作品情報とキャストの紹介
アメリカでは有名な都市伝説であり、
サイモン・ウエスト監督による2006年に制作された「ストレンジャー・コール」は1979年制作された「夕暮れにベルが鳴る」のリメイク 。
女子高生ジルは医師の豪邸でベビーシッターのアルバイトを始めます。警報が鳴り最初は間違いだと楽観視するがおかしな電話がかかってくるようになる。
だんだん恐怖を感じるようになったジルは警察に連絡すると逆探知をした結果、電話をかけている者は邸内にいると知らされる・・・
2階には子供二人が寝ていてメイドもいるはずだが・・・
ネタバレあらすじ/ストレンジャー・コール
人里離れた街。
匿名で通報があり警察が駆け付けると死体を見慣れている警察ですら目を瞑りたくなるような死体が発見される。
200キロ離れたコロラド州ファーンヒル。
ファーンヒル高校に通うジルは走りのタイムが伸びずにいました。恋人であるボビーとクラスメイトのティファニーがキスしているのを目撃してしまい気になるからです。
ボビーは一方的にティファニーがキスしてきたんだと説明するがジルはどうしても聞く耳が持てません。クラスでティファニーと顔を合わせ気まずくなる雰囲気にスカーレットは子供みたいだから止めてと言います。
アルバイト
ベビーシッターのアルバイトをしているジルは医師であるマンドラキスの豪邸を訪ねます。
妻であるケリーに邸内を案内してもらうとチェスターと名付けられた黒猫がおり3階には住み込みで雇われたメイドのローザが住んでいました。
体調がよくない母親の面倒を見てるため夜中に出ることが多く物音がしても気にしないでと言われます。
また近くのゲストハウスには大学生になるトッドがたまに使っていると知ります。
1人になったジルはリモコン1つで大抵のことは出来てしまうことに驚きます。
子供2人は訪れた時にはすでに寝ており起こすなと言われているので広い部屋でただただ留守番しているだけでした。
警報が作動して警備会社から電話があるがメイドのローザが間違えたのだろうと説明し連絡を受けて電話をかけてきたケリーにもそのように伝えます。
恐怖の電話
やたら電話が鳴ることで段々不気味に感じてきたジル。
また悪戯電話かと思い恐る恐る受話器を掴むと電話は切れティファニーが後ろに立っていました。
仲直りするために来たティファニーに、
どうやって入って来たのか聞くとガレージが開いていたと言うので慌てて閉めに行きます。
ティファニーが帰ったあとすぐに玄関のドアが激しく叩かれたので忘れ物かと思い鍵を開けると誰もいませんでした。
ティファニーの番号でかかってきた電話に出ると相手は男の声でした。
先ほどから15分ごとに悪戯電話があるので警察に電話するがそれだけでは動けないと言われてしまいます。
結末
「子供達の様子は見たのか?」と男の声で電話があります。行ってみると子供2人はぐっすり眠っていました。
誰かに見られていると思ったジルは、ゲストハウスに電話をかけマンドラキスが帰るまで一緒にいてほしいと留守電にふき込みます。
ゲストハウスには明かりがついており眺めていると、カーテンの後ろで影が横切ったのでドットがいると思い助けて貰おうと急いで向かいます。
しかし誰もおらずジルが入った瞬間に電話が鳴りまたもや無言でした。
3階の電気がついたのをゲストハウスから見て慌てて戻ります。
システムをしっかりセットしたところでまた電話があるが無言でした。電話をつなげたまま3階に恐る恐るゆっくりあがるが誰もいません。
私に何がしたいの!叫ぶジル。
「おまえの血吹雪を浴びたい」と言われ恐怖で電話を切ります。
警察から逆探知成功したが、その電話は家の中からかけられてるから今すぐに外へ出ろと言われます。
また警察の電話と同時にローザの死体を発見します。
逃げる途中、二階の子供部屋を除くと小さな箱の中に押し込まれていたのでドアを閉め窓から子供2人を逃しジル自らもそれに続く。
男の姿を捉えなんとか中庭に誘き寄せて周囲の部屋の鍵を全部閉めます。1つの部屋の窓が割られ中庭の池水が部屋の中まで流れてきます。
気付いた時には後ろに男性が立っており無我夢中で格闘していると警察がやってきました。
男性は近辺で数々起こっていた連続殺人事件の犯人であり、
助かったジルではあったが電話の音に敏感に反応するようになっており精神を病んでしまった。