中国ドラマ「策略ロマンス」作品概要
チャオ・シン&シュー・ジェンシーが初共演、ミステリーラブコメ史劇
自由闊達な才女・秋嫣は婚礼当日に花婿が急死し殉死を求められてしまう。政略結婚を受け入れたのに殉死なんで冗談じゃないと思い真相を解き明かそうとする。
冷徹な検校史・梁翊も調査に加わるが何かと邪魔され・・・
男性に頼らず自由な自立した生き方を求める秋嫣、また冷たい言動とは裏腹に女性を支える勇敢な梁翊。ドラマティックな展開で人間心理を巧みに描き愛憎入り乱れる四角関係も見どころ
中国ドラマ「策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~」全話あらすじ一覧
全34話で紹介します。
ネタバレ私感/策略ロマンス
20話・大いなる賭け
元閬は女将に必死に営業を行う秋瓔に、指示に従い手を貸してくれるなら苦境から助けてやると声をかけます。
梁翊が秋嫣を貸切った日二人は何を相談していたのかと聞くと半月後に永明侯府の屋敷に呼び出される秋嫣に同行し、途中に物乞いに扮した劈柴処の人にさらわれたように見せかけて梁翊に手引きされることを知ります。
秋嫣は仲間割れなどせず一致団結しなければ秋家は生き残れないと説得し指示通り動くよう念を押します。元閬は教坊司の馬車を待ち伏せし物乞いが現れたので姿を現すが助けていただき感謝しますと師小小が馬車から降りてきたので目を疑います。
騙された事に気付き急いで秋家に向かうと塀が壊され人が通り抜けられるようになっていました。
宋錦が気を引かせている間に秋家の女たちは樽の中に入って馬車で城外へ脱出し船に乗り込んでいました。
秦暄は秋嫣に文を書いて届けるよう命じるが秋家の女子が逃走をはかったが船が沈んで失敗したようだと聞かされます。
船の中には女の骸が一体あり他の骸は川に流されたために不明だと聞かされ確認しに行くと自分が贈った簪が刺さっていたので泣き崩れます。
信用できない元閬は自分だったら付近の村に潜伏するので捜索を命じるが見つからず、梁翊が紙銭を燃やしていると知り本当に水死したのかと戸惑います。
秦暄は梁翊のもとに押し掛けようとすると門前払いを受けるが薄情者じゃないためにこれは梁翊の策で秋家の女子は生きているんだと気付きます。すると置手紙を残して広済院から抜け出してきた秋珉がいたので匿い梁翊の策だと知って喜びます。
しかし、梁翊の策で脱出したが船が事故に遭ったのは本当で秋嫣は船に残っていたと聞かされ動揺します。
21話・一夜明けて
置手紙を残していなくなった秋珉を心配する秋嫣は自分は死んだことになっているので探しに行きます。運が悪い事に詐欺師に出くわしてしまい役人に追われて逃げ出すが偶然近くにいた梁翊に助けられます。
梁翊は妹を探すにしても勝手に城内に戻ってくるなと叱責するが総章衙門に包囲されていると宋錦に知らされ監視されていたかと思います。
秋嫣の逃亡を助けたなと元閬に責められる梁翊だが秋嫣は自分は冀州の歌姫・蘇意婉だと名乗ります。奉京府の佟氏は似ているが雰囲気が全然違うと判断すると元閬が総章衙門で歌でも披露してもらおうと言い出したので梁翊は側室に迎えるのだから勝手に連れて行くなと詰め寄ります。
秋珉は秦暄と一夜を過ごします。秦暄が秋嫣を守れなかったと泥酔し自分を秋嫣と勘違いしたので成りきってそのまま愛を得ます。
翌朝、秋珉はすぐに探し当てられたので劈柴処に出向くと無事だったのねと秋嫣に抱きしめられます。秦暄に秋嫣が死んだと思わせて一夜を過ごし愛を得たと白状すると秋家の冤罪が晴れたら嘘は露見しさらし者になってしまうと指摘されます。
引っ叩かれたので男のために妹をぶつのかと訴えるが「秦暄のためではない、広済院を抜け出して梁翊に迷惑をかけた、あなたが捕まれば教坊司から私たちを逃がすために助けてくれた恩人や家族も巻き添えになるんだ」と叱責されます。
「私は嘘をついたから話の辻褄を合わせて、断れば秋家の女子が先王くしていると暴露してやる」
梁府に元閬の使者から祝いの品が届き槿夫人からどうなっているんだと追及を受ける梁翊は蘇意婉を紹介します。広済院に戻れなくなった秋嫣は仕方なく側室のふりを始め、梁翊は陛下から祝福され恐縮します。
22話・寝室での攻防
寝室で梁翊と共に芝居を打つ秋嫣だが槿夫人に変わり侍女・松蘿が盗み聞きするのは納得できるがあからさますぎると不審に思います。
昼間もやたら茶盆を持って庭をうろついていたと告げると梁翊は元閬が送り込んだ間者は何年も沈黙していたが動き出したようだと言います。
雷雨の音で目を覚ます秋嫣は槿夫人から頂いた酒を飲もうとしたが孫を授かりたくてなにか入れたはずだと止められ梁翊が隠し持っていた酒を酌み交わし語り合います。
匿われる秋珉は昔から雷が怖くて眠れず、そばにいてくれる秦暄に想いを打ち明けるが秋嫣を忘れられない秦暄から心は渡せないと拒まれます。
梁翊はこのままほっとけばそのうち元閬は蘇意婉の素性を調べ上げ別人という証拠を突き出してくるはずなので秋嫣を本物の蘇意婉に仕立てるため琴の名手である師小小を招きます。
実は師小小は劈柴処の協力者であり秋嫣は再会を喜び教えを受けます。
師小小はもとは官吏の娘で一族が罪を負うと父親は斬首になり妹と共に教坊司送りました。梁翊が初めて会った時は笑みを浮かべ陽気な曲を弾いていたが妹が病死した日で涙を流していました。
梁翊が埋葬してあげてから協力者になったと知り秋嫣は自分の人生と似ていると思うが心に愛を抱くよう教えを受けるうちに彼女は梁翊が好きなのだと気付きます。
元閬は講談師を利用して秋嫣にそっくりな蘇意婉と梁翊の話を広め、梁翊は講談師の口を塞ぐわけにもいかないので敢えて側室を紹介するために宴を催します。