作品情報/キャスト
元SNH48初代センターのタン・ミンとウー・シーザーが共演した中国ラブコメ時代劇
母親の身分が低いために肩身の狭い思いをする瑞王府の三女・沈錦。辺境を守る鬼将軍こと永寧伯・楚修明に嫁ぐことになった二女・沈梓が嫌がるので母親の身分をあげるために代わりに嫁ぐ。輿入れの道中で敵の鷹族に襲われるトラブルに遭ったことから間者だと疑われるが誤解はすぐに溶け徐々に惹かれ合っていく。
全30話で紹介します
ネタバレ感想/将軍の花嫁
第27話・固い決意
劉啓は皇帝に脱獄を手伝ったのは楚修明に違いないと訴え永寧府に押し掛けます。
肉肉は必死に立ちふさがるが楚修明がいつの間にか戻っていたので驚きます。沈錦がいる場所に行きたいと願うが見張られているからいつも通り過ごしてほしいと言われ従うことにします。
都に留まる楚風明は「第八皇子の件について」という矢文が突き刺さり会いに行くと劉啓がやってきます。
第八皇子が即位を目前に屋敷を襲った火事で焼死したのは軍費を横領していた証拠を掴まれた今の皇帝による仕業だと劉啓に言われます。
「将軍は兵をまとめ乱を起こすだけで結構、朝廷はまとめるから問題ない」
真相を知るために同志に会わせてほしいと願い別れると沈錦のもとに行ったはずの楚修遠が盗み聞きしており間違いなく罠だと反対されます。
集落地にいる沈錦は楚修遠が衣などを届けてくれたが劉啓の口車に乗せられ楚修明が乱を起こすかもしれないと知らされます。
真相を知る方法は他にもあるし危険を冒さないでほしいと文を託します。
第28話・謀反の結果
劉啓たちは皇帝に謁見し楚修明に謀反の疑いありと告げます。司徒は鷹族と和睦を成立させ辺境で戦う将軍が謀反などありえないと訴えるが陛下は捕らえるよう命じます。
蕭粛から追手が来ると聞かされた楚修明は兵を動員し皇宮を包囲します。謀反に加担したかに見えたが敵を欺く芝居であり皇軍を率いる蕭粛と組んで土壇場で劉啓たちを捕らえます。
国庫や軍費を横領していたのは劉啓であり謀反の罪で一族斬首となります。
追われる身となった楚修明は楚修遠と集落地に向かいます。沈錦が不機嫌だったので無事に戻ったから案してくれと告げます。
16年前の火事の件についてずっと調べていたが陛下しか怪しいものがおらずお手上げ状態だと楚修遠に話します。今の皇帝は民から愛されている明君なので両親を殺された恨みと王座を民のために諦めてくれないかと聞きます。
楚修遠は皇帝の座など興味ないが息子として真相は知りたいと訴えると黙って聞いていた花おじさんがやってきて「安児なのか」と幼名で呼ばれます。
花じいさんは仮面を剥がすと楚修明は死んだはずの八皇子だったので驚きます。互いに死んだ者と思っていたのでまさかの再会に涙を流し抱き合います。
八皇子は届け物が爆発し目を覚ました時には顔に火傷を負っていて全員が焼死していました。顔の火傷は治らず皇太子にはふさわしくないと思い死んだことにして、真相を突き止めるために瑞王妃を通じて情報を届けていたのです。
八皇子妃に隠れているよう押し込められ生き残った安児は楚家に預けられ楚修遠となったのだと父に話します。
お尋ね者になっていると報告を受けた楚風明は沈錦を救出し謀反を企てたのは実は黒幕を暴くために陛下との取引だったのでなぜなのかと困惑します。
第29話・黒幕の正体
楚修明は八皇子に届けられ爆発した形の変わる金塊の入ったガラスの珠を調べるため司徒を訪ねます。
知らないと言うので16年前の火事の手掛かりが欲しいとお願いすると不思議なガラスの珠なら当時の宦官が知っているかもと言われます。
すぐに場所を突き止め侵入するが家職たちが倒れており宦官が箱に押し込められ連行されていました。助けようとすると爆発が起こり気付くと塀に囲まれていたので最初から待ち伏せしていたはずだと疑います。
沈錦は集落地に肉肉がやってきたので再会を喜ぶが懐妊している事を知り驚きます。嫁に出さずにずっと手元に置いていた自分の責任だと思う沈錦は蕭粛を呼ぶよう楚修遠にお願いし婚礼の準備を始めます。
直前になって妊娠してなかったと肉肉に言われた沈錦と呉若男はいいかげんにしてと笑います。蕭粛は半ば強引に着替えさせられるが婚礼を挙げ二人は愛を誓い幸せな笑みを浮かべます。
包囲を脱出し集落地に戻る楚修明だったが沈錦が罪を償うと置手紙を残し都へ行ったと知ります。
「一部の皇軍兵の姿が見当たらない、陛下は謀反の黒幕を捕らえつつ将軍の軍事権を奪うために死罪を命じたのでは?」
蕭粛に言われた楚修明は沈錦を救うために皇帝に会いに行くと告げると八皇子が同行を願いました。蕭粛の協力で謁見すると皇帝は八皇子を目にし驚くが陛下の手にガラスの珠が握られているのに気付いた楚修明は払いのけると爆発が起こります。
先ほど司徒から贈られた物だと知り楚修明は追いかけて包囲します。
第30話(最終話)・最後の約束
黒幕の司徒を捕らえるが屋敷を調べても沈錦が見つからず楚修明は焦ります。
沈錦は地下室に刻一刻と落ちてくる砂に埋もれながら必ず楚修明が助けてくれるはずだから大丈夫とお腹の子を励ましていました。
楚修明は牢獄されている司徒にどこに監禁したんだと訴えるが口を割ろうとしません。
別の部屋にいる瑞王妃と陳側妃に必ず沈錦は見つけると告げると「いい気味だ」と沈梓に言われたので「おまえたちを助けるために罪を償おうとして司徒に捕まったのに姉妹なのに悪辣すぎる」と叱咤します。
瑞王に時間を無駄にするなと言われ沈錦を捜しに行く楚修明は司徒府の者を全員集め居場所を吐けば功績と見なし命は取らないと訴えます。
全員が知らないようだったが宦官を連行した雲統領を思い出し居場所を吐かせると自害した後でした。
手がかりがなく司徒に土下座して頼むが挑発されるだけでした。しかし日の当たらない暗い部屋と聞いて前に沈錦が財宝を隠す部屋があるかもと言っていたことを思い出します。
仕掛けを捜しあっちこっち触っていると楚修明も沈錦がいる部屋に落ちてしまいます。二人は死を覚悟するが蕭粛によって助け出されます。
皇帝と八皇子は玉璽の譲り合いを始めます。
「兄上の息子を助けて楚家に預け本来なら兄上の仕事を16年間務めてきた。もう解放させてください」
八皇子は恩は返すが玉座はいらないと訴えると皇帝はそこへやってきた楚修遠に玉璽を渡し逃げるように出て行きます。
集落地に戻る八皇子は皇帝・楚修明と皇后・呉若男の評判がよかったので満足します。辺境に行く楚修明と沈錦を見送るため皆が集まるが沈錦が「生まれそう」と言い出しみんなであたふたします。