作品情報/運命の桃花 宸汐縁
「レッドクリフ」で孫権を演じたチャン・チェンと中国若手4大女優の1人ニー・ニーの共演、一途な愛を貫く大ヒットラブ史劇。
第4回金骨朶網絡影視盛典で「今年の優秀作品賞」を受賞し2020年愛奇芸尖叫之夜では最優秀ドラマ男優賞、最優秀ドラマ女優賞を受賞した作品。
夸父山桃林で父親の医仙・楽伯から桃林の外に出ないようにと言われて育った無邪気な丹鳥族の少女・霊汐は天界を魔君から救った戦神・九宸の武勇伝を読んでは胸をときめかせていました。桃林を抜け出して天宮へ行った彼女は天兵に追われ不思議な場所に迷い込むと偶然にも5万年前に天界を救い長い眠りについていた九宸を目覚めさせることに・・・。九宸に仕える侍女として天宮に住むことになった霊汐だったが彼女には封印された魔君を呼び覚ます魔の力が宿っていたのだった。
ネタバレあらすじ
第55話/砕かれた命珠
翎月は目覚めると霊汐が生きていてずっと看病していたのだと石ばあやから知らされ喜びます。
仲昊から救ったのは景休ではないため目覚めたと知れば殺しに来るから伏せとくよう告げるが計ったように景休がやってきました。
覚悟を決めた翎月は霊汐に会えないことが心残りであり傷付けたら許さないと告げると「公主のことは一層大切に扱う、国主が逝けば敵討ちは果たせる」と景休は言いました。
翎月は命珠を取り出し景休に渡すが薬を持って霊汐が訪ねてきました。
霊汐は目覚めていることに驚き母親と涙の再会を果たすが青瑶を呼びに行っている間に翎月は命を落としてしまいます。
山霊界では国主の葬儀が厳かに取り行われるが宝青公主は止めれなかった事がショックで閉じこもってしまいます。
山霊界に戻った霊汐は突然の事でショックを受け亡骸がら離れようとせず巫医は信用できないので青瑶を呼びいくよう花煙に命じます。
「最後に会ったときは元気だったのに・・・、毒を盛られたか何かの陰謀にちがいない」
連絡を受け駆け付けた九宸は落ち込む霊汐を抱き締め休ませます。
青瑶から霊気が尽きたため亡くなったのだろうと言われるが国主に付き添っていた老女も亡くなっているので景休を疑い白状しろと言い放ちます。
戦神の千住を使って周囲の者を全員吹き飛ばし「必ず証拠は見付ける、殺されぬよう神妙にしておけ」と言い放ち去ります。
その頃、目を覚ました霊汐は九宸が景休を訪ねたと知り同じように景休を疑っているのだと気付きます。
葬儀を終え九宸は落ち込む霊汐を連れて帰ろうとするが国主が決まらず山霊界が揺れている時に帰れないと霊汐は言います。
第56話/新しい国主
次の国王に景休を推す部族がほとんどだったが天宮で議論となっていること、そしてこのままだと霊汐が去るのも時間の問題であるため景休は霊汐が国主になるべきだと思います。
国主の娘で鳳凰族であり上神でもあるので後継ぎに最も相応しいと景休に言われた霊汐は翎月への孝行として山霊界を落ち着かせるべきだと考え引き受けました。
景休は天宮を訪ね新しい国主は霊汐だと天君に報告すると国主は異族と結婚できない掟があるため九宸は何故自分に任せなかったのだと怒ります。
真相を突き止め信頼できる者が現われたらすぐに国主の座を渡すと霊汐は釈明すると九宸は真相を突き止められない場合はすぐに兵を率いて山霊界に攻め込むと伝えます。
宝青公主は霊汐が国主になると知り「翎月の件がバレたら必ず仕返しに遭い殺される」と訴えるが景休は説得に応じません。
愛しているのは自分だけであり霊汐は九宸を愛しているから無駄だと訴えると兄妹のようにしか思えないと言われ「こうなったら霊汐にすべて暴露してやる」と言い放つと閉じ込められてしまいます。
即位の式典を終え正式に霊汐が国主となると宝青は頭にきて脱走します。
霊汐は出席してくれた青瑶と話していると「翎月の件で話がある、2人で話がしたい」と宝青が訪ねてきました。青瑶に外してもらうといきなり襲われるが上神になった霊汐の敵ではなくあっさり交わします。しかしそれと同時に景休が駆け付けた事で宝青は成敗され、その後、侍女が翎月を殺したのは宝青だと証言しました。
霊汐はどうせ景休に頼まれての偽りだろうと流します。
山霊界での報告を受けた九宸は証言した侍女の安否を確かめるよう天兵に命じると黒蚩から始末されるところをギリギリのところで救います。
九宸から景休に脅されて証言したようだと告げられた霊汐は姿が見えない花煙は殺されたのだろうと嘆き景休を呼びます。
証言者が現われそれを確かめる者が全員亡くなっているため景休は追い詰められます。
第57話/魔君の再来
問い詰められた景休は一族が垣渡によって滅ぼされたのに翎月を支えてきたが赤子の霊汐を救えなかった件で叛意を疑われ無実の罪で幽閉されたのだと言います。
巫医に薬を変えさせたのは長く眠らせるためで殺すつもりはなかったと釈明するが話しにならず霊汐は呆れます。
九宸は罪を認めた以上、神妙にお縄に付けと伝えるが翎月と花煙を殺した事を認めた景休は逃走します。
魔道に落ちた元瞳は景休を探し出し「霊汐と九宸が結ばれるなか地の果てを彷徨い続けるのか」とそそのかし新しい魔君になるよう告げます。
魔種を受け魔君になったところで1人では天宮には勝てないと景休は話を長そうとしたが元瞳が縛霊淵へ自ら飛び込み幽冥門を開けると言います。
無数の魔を従える事が出来れば修練に励み天宮を潰せると景休は落ちてしまい魔種を受け取ります。
霊汐は新しい国師・昶亭に国政を任せれば大丈夫だと朝議を休んでばかりいたが異変に気付いて縛霊淵へ向かい魔気は封じます。
目を開けるとそこには同じく異変を感じて駆け付けた天尊がいて浴びてしまった魔気を浄化してくれました。
そこに九宸が現われ霊汐が国主を譲った後に結婚する事を報告し許しを得ます。
「霊汐は大雑把な性格で聡明で美女でもないが心が美しく縁があるのです」
褒められているのか馬鹿にされているのか分からずふて腐れる霊汐だが2人になるとあらためてプロポーズされキスを交わすが司命や十三に見られて恥ずかしい思いをします。