことを言われても困りますねと挑発します。
夏江は麒麟の才子として廃皇太子や誉王に呼ばれ仕方なく都に来たと思っていたが何か目的があるはずと疑います。その目的のために靖王を支えているのではないかと疑うと党派争いに関与しないのが鉄則なのに何で靖王を陥れようとしているのだと言われます。
「懸鏡司を廃止しようとした祁王を恐れたのと同じ、靖王を恐れているのでしょう。権力を守るために祁王と7万の赤焔軍を陥れたのだから靖王が許すはずない」
赤焔事案を覆すために都へ来たのかと確信し秘毒・烏金丸を強引に梅長蘇に飲ませます。
言豫津は紀王の屋敷を訪ね靖王が禁足処分を受けた噂を耳にしたと告げると夏江の調査が終わるまでだろうと言われます。そういえば人相書きを見たが前に夏冬が連行していた者がそっくりでしたねと告げます。
紀王は「靖王が襲うよう指示した」というのは濡れ衣ではないかと思い梁皇帝に報告します。
大理寺から強奪された囚人が何で夏冬の手中にあるのだと困惑し蒙摯を呼んで極秘に夏冬を連れて来るよう命じます。
宮羽と言豫津が紀王に目撃させたのはこれが狙いか、梅長蘇はかなり先まで用心深く策を練ってますね。そして多分だが毒は飲んでいないのでは?懸鏡司の首尊が毒を持っているのを知っているのだからすり替えたはず
39話・形勢逆転
梁皇帝から尋問を受ける夏冬は衛崢の連行を認めるが夫の仇だから子としたと告げます。ただの副将だった者だから死罪までにはならないと思ったと理由を述べすべて独断でやったことだと言います。
梁皇帝は一人でできるわけないだろうと激怒し禁軍を従えて懸鏡司を封鎖し夏江と夏冬を天牢に収監するよう命じます。
その頃、夏冬が参内を命じられたと報告を受ける夏江は逆に白状すればいいが守るような発言をされたら疑い深い陛下は自分の指示だと思ってしまうと焦ります。
蒙摯は懸鏡司に押し入り封鎖を指示すると皇子を陥れ陛下を欺いた罪で夏江を捕らえます。梅長蘇は夏江に命じられた夏春に殺されそうになるが飛流が現れ救出されます。
梁皇帝と紀王は蒙摯が戻るのを待っていると刑部尚書・蔡荃と戸部尚書・沈追が謁見願いやってきます。
急用だと言うので通すと献王(廃太子)と楼之敬が建てた闇炮坊の事案発覚となった爆破は誉王妃の弟で大理寺卿・朱樾が関与していたと知ります。
当時の状況から皇太子が落ちれば得をするのは誉王であるために参内を命じます。
参内する誉王は梁皇帝の様子を見て懸鏡司の件は何も存じませんと訴えるが紀王から上奏文を読めと言われます。闇炮坊の事案だったので濡れ衣だと訴えるが朱樾に対する訴えだと指摘されます。
梁皇帝は激怒するものの朱樾の官職を剥奪し合同審理までする必要はないと蔡荃に告げます。
そして驚いたのは夏春、もうちょい聡明なお方かと思ってたけど懸鏡司を封鎖されたと報告が入っても梅長蘇を殺そうとしてましたね。あまり登場機会がなかった春秋は疑っていたけど・・・
40話・烏金丸
合同審理は免れたものの、いずれ降格すると察する誉王は帝位争いから脱落だと落ち込みます。
蒙摯は天牢に入れられた夏冬の様子を見に行き夏春は重い罪はならないだろうが夏江は首謀だから自業自得だと告げます。梅長蘇と靖王が無念を晴らしてくれるなら流刑されても耐えられると言われるが烏金丸を飲まされた梅長蘇は大丈夫かと聞かれ、初めて毒を飲まされたことを知ります。
靖王は静妃に挨拶に向かうと小新の告白を聞くよう言われます。すると小新は璇璣公主の間者で母を監禁させた一連の動きは梅長蘇との仲を引き裂くための夏江と誉王の策だと知らされます。
誤解していた事を悔やみ蘇宅へ向かう靖王は病状が重く会えないと言われ困惑していると駆け込んできた蒙摯から七日後に発作で死に至る毒を夏江に飲まされたと知らされます。
靖王と蒙摯は天牢に向かい夏江に解毒薬の在りかを白状させようと迫るが蘇宅にいる晏医師は火寒の毒によってできた耐性が烏金丸をのみ込んだから大丈夫だと告げていました。
それにしても夏江の話からまだ出てきそうだな・・・もういいってww確かに誉王だけでな何も思い付かないからなぁ・・・
だけど秦般若は梁を滅ぼすのが目的なのに誉王に加担し過ぎじゃないか?
41話・道を敷く
梁皇帝は懸鏡司の事案は身内のために皇子に任せたいと思っていたが靖王は当事者であるため悩みます。
しかし皇后がいまだに恵妃を虐げていると知り恵妃の息子・寧王(景亭)に審理を託そうと思います。
そして誉王を双珠親王に降格し三カ月の幽閉処分にすると廃太子になったのに母親が越貴妃のままだったので賢妃へと降格させます。また静妃を貴妃に昇格させると医女の出自だと見下していた皇后は動揺します。
靖王が皇子の中で最も位が高くなったので刑部尚書・蔡荃と戸部尚書・沈追は喜ぶが同時に不安も押し寄せます。
靖王は陛下の勧めがあったので二人の重臣を連れて蘇宅に向かい話し合います。
秦般弱は文武百官まで自分から去ってしまったと誉王が絶望していたので獄中の夏江を訪ねると梅長蘇が解毒できたことに心底驚いていました。誉王がもう戦いたくないと酒に溺れていると相談すると璇璣公主の遺した錦袋を開けるよう指示されます。
梅長蘇の力を得たと勘違いしたところまではそこそこ良かったけどあれも自分発信の発案ではない。今回も夏江が倒れたら気力さえなくなるし・・・それにしても璇璣公主は何を残していたのでしょうね。誉王を奮い立たせるような策を生前から遺して今まで誰も中身を見なかったと?