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映画「盗聴者」ネタバレ/盗聴したテープを聴いて文字を起こすが政府関係の聞いてはいけない話を耳にする

 

作品情報キャストの紹介

保険会社の真面目なデュバルは仕事を抱えすぎて精神的な問題で失業するが仕事を依頼され引き受けると1人で盗聴された会話を聞いて文字お越しする仕事でした。

しかし何やら聞いてはいけない会話が・・・

政府関係の会話だと分かり身の危険を感じるようになる。

監督 = トマス・クライトフ◆デュバル(フランソワ・クリュゼ)◆クレマン(ドゥニ・ポダリデス)◆ジェルフォ(シモン・アブガリアン)◆セーラ(アルバ・ロルヴァケル
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ネタバレあらすじ/盗聴者

 

保険会社で働く真面目で几帳面なデュバルは仕事を誰よりも多く抱えていました。

ある日、資料を早朝までに頼むと言われすぐに取り掛かるが計上した引当金の明細書が揃わない上に誰も連絡が付きませんでした。

保管しているファイルを片っ端から出してきて調べるとファイリングが酷い者もいて「あんな整理の仕方では仕事にならない」と電話して怒ります。

独り徹夜して資料を完成させるがデュバルはそれだけでなく完璧に書類を整理し出社した人が驚きます。

デュバルは性格が災いしアルコール依存症と不眠症に悩まされ妻と離婚し失業してしまいます。

2年後、

1年間の断酒に成功するが不眠症は治らず、医者から運動すれば眠れると言われていたがデュバルに必要なのは仕事でした。

職業安定所で登録する際に直前の勤め先で照会できる人の名前を書いて欲しいと言われるが付き合いはすでにありませんでした。

同じ苦しみを持つ集会でデュバルは新人のサラに自己紹介してこいとアルベール神父に言われ電話番号を書いて渡します。

サラはお祈りは向いてないからと帰ろうとしたのでデュバルは謙虚に自分の弱さを認めて克服するために祈れば別に信者ではなくても通じると伝えます。

 

盗聴記録のテープ起こし

寝れないのでいつものようにジクソーパズルをしているとクレマンと名乗る男から電話があります。

「あなたのような方を探していました」と言われデュバルは会うことにしました。

面接で政治的立場は左か右か?と聞かれ、国を愛しているが無関心で投票に行きませんと答えました。

フランスの国益を守る監視組織の長クレマンは部下にはフランス国民としての自覚を強く求めました。

役割は保護すべき人や危険人物を監視することでありデュバルの仕事は盗聴記録のテープ起こしでした。

断ろうとするが、必要なのは経理と同じ正確さと厳密さであり責任感のある経験豊かな人が欲しいのだと言われ引き受ける事にしました。

情報が簡単に流出し制御不能になるためデジタルは信用できず紙とタイプライターを使うよう言われます。

 

勤務時間は9時から18時で帰る時には必ずカーテンを閉め遅刻も残業もしない事。

昼食時にも外出は禁止で早く終わっても18時にならないと帰ってはいけない。

室内の禁煙は厳禁、物音を立てず人を中に入れてはいけない。

携帯は自宅に置いてくること。

失敗した場合は必ずシュレッダーにかける事。

この仕事は秘密、誰にも話してはいけないが尋ねられたら素っ気なく答える事。

 

デュバルは誰もいない一室で盗聴されたテープを聴いてひたすらタイプライターで文字起こしします。

その夜、久しぶりに寝ていたデュバルはサラに電話で起こされます。

サラは知り合ったばかりの男を家に招き入れるが酒を飲んだ男が暴れて家をめちゃめちゃにされてしまいました。

デュバルは完璧に整理整頓します。説教しないのかと聞かれ、君が困っている時にそばにいるのが僕の役目だと言いました。

 

聞いてはいけない会話

仕事を淡々とこなす日々を送るデュバルだが、ある日から出勤すると「室内禁煙、人目につくな」とメモが毎日残されていました。

大臣….人質……テロリスト…

何やら政府関係の会話だと気付きながら仕事していると誰かが人に襲われました。

モーリタニアで誘拐された事件と何か関係しているのかと不安になるデュバルの前にジェルフォと名乗る男が現れました。

サラは病院の夜間ボランティアを始めました。

生活の枠組みを作り頑張るサラを見てデュバルは喜びます。

新聞でアルシャミク夫妻が遺体で発見されたニュースを見て嫌な予感がしたデュバルは手紙を書いてクレマンに渡して欲しいとジェルフォに頼みました。

内容を言わないと今すぐ手紙を開けると言われ「退職願だ」と答えました。

 

犯罪に加担

ジェルフォに後1週間すれば話を付けるからと言われたデュバルは食事の帰りアルシャミクの手帳を弁護士事務所の金庫から盗んで来いと言われます。

断ると「これは命令だ、お前は見張るだけでいい」と言われます。これ以上断ると危険だと察知したデュバルは仕方なく同行します。

清掃員に見付かってしまいジェルフォは首を絞めて殺害するがデュバルは咄嗟に足を抑えろと言われ手伝ってしまいました。

手帳には何も書いてなかったらしくジェルフォは今日のことを誰かに話したら命はないと言われます。

帰宅したデュバルは風呂に入ろうとするが電話がありクレマンに呼び出されます。

 

6番のカセットと原稿がないと言われ、ジェルフォがクレマンに見せるからと言って持って行ったと説明します。

「内容は弁護士事務所で手帳を見付けるとか……」

彼に最後に会ったのはいつだと聞かれデュバルは昨日16時にジェルフォは帰ったと伝えました。

クレマンの後を付いていくとジェルフォが椅子に縛られ拷問を受けていました。

話の内容からどうやらジェルフォは昔クレマンの部下だったが今は1人で活動しているようでした。ジェルフォは「資料を解読した、お前のやることはお見通しだ」と言い口が固くジェルフォと一緒にいた事も口にしませんでした。

クレマンから「命令するのは私だけだ、ジェルフォに操られるのは今日まで。また明日から出勤しろ」と言われます。

 

治安総局

デュバルは有り金を持って逃げようとすると2人の男に捕まり拉致されます。

目を覚ますと「誰に雇われて仕事しているのか?」と聞かれ弁護士事務所に侵入した時の写真を見せられます。

デュバルはクレマンに雇われ仕事をしていたと正直に話します。治安総局ラバルトから誰の盗聴をしていたのかと聞かれデュバルは「あなたです」と答えました。

禁固20年の刑を避けるには国家機密にするしかない。作戦部長としてデュバルの件を機密扱いにする権限があると説明され情報を求められます。

デュバルはクレマンの正体を突き止めるまで仕事に戻りすべて報告しろと言われます。

精神がボロボロの状態で家に辿り着くと集会に顔を出さないデュバルを心配してサラが待っていました。

ずっと孤独で辛かったデュバルはサラに一緒にいて欲しいとお願いしました。

 

結末/盗聴者

仕事を始めるデュバルだがテープを聞くと自分が取り調べを受けていました。

クレマンの部下が急に入ってきて手帳はどこだと殴られます。そのまま拉致され車の中で弁護士事務所に侵入し清掃員を殺害した写真を見せられます。

デュバルは後ろから運転手の首を絞め事故らせてから逃走します。通り掛かった人に助けられるがラバルトと一緒に家に帰ると家中荒らされサラが拉致されたと分かります。

知り合いのドグリュジーがクレマンに仕事を推したのだと気付いたデュバルは押し掛けクレマンの電話番号を聞き出します。

手帳と引き換えにサラを返せと連絡します。

サラを先に家に帰らせたデュバルは手帳を持っているラバルトの所へ連れて行きます。

 

話が非常にわかりづらくて少しイライラしますね。見るのやめようかと何度も頭をよぎりました。クレマンは自分の力で大統領を就任させようとしラバルトは事件を追ううちにデュバルにたどり着いたとゆう事でしょうか。

クレマンは組織の大物であり大統領就任後に人質は解放するから問題ないとラバルトに告げます。

そして大統領就任後、もっと上の身分となって大統領を補佐するよう言われたラバルトは話を受け入れます。

デュバルはこのままでは仕事から解放されないと思いラバルトが身に付けていた無線機で攻撃命令を叫びます。

クレマン率いる組織は一気に狙撃され全員死亡しました。

ラバルトは「勝手に命令された」と報告は出来ないので相手が撃ってきた事にしてデュバルを報告書用の証言者にしました。

解放されたデュバルはボランティア活動するサラに会いに行きました。

 

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