中国ドラマ「秀麗伝」
ルビー・リンとユアン・ホンの2大トップスターが共演、名君と呼ばれた光武帝と中国史上最高の賢后の呼び声高い光烈皇后の生涯を描いた中国宮廷ドラマ
こちらの作品は「ツタヤ ディスカス/TSUTAYA DISCAS」で全話鑑賞し、
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
ストーリー&キャスト
前漢が滅んで新が暴政を敷く時代。
後の光武帝となる劉秀は太学から帰郷し想い人である陰家の一人娘・陰麗華に縁談を申し込みに行くが陰家当主の陰識に断られる。
ある日、劉秀は兄の劉縯と共に新を打倒すべく挙兵を決意。陰麗華もまた、おぼろげに記憶のある劉秀に会いに男装をして決起に加勢。陰麗華と劉秀はそれぞれの想いを胸に国の再興を目指すが・・・。時代を動かすほどの強い絆で結ばれた2人の壮大な愛の物語。
ネタバレあらすじ/秀麗伝
第1話・忘れえぬ後ろ姿
西暦8年、王莽が帝位を奪って国号を「新」とし、新朝の成立により前漢は滅亡。王莽が復古主義に基づく改革を断行した結果、各地で反乱が起こり民は苦しみます。
新野の陰家荘、陰家の1人娘であり男勝りで活発な陰麗華は翼を装着し空を飛ぼうとして遊んでいたところ幼馴染みの鄧禹がやってきて止められます。
鄧禹に同行していた甥の鄧奉は麗華の作った翼に興味を示し代わりに装着して飛ぶと落下してしまいます。騒ぎを起こし兄・陰識に見付かってしまった麗華はこっぴどく叱られ、母親からも女らしくしなさいと着替えさせられます。
「鄧禹は若いのに太学の博士に任命され朝廷に入らず帰郷したのはあなたを娶るためよ」と言われた麗華は順番でいえば従姉・鄧嬋の番だと訴えます。
長安の太学で学ぶ麗華の学友・劉秀は帰郷する途中で賊に襲われる馬車を発見し、大司徒の令牌を使って彼に成りきり富家の娘・過珊彤を救います。
偽物だと気付いて追ってきたので縁があればまだ会おうと告げ馬車で逃がします。
待ち構えていると兄・劉縯が駆け付けてきてくれるが劉秀は「流浪の民だから見逃そう」と告げ帰らせます。
実家に戻った劉秀は義兄・鄧晨と共に陰家へ縁談を申し込みに行くが家長である陰識は麗華を鄧禹に嫁がせようとしていたので冷たい態度を取られてしまいます。
鄧禹が遊びに来て麗華を娶ると言われたので劉秀だけでなく鄧禹に想いを寄せる妹・伯姫も動揺します。
1#感想
第2話・狙われた娘たち
劉秀は陰家の当主・陰識に反対され鄧禹が麗華を娶るつもりだと知り縁談の申し入れは止めることにします。
麗華は鄧嬋を援護するため弟を使って玉佩を陰識に届けさせ舞を披露するよう勧めるが眼中に入らないようなので池に落とせば助けてくれるはずと思います。自分まで落ちてしまうが鄧嬋が陰識に介抱されたので満足して見守ります。
しかしすぐに陰識が出てきたので彼女の玉佩を渡し「なんで両想いなのに娶らないの」と訴えるが逆に鄧禹からの求婚を拒んだことをつつかれます。
口出しは無用と去ってしまい話を聞いていた鄧嬋は落ち込みます。麗華に嫁ぎたくないとはっきりと言われてしまった鄧禹は「正義感が強く英雄になるような男がタイプなのに平穏な暮らしを望んでるだけでは愛されませんよ」と鄧奉に言われ、初志を貫徹するため遊歴に出ることを決意します。
麗華は失意の底に沈む鄧嬋を誘って陰家へ向かうが賊に襲われてしまいます。陰識と鄧晨は復讐が目的かと思うが両家に怨敵などいないので金目当ての誘拐だと思い、劉縯の地盤なので手を借りようと思います。
麗華は心臓病の仮病を鄧嬋に演じさせ「自分は人質として残るから鄧嬋を帰らせてあげて、何かあれば鄧家は絶対に許さない」と訴え解放させます。
官兵が奴碑たちを辱めようとしていたので麗華は「見て見ぬフリをするなんてそれでも男なのか」と賊に訴えます。賊が官兵相手に剣を抜いて戦ったのでその隙に奴碑の丁柔と一緒に逃げ出します。
2#感想
第3話・思い出の兄さん
麗華と一緒に逃走し途中で別れた丁柔は追い詰められて湖に飛び込み馮異によって救出されます。
麗華は崖から落ちそうになったところを自分を拉致した馬武たちがいる賊に助けられます。金目当てでそのまま拘束されるが兄の劉縯と共に駆け付けた劉秀によって救出されます。
賊を全て捕らえるが生きるため仕方なく暴挙に出ただけだろうと思い解放すると馬武は昔、麗華と一緒に助けた事がある人物でした。
劉家の世話になり復活した麗華は迎えに来た陰識に連れ戻されるが帰り間際に劉秀から草の鳶を受け取り、うっすらと記憶に残っている文叔兄さんだと気付きます。
無事に帰還した鄧嬋が公孫家に嫁ぐと知り「諦めないで、会ったこともない人に嫁ぐ事ない。想いをぶつけるべき」と麗華は励まします。
鄧嬋は陰識を呼び出し「正室の座なんていらない、愛する人のそばにいたいだけ。他人に嫁ぐくらいなら死んだ方がまし」と訴えます。冷たい態度を取られるが自分の玉佩を身に付けていたのでどうして嘘を突き通すのかと泣きながら抱き締めます。
しかし妹としか思っていないと玉佩を返されたので叩き落としその場を去ります。公孫家に嫁いでいく鄧嬋を心配そうに見送る麗華は「どうして引き留めなかったんだ」と陰識を責めます。
3#感想
第4話・舞姫の悲哀
地皇3年、飢饉が生じると無数の民が故郷を捨てて流浪し緑林軍から分かれた新市軍が南陽に至り不穏な空気が漂っていました。
陰興や陰麗華は家長のいない陰家を懸命に守り賊が侵入したら捕らえられるように鄧奉の協力を得て仕掛けを作っていました。子供達ばかりだったので食べ物を与えて解放させてやり、兵法の研究を重ね動乱に備えます。
長安に滞在中の陰識は、厳尤の屋敷に招かれるとその場には大司徒の王尋と、馮異親子、丁柔も同席していました。
馮異は厳尤に頼んで丁柔を自由の身にしてもらい娶ろうと思っていたが舞を披露した彼女を王尋が気に入ってしまいます。父親の制止を振り切り将来を誓った仲だと馮異はうったえるが強引に奪われてしまい、陰識は不快感を抱きます。
馮異は刀を磨き立ち上がるが王尋は陛下の甥で絶大な権力を持っており「どうしても助けに行くと言うなら私を殺してから行け」と父親が立ち塞がります。
舞を披露するのを頑なに拒む丁柔だったが馮異が奏でる音色が耳に届き、聞かされていた物語を思い出し再会を夢見て生き抜いてやると覚悟を決めます。
4#感想
全50話あらすじ一覧/秀麗伝
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