与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
25話・郡主の奪還
程若魚は程兮ならもっとも危険な場所に敢えて弥紗を隠しているはずと疑います。斉焱と共に紫衣局に潜入すると玉娘にいきなり剣を突き付けられるが覆面を外して顔を見せ弥紗がいるはずだと訊ねます。
引き返せなくなる前に程兮を改心させたいのだと訴えると、弥紗はいないぞと夏紫苑に話しかけられたので驚きます。すると剣を交える音がしたので急いで駆け付け陛下だと程兮に訴えると覆面を取った斉焱を見ても程兮は跪きませんでした。
程懐智は妹が陛下に暴言を吐いたので九族皆殺しの罪だと叱責し跪きます。斉焱は王に据えたい人物は誰なんだと訴えると程兮は自分は景帝・斉琥の末裔だと明かします。程若魚は自分は誰なんだと訴えると姪ではなく孤児だと知らされます。
斉焱は真の善意ではないだろうと訴えると程兮は美人計の餌として使えると思い引き取ったのだと言います。程若魚は陛下を殺そうとする程兮に剣術で勝り剣を突き付けると、斉焱は程兮が本気で程若魚を刺す気だと察し蹴り飛ばします。
程兮は仇子梁のもとへ逃げ、程若魚は斉焱の傷を再発させてしまったので謝罪すると執剣人としての務めを果たしていないから朕のそばにいてはならんと言われます。
程兮とはどちらかが死ぬまで争う・李則寧を娶る・そなたを信じぬ、それでもいいなら仕えろと言われ程若魚は戸惑いながらも受け入れます。夏紫苑に別れを告げられどこへいくのか訊ねると仇子梁と皇帝を討つのは無理だけど王林なら殺せると言われます。
「一人で行くのは復讐じゃなくて自死、私の敵でもあるから一緒に行く」と訴えるが、良い人だけど斉焱の味方でいる限り敵だからついてくるなと言われてしまいます。
李則寧に邪魔者扱いされたついでに程若魚は夏紫苑が心配であるために王家に向かいます。李則寧から「私を選んでまだ後悔しているのですか」と聞かれる斉焱は「選んでおらぬ、そなたの演じる芝居を見物しているだけだ」と告げます。
白馬の如風を手放さないのは李則寧に情があるからではなく主に忠実で裏切らないから、弱みに付け込み脅すこともないからだと告げます。
王家に向かう程若魚は仇子梁がやってきたので驚き様子を伺うと多くの女性が捕らわれていると知ります。夏紫苑を発見し声をかけると弥紗は王林の隠し部屋に監禁されていると知らされ宴中の王林から鍵を抜き取ります。
26話・苦渋の決断
程若魚と夏紫苑が弥紗を連れ出すと王林の配下たちに気付かれます。自分が食い止めると告げるが王林に復讐したい夏紫苑から「弥紗の替え玉となる。いつか朝露の変の英霊たちの名誉を取り戻して」と言われます。
目に涙を浮かべ頷く程若魚は弥紗を負ぶってその場を去ると見知らぬ女性に手引きを受けます。酔っ払う王林は鍵がない事に気付き隠し部屋に行くが弥紗がいたので安堵し我慢できずに太腿に手を伸ばします。
替え玉の夏紫苑は一気に襲いかかるなか、王林の屋敷を出る程若魚の前に程兮が立ちはだかり弥紗を王林の屋敷に置いたのは仇煙織の力を借りて救い出すと読んでいたからだと言われます。
程若魚を救出しようと女を送り込んでいた仇煙織だったが程兮に読まれていたんだと気付くと女は信用できる人材だと厳修に言われ、いなかった事にするためすぐに引き返します。
王林が焼け死んだと報告を受けた仇子梁はあれだけ弥紗を監視しろと言ったのにと呆れます。王林の後釜に江定が石渊を推挙し仇子梁が承諾したと知る仇煙織は程兮が関与しているはずだと考えます。
勝手に持ち場を離れていた程若魚は斉焱の前で跪き、弥紗を救出しようとしたが程兮に奪われてしまったと謝罪します。そんなに皇位がほしければくれてやるから問題ないと言われ程若魚は落ち込みながら部屋に戻ると協力して程兮を倒す気はあるかと侵入していた仇煙織に聞かれます。
「程兮は斉家の子孫であるが両親は誰なのか?どうやって宮中に入ったのか?麗蓉なら知っているはず、聞き出したら告発して」と言われ迷います。
斉焱は程若魚が発作を起こして気をうしなったので程懐智を呼びます。程兮が8年前に珖王に救われた程若魚を見て自分の姪だと主張し連れて帰ってきたと言われます。今考えれば妙だと言われ珖王を呼ぶと命だと言われ疑いもせずに程兮に渡したと謝罪されます。
鎮呉と盧従を偵察させていた韓定に、程若魚の出自、そして珖王と程兮の近年のやり取りを調べるよう託します。
仇煙織は江定の息子を捕らえて脅すと程兮の交換条件は大将軍の座だと知り、こちらも大将軍の座を約束すると告げ引き込みます。
仇煙織の協力を得て侵入する程若魚は堂々と程兮に剣を突き付け弥紗はどこだと剣を交えます。しかしそれは陽動作戦であり厳修が弥紗を負ぶって斉焱のもとに送り届けていました。
27話・骨を砕く刑
斉焱は訪ねてきた仇煙織から良い知らせと悪い知らせがあると言われ良い知らせを先に要求します。救出された弥紗を目にし笑みを浮かべるが身を犠牲して程若魚が救ったのだと察します。
仇子梁に尋問を受ける程兮は躾を誤っただけだと謝罪すると代わりに大人しい頃の姪に戻してやると言われ困惑します。仇子梁は二度と武術が出来ない砕骨刑を下すと陛下が来たと報告を受け、斉焱の前で姪を殺せば信じてやると程兮に告げます。
斉焱は刑を執行する右士を蹴飛ばし程若魚を抱き抱えると、楚国公府に侵入し紫衣局の3人を殺したと程兮が立ち塞がります。当然3人を殺してはいない程若魚だが身籠っていると告げ、女が死罪を犯せば処刑だが身籠っていれば処刑は産後100日目に行われる法があるはずだと訴えます。
「育ててくれた恩があるために程兮には黙っていたがまさか私を死地へ送る気だったとは。私が皇子を産んだらその子を王座に就けるとまで約束していたのに翻して仇子梁に鞍王と弥紗を渡した」
程兮の目的は弥紗と引き換えに8万の鎮呉兵を得て皇太弟の冊封式で仇子梁を殺すつもりだったのだと訴えます。その場で陛下も殺し右相を王座に据えようとしたがその気がないので自分が女帝になろうとしたのだと訴えます。
程若魚は程兮がとぼけるので、鞍王が病になった理由、鎮呉軍の行き先、冊封式典を催す丹鳳楼の石段に仕掛けがないか、3つを調べればわかると仇子梁に告げます。
丹鳳楼の仕掛けが判明すると程兮は身籠っていないと訴え程若魚は診察を受けることになります。仇煙織が買収した太医はたやすかったが沈太医を買収するのは不可能であるために程若魚は厳修から懐妊の脈を教わっていたために何とか誤魔化すが日にちにズレが生じます。
触診が行われるところまで仇煙織は読んでいたが・・・・