与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ。
こちらは「TSUTAYA DISCAS」様で全話鑑賞!!
見所と見解!あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
見所チェック
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
- 傀儡の王・斉焱は先帝と師匠から皇室の命運を託され孤独な戦いが続く
- 珖王に皇帝の座を継承するという先帝の遺詔の存在
- 皇帝の執剣人になった程若魚は幼い頃の記憶がなく紫衣局の程兮に育てられる
- 権力を握る宦官・仇子梁の養女である仇煙織の過去
- 敵対する程若魚と仇煙織は実は生き別れた姉妹
- 世俗から離れる斉焱の叔父・斉宸の真意はいかに!
- 第三の人物は誰だ?
キャスト チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚/王若泠(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸/珖王(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織/王若清(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
程兮(シー・シュエ)
紫衣局の尚宮で程若魚を執剣人として斉焱の護衛をさせるがそれには目的が・・・
ネタバレ鑑賞感想
1話・朝露の変
泰安9年、宦官の仇子梁は実権奪回を狙って宰相の王揚を追い詰め射抜くと亡骸を見せしめとして腰斬に処します。大興王朝の文宗・斉昂が崩御すると弟の斉焱(儀王)が擁立されるなか、斉焱の叔父にあたる斉宸(珖王)は悲しみながら宰相府の生き残りを捜します。
斉焱は即位式を行い正式に大興王朝の若き皇帝となるが権力は仇子梁が握り傀儡の王を余儀なくされます。
8年後、程若魚は獲物と勘違いされ矢を放たれるが禁軍を動かし夜半の狐狩りを好む皇帝だと見抜き挨拶します。いきなり殺せと命じていたために慌てて刺客ではないと紫衣局の令牌を見せると、うせろと言われ斉焱は去っていくが、どこかで見たような顔だと首をかしげます。
翌日、紫衣局の尚宮・程兮と共に拝謁する程若魚は正式に23代目の執剣人に抜擢されると清光剣を賜ります。仇煙織から祝福の言葉をかけられると前に馬車に乗せてくれた女性だと気付き天工傘を手にしていたので将棋営の掌棋人なんだと把握します。
斉焱は先帝が崩御したときに前任の執剣人に仕えろと誘ったが「仁君ならば剣は善となり暴君なら剣は悪となる、従えない」と断られていました。宦官の顔色をうかがい兄を殺して即位したと罵られる自分はどんな執剣人を得られるのかとお付きの宦官・程懐智に話します。
皇帝の護衛官として宮中入りした程若魚は将棋営が陛下に謁見してだいぶ経つ、はやく行けと程懐智に叱責されます。斉焱は仇煙織に逍遙外物丹を差し出され仇子梁に従順なのにここまでするのかと訴えると二心がないのなら紫衣局を潰したらどうかと言われます。
紫衣局は女帝が創設し100年来過失もないから潰すことはしないと告げます。こっそり覗いていた程若魚は斉焱を助けるために顔に泥を付けて火事を見事に消したから褒美をくださいと押し入ります。そして喉が渇いたと逍遙外物丹が入ったお茶を飲み干すフリして程兮に報告するが、機転は利くが物事の一面しか見ていないと斉焱に忠告されます
2話・執剣人と掌棋人
逍遙外物丹を飲むとしばらく武術はできないために程兮は仇子梁を欺くため、それとなく見せるために程若魚に薬を飲ませます。一か八か戦うのも手だと程兮に進言されていた斉焱だったが耐えることを選び考えておくと程懐智に伝えさせます。
追手に弓を放たれる夢を見て目覚める程若魚は程兮に飲まされた薬のせいかと思います。斉焱から狩りに同行するよう命じられた程若魚は喜んで向かうが仇煙織から無理するなと言われます。
陛下を守る力ぐらいあると訴えると内力を失った執剣人がどうやって狩りをするんだと言われます。斉焱の身を守るには仇煙織を追放するべきだと考え狩りで得た獣の数で勝負し負けたら従うが勝ったら将棋営に戻って陛下の前に現れないでと賭けを申し込みます。
斉焱は執剣人と掌棋人の賭け事を承諾します。程若魚は至る所に仕掛けを作り獲物を捕らえると仇煙織が将棋営の兵にやらせていたのでズルいと訴えます。同じようにすればと言われるが紫衣局を連れてきていないので困惑すると「罠は悪くないが弓を使え」と斉焱に言われます。
弓を構えると斉焱に背後から支えられドキドキしてしまいます。狐を見事に捕らえ程若魚は思わず俯いてしまうと狩りは狐で勝負するべき斉焱は言い仇煙織も従います。しかしそれでも知恵を働かせる仇煙織が獲物を商人と交換して入手していたために負けてしまいます。
程若魚は紫衣局を去れと要求されると思っていたが刺繍をするよう言われ出来ない事は部下を使えばいいとお願いします。斉焱はいったい何のつもりなんだと仇煙織に訴えると「明君を補佐し興を繁栄させたいだけ」と言われ思惑が見えず困惑します。
斉焱は郭氏(太皇太后)を訪ねると聡明で武芸も達者なのに何で能力を政に使わないのだと責められます。宦官が実権を握り汚職がはびこり人口も減る一方ではないかと責められるが誰が敵かも分からず迂闊に口にはできないと思いひたすら黙って聞きます。
程若魚は刺繍を渡すと人にやらせたなとあっさり見破られ返されます。すると斉焱がまたも狩りに出るので慌てて同行し朝議にでないよう仇煙織に強いられているのかと聞きます。
朕の馬に乗れと言われ戸惑いながら移ると、政も狩りも同じ、すぐ獲物を仕留めれば瞬く間に終わるが獲物が現れないなら待つしかないと言われます。己が獲物ならどうすると問われ時が来るまで身を隠し疲弊したころに反撃すると答えると矢が飛んできたので庇うが陛下に馬乗りになってしまいます。
3話・相次ぐ襲撃
街に出かけた斉焱たちだったが蔡氏酒店にいきなり刺客が現れます。程若魚は咄嗟に剣を握り陛下を守ろうとするが程兮の薬を飲んでいたせいで戦えず仇煙織は天工傘に仕込んである暗器を刺客に放ちます。
外で待機していた将棋営の左士・厳修が逃げた刺客を追い、程若魚と仇煙織は「陛下、お怪我は?」と声をそろえ互いに疑います。
程若魚は刺客に襲われたことを程兮に報告し、これでは戦えないからと解毒剤を頂戴します。仇煙織は程兮は斉焱の信頼を得るために姪を執剣人にし絆を深めるべく紫衣局に襲撃させたはずと厳修に言われるが推理じゃなく証拠が欲しいと告げます。
紫衣局ではないと推理する仇煙織は黒幕が大事を成すために挑発しているとしか思えないでいました。
仇子梁の誕生日に紫衣局の若き女子の剣舞を見たいと要求された程若魚は天子の侍衛だから剣舞を見たいなら妓女を呼べと太官に言い放ちます。先代の執剣人は披露したと言われたので皇帝の誕生日祝いと宦官を一緒にするなと言い放つが斉焱に指示された程懐智に説教されます。
あんたの仕業かと仇煙織に訴えると仇子梁の手の者なんだから発言は全て耳に入る、あなたが良くても陛下はどう思うかと問われ狩りでの話を思い出し待つべきだったと反省します。
程若魚は程兮に報告するが、剣舞を行うぐらいなら仇子梁を暗殺するべきではと進言すると命を粗末にするために育てたんじゃないと叱責されます。
なんで紫衣局で仇子梁の誕生祝をしなければいけないのかと不満を抱きあがら程若魚は剣舞を披露します。
斉焱のために舞うがいきなり関嫵が仇子梁の暗殺を試みたので咄嗟に剣を掴んで阻止するが陛下に罪を着せ気を失ってしまいます。発言も行動も信じられずにいると仇子梁が尋問を掌棋人に命じたので自分も同行すると斉焱に願い出ます。
関嫵は利益で買収されるような人ではなく昨夜、父親を弔っていたので程若魚は何か関係があるのではないかと思います。すると弔っていた場所から朝露の変で犠牲になった鄭禄の位牌が発見され父親の敵を討ちたかったのだと分かります。
「濡れ衣を着せられ一族は皆殺しに遭った、逆賊ではない。無実なのを知っているだろう!」
斉焱が釈放を命じたので程若魚は安堵するが拘束を解くと関嫵が自害したので嘆きます。仇煙織は失敗するのを分かってて今頃決行したこと、そして朝露の変からどうやって逃れたのか、すべて知るまでは納得できないと口にし程若魚も同感します。
程若魚は鄭禄が無実なのを知っているはずと程兮に訴えると、朝露の変で先帝の忠臣だった鄭禄は仇子梁の暗殺に失敗して返り討ちに遭い当時仇子梁の養子だった斉焱が鄭家を取り潰したと聞かされます。
そういえば斉焱の叔父にあたる斉宸(珖王)が出てこないね。関嫵を動かしたのは彼かも!!
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