作品情報/将軍の花嫁
元SNH48初代センターのタン・ミンとウー・シーザーが共演した中国ラブコメ時代劇
見所
聡明で行動力のある瑞王府の三女・沈錦は母親の身分が低いため瑞王府で肩身の狭い思いをしていました。
辺境を守る鬼将軍こと永寧伯・楚修明と二女・沈梓との縁談が持ち上がり、沈錦は母親のために嫌がる姉に代わって鬼将軍に嫁ぐことを決心する。
輿入れの道中で敵の鷹族に襲われるトラブルに遭いながらも将軍府に辿り着くが、そんな沈錦を楚修明は都から来たスパイと疑っていた。険悪な仲だった二人だが徐々に惹かれあっていき・・
キャスト・相関図
(SPOエンタメ倶楽部 – Cinem@rt参照)
ネタバレ感想/将軍の花嫁
第1話・鬼将軍の花嫁
瑞王の三女・沈錦はお世話係の肉肉を連れて男装して街に繰り出します。賢くお転婆な沈錦だが母親・陳側妃が奴婢だったことで瑞王府の中では母娘とも虐げられていました。
ある日、二女・沈梓のもとに辺境を守る鬼将軍と恐れられる永寧伯・楚修明と妻になるよう勅命が届きます。
鬼将軍になんか嫁ぎたくないと沈梓は喚くと四女・沈静が「ほぼ同時に生まれたのだから沈錦でもいいはず」と訴えました。
瑞王妃は陛下の勅命であり拒めば斬首になるので堂々とした姿で嫁がねばと告げるが瑞王がいきなり沈錦を嫁がせると言い出したので驚きます。
沈錦は何も悪くない母・陳側妃が追い詰められているのを目にし沈梓に変わって自分が嫁ぐと説得します。
そして永寧伯の妻になれば母上も位が上がるので二度と屋敷の者に侮辱させるなと瑞王に言い放ちます。
沈錦は迎えに来た輿に肉肉とともに乗り込むと今まで鬼将軍に嫁いだ3人は短命だったと聞かされます。すると道中に敵である鷹族の一団に襲撃され輿に何本もの矢が突き刺さります。
楚修明の義弟・楚修遠が戦っている間に輿から逃げ出すと全身鎧に身にまとった者が現れ敵を蹴散らしました。
置き去りにされた沈錦は肉肉とともに馬の足跡を追い永寧府に到着します。「楚修明、出てこい」と正門を叩いても開かないので塀を乗り越えて中に入ります。
沈錦は本人とは知らずに正門はどこかと楚修明に聞き肉肉を迎えに行くと刺客と間違えられ捕らわれていました。
悪人面した軍人・豹子頭を目にし楚修明と勘違いして「妻の侍女を虐めるとは何事だ」と言い放つと跪かれます。肉肉の様子がおかしいので振り返ると「私が楚修明だ」と将軍が立っていました。
第2話・疑心暗鬼
将軍夫人として迎えられた沈錦は豹子頭に居室に案内されるが屋敷の隅っこでした。
楚修明の態度が冷たいので自分を嫌って遠ざけたのだろうと思うが母親を悲しませたくないので頑張らなくちゃと肉肉に伝えます。
間者だと疑われていることを知りこのままでは消されると思った沈錦は逃げ出そうとするが監視が厳しく身動きできませんでした。
退屈な生活に嫌気がさし仮死状態になる薬を口に放り込むと肉肉は慌てて毒薬を飲んだと楚修明に助けを求めに行きます。
楚修明と肉肉は沈錦が二人の男と屋敷を出て行く姿を目にします。楚修明は「鷹族の間者、朝廷の間者、二重密偵か」と疑い肉肉は何で毒薬を飲んだのに歩いているんだとつぶやきます。
楚修明はこっそり尾行すると彼女が間者ではないと知り鷹族の間者を始末するが沈錦は息をしていませんでした。
「私の誤解だった。すまない。母親のために嫁ぐとは心優しい娘だ。母上は必ず面倒を見て守る」
沈錦を抱きかかえて屋敷に戻り肉肉は泣き叫ぶと沈錦はいきなり息をして起き上がります。驚く楚修明だったが彼女が首からぶら下げる玉を目にし半ば強引に頂戴します。
沈錦は豹子頭に鍵をかけられ幽閉されるが今までの人生、何度も沈梓たちに嫌がらせを受けていた経験から簡単に解除します。
自由に屋敷を出入りできるよう要求した沈錦は軍馬に乗りたいと催促します。楚修明に街を案内してもらい楽しく自由な生活ができるようになります。
第3話・仮面夫婦
沈錦は楚修明が屋敷を出て行くのを目にし奪われた玉を奪還するため彼の部屋に侵入します。
すると副将軍で楚修明の義弟・楚修遠が鷹族の襲来だと駆け込んできました。将軍が不在では戦術が決定できず、もし不在がバレたら朝廷から罰せられると知ります。
沈錦は城内を守るよう楚修遠に告げ自ら屋敷を守るために鎧と仮面をつけて楚修明に成りすまします。
鷹族の一団がやってきたので沈錦は刀を抜くが重くて持ち上げることが出来ません。肉肉が屋敷の外で太鼓を鳴らしみんなで旗を掲げ援軍が駆け付け包囲したように見せかけます。
沈錦は「命が惜しければ刀を下せ」と言い放ってしまったことで偽物だとバレてしまうが間一髪のところで楚修明が戻り敵を一掃します。
沈錦の策が時間稼ぎとなった事で豹子頭たちから認められ忠誠を得られます。沈錦は鎧もお面も刀もすべて重かったんだと泣きはじめ楚修明は笑みを浮かべます。
皇帝は重臣の劉啓から「楚修明が不在なのは過失です。家臣では辺境警備の楚修明だけが指揮権をお持ちなので邪心がなければいいが・・」と言われます。
密偵を送り探らせるべきと進言されるが絵師に屋敷の様子を描かせればいいと告げます。
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